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当地のお天気

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音楽

2011年12月 8日 (木)

夢みるビートルズ




若い時から当たり前にネットを使っている人にはわからない感覚かもしれないけど、
私みたいにン十年も生きているヒトにとっては、
ネットは時にタイムマシン、はたまた素晴らしい宝箱、となることが時々ある。
まさか無いだろうなあと思いつつ検索をかけると、
打ち終わらないうちにちゃんと出てきたりね。
先日実にそんな気分を味わいました。
ググったのは「夢みるビートルズ」
1964年、日本でまさにビートルズがブレイクし始めた年のヒット曲。
1964年といえば東京オリンピックの年ですよ。(と言うとどんなに昔のことか自覚できる感じ)

この曲、確か10年近く前にも検索したと思うけど、
その時には殆どひっかからなかった。
ところが今回はyoutubeにもバッチリだし、CDもあり、DLも出来る。
CDを調べたら発売は去年になっているから、
最近になって再評価というか、聞きたいという希望が熟したということかな。





歌っているのはドナ・リン、
当時14歳ということだから同世代ね・・
何十年ぶりに聞く「夢みるビートルズ」本当になつかしいheart04
思えばその年、ビートルズ好きの従兄にレコードを聞かせてもらって
いっぺんにビートルズファンになってしまった。
まさに「夢みるビートルズ」そのもの。
同じ年にヒットした「夢みるデイト」も好きだったので
さっそくCDを入手したのだが、改めて聞くとドナ・リンちゃん、
歌唱力バツグンで、表現もとても14歳とは思えないうまさなのよね。
これまた懐かしい「NAVY BLUE」とか「MY BONNIE」などのカバーなどもあり、
初めて聞く曲も全部楽しくて聞き飽きず、車の中で繰り返し聞いている。
いかにも60年代!のアレンジがまた良くてね・・・
中でも「TRUE BLUE」はぐっとくるようなバラードで秀逸note
彼女、あれ以来ヒットもなかったようだけど今はどうしているのかな。


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ところで当時聞いていた音楽番組が「9500万人のポピュラーリクエスト」という番組。
これも検索をかけたら出てきました。
それによると1964年10月29日、「夢みるビートルズ」は17位、11月19日には4位まで上昇。
他にも1位から21位まで、もう~なつかしい曲ばかり。
ビートルズの「恋するふたり」を1位に、「ほほにかかる涙」「夢みる想い」などのカンツォーネ、「ブーべの恋人」などの映画音楽、
「ビコーズ」「テル・ミー」「朝日のあたる家」「愛なき世界」などのリバプールサウンズ、
「リトル・ホンダ」もがんばってますね。
これを見ていたら、当時住んでいた広い家の座敷、
晩秋のその部屋のひやりとした冷たさまで甦ってきた。
うん、あの頃は両親がポピュラー音楽なんてくだらないと思っていて、
おおっぴらに聞ける環境ではなかったんです。
寒い部屋で胸躍らせてラジオに聞入っていた少女のワタシ、
我ながらいじらしいなあ・・・(笑)




ビートルズといえば今日は12月8日、レノン忌。
ジョンが亡くなってからでさえ、もう31年ですか。
でもあの時代を共有できたのは幸せなことだった。
ビートルズはすでにクラシック。
あれほどに世界を変えてしまうような音楽が
再び現れることはあるんでしょうかしらね・・?






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2011年9月18日 (日)

「吟遊ピアノと写真俳句」のお知らせ





Ginyupianomoji2_2   


2011年11月8日(火)
カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」(カワイ表参道2F) 
東京メトロ表参道駅 A1出口すぐそば
TEL.03-3409-2511

18:30 開場  19:00開演
チケット前売り3500円  当日4000円

毎回イマジネーション豊かなオリジナル曲で
素晴らしい演奏を楽しませて下さる
さいとうけいこさんの「吟遊コンサート」
今回は「MEDUSA」(メデューサ)をテーマに
私の写真俳句とコラボレーションさせていただくことになりました。
MEDUSAはギリシャ神話の悲劇の王女、そしてクラゲという意味も。
さいとうけいこさんがMEDUSAの美、
あるいは毒をどのように表現して下さるのか、
とても楽しみです。
併せて私の写真俳句も楽しんで下されば嬉しいです。
詳しくはさいとうけいこさんのサイトでどうぞ。

http://maniakku.cocolog-nifty.com/tara/2011/09/post-49a4.html

Ginyupiano_2 

【チケットのご予約、お問い合わせ】

カワイ表参道 03-3409-2511
カワイふじみのショップ 049-262-7778
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650



◆雪うさぎに直接お申し込み下さる方は

wendy1989@infoseek.jp  

までお願いいたします。
折り返しチケットをお送りさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m


Pianosuzusi

2011年8月 5日 (金)

熱中スタジアム「みんなのうた」その後



忙しくて書くヒマがなかった間に、
収録に参加した「熱中スタジアム・みんなのうた」が2週に渡って放映されました。
収録は長かったけれど、各45分によくまとめられていて感心。
ゲストの道原さんと畑さんの一時は一触即発!?のバトルもソフトに描かれていて、
まあ畑さんのカゲキな発言をもっと聞きたかったような気もしたけど、
とっても楽しい番組に仕上がっていて嬉しかったです。


マニアの皆さんのNHKにも残っていない貴重な音源とか楽譜とか、
「大きな古時計」の再現模型とか、ただもう感心するばかり。
第2夜の「なまものおじさん」は圧巻でしたね~
私的には感動しつつあれが一番のホラーだったけど。(笑)
(でも後でネットであの歌を作詞した方のブログを読んで
何だそうだったのかと納得しました)
ともかく皆さんの情熱には脱帽、本当に感動的でした。
皆さん、お疲れさまでした。m(_ _)m

Minnauta3sf


ところでみんなのうた50周年ということで、
何か記念のメディアが出ているのかなと思って検索してみたら、
やはりCDが出ている。
でも45周年の時にも出ているのよね。
もちろんそれ以前にも色々・・・廃盤になったものも多い。
諸般の事情で同じ歌でも放送された音源と違うアレンジや、
歌手が別人、というものも。
ファンとしてはそれは絶対許せないことで、
どうせだったら放送された通りの歌を聴きたいけれど、
それを把握するのはけっこう大変みたい。
メジャーな曲はいくつものCDに重複しているし。



そして「みんなのうた」といえばやはり映像。
NHKエンタープライズから「みんなのうたDVD-BOX全12枚セット」が出ていますね。
2002年までの曲の中から168曲をチョイス。
初期の名曲がわりと網羅されていて、「誰も知らない」「ブンブンポルカ」
「調子をそろえてクリッククリッククリック」「クラリネットをこわしちゃった」
「ゆりかごのうた」「小さい秋みつけた」「こねこの病気」etc.
(「こねこの病気」は当時3歳くらいだった妹が「こねこがかわいそう~」と大泣き
したという思い出があります)


もうひとつ好きな80年代では「コンピューターおばあちゃん」
「泣いていた女の子」の他にも、「サラマンドラ」「アスタ・ルエゴ」
「早春賦」「パパとあるこう」などが入っているのにはすごく惹かれるけど。

お値段40,320円也。
買います?(;^_^A

(amazonでは32,762円で出てますが)



やっぱり一番聞きたい曲が入ってないんですよね。
収録の前のアンケートの質問の流れに従うと何故か一番好きな歌が書けなかった。
これだけたくさん歌があれば、好みのばらけるのは当然だし、
でもその思い入れは各自とても強いものがある。
時々youtubeでUPされることがあっても速攻で削除されちゃう。
著作権上当然とは思いますが、やっぱり見たかったなあ・・
とつい思ってしまいます。


だから。
NHKはそろそろみんなのうた作品を放出してくれないかなあ。
つまりダウンロード出来るようにしてくれないかなあということです。
もちろん無料とは言いません。
さきほどのDVD-BOXでは168曲として1曲240円。
喜んで出しますよ~
好きな作品を好きなだけ選んでDLして楽しむことが出来たら最高ですね。
だって「みんなのうた」はこれからも増えていくんだし、
だんだんCDにもDVDにもまとめるのが難しくなっていくのでは?
世代も違うし、自分で選べるほうが合理的。

でもまあ色んな問題が絡んできますからね・・・まだちょっと無理かな。
それにますます貴重になっていく作品、
NHKとしてもそう簡単に開放するわけにもいかないか。
でもいつかそうなればいいな~と思っています。
それにしてもNHKの「みんなのうた動画」さえ、
曲の半分で終わりってなんだかなあと思いません・・・?



ちなみに私の一番見たい聞きたい曲は「バナナ・スピリット」
1980年に放映された今は亡き西岡恭蔵さんの作曲と歌。
(あの「プカプカ」の西岡さんなのね!)
アニメーションは若井丈児さん、こちらに画像が残っています↓

http://www.three-d.co.jp/works/1975-1980/01_banana.html

初期の60年代にも前述のほか「アイスクリームのうた」や「ドロップスのうた」
「雪の降る町を」など懐かしい歌がたくさんありますが、
それを別にすればやっぱり好きなのは80年代の作品。
この他にも絶対見たい、聞きたい作品として
「コラソンDEデート」「あさおきたん」「かくれんぼ」「いろはまつり」など。

それと「しらんぷり」ね。
当時はそうでもなかったけど、
時が経つにつれ切なさが胸に迫ってくる不思議な曲。
歌の中の「ぼく」が、もしなれるんならりんごの花になって
あの空いっぱいに咲いてママをずっと見ていてあげる、というような歌詞。
あの男の子はもう死んじゃっていないんだという解釈もあるようですが、
私はそうは思わない。それでも、
「でもママがいくら呼んでもぼくは知らないよ しらんぷりさ」
って、今見たら絶対泣いちゃいそうです。weep

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2011年1月30日 (日)

天からのピアノ・・ディディエ・メラ・ジャパン



先日こちらのサイト(奈月さんのとても素敵なフォトエッセイのサイトです)を訪問した折、
BGMに流れてくるピアノ曲に、大げさに言えば衝撃を受けました。
いつもは音楽の流れるサイトってあまり好きなほうではないのですが、
この時ばかりは胸をかき乱される思いでしばらく聞き惚れ・・・



い、いったい誰の何ていう曲!?どこかに書いてないかしらっ!とサイドバーを探したところ、
なんとこれがBGMのブログパーツだったのですね。
音楽の聴けるブログパーツって初めてでびっくりでした。

Sakuya   

もちろん好き嫌いがあると思うのであくまで個人的な好みなのですが、
何というか天から降臨してくるような・・・
イメージは水、そよぐ緑、海、はたまた砂漠、
この地球の命あふれる晴らしい光景が次々目に浮かんでくるような・・
もうひとつ、私には、
天国に行ってしまったある人が弾いているような気がして・・・



調べたところ、アーティストはディディエ・メラ・ジャパン(Didier Merah Japan ) という正体不明のミュージシャン。
性別も経歴もナゾで検索しても出てきません。
ブログパーツとyoutubeの他に、iTunesでダウンロードできるようですが、
CDも出ていないのね。
何曲か聴いてすぐに夢中になってしまったのに、それって殆ど拷問・・
だって何が悲しくてこんな素晴らしい曲を、ロクな音の出ないパソコンで聞かなければならないのかって・・・



まあ今はDLで音楽を聴くのが主流になりつつあるようですが、
古い人間もまだたくさんいるわけで・・ってそういうのって音質はどうなんだろ?



私はCD派で、BOSEのウェーブミュージックシステムを愛用していますが、
以前書いたBOSEの記事は何年たっても私のサイト内で検索トップなところを見ると、
CD派は他にもけっこうたくさんいると思われます。

ということで、


ディディエ・メラさん、お願いっ!CDを出して下さい!






特に気に入った曲を右サイドバーに設置しました。
左上の青いボタンが再生、停止ボタンです。
画像をクリックするとオフィシャルサイトに飛びます。
他にも素晴らしい曲がたくさんありますので、お気に入りの一曲をさがしてみて下さいね。

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2011年1月 8日 (土)

みんなのうた新春スペシャル



さてお正月も七日過ぎて七草粥も食べたしお飾りも撤去したし。
別に何をしたというわけでもないけれど、お重箱を仕舞う時一抹の寂しさ
があるのは、やはりハレの日々の楽しさがあったということでせうか。
TVで歌舞伎中継なども楽しみましたが、今年一番楽しかった番組といえば元旦にNHKが放
映してくれた「愛されて50年、みんなのうたスペシャル」でした。
「みんなのうた」も50年、といえばはや半世紀かあ・・
言いたくはないけどもちろん!
1961年の放送開始をばっちり見ております。coldsweats01

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番組ではそのスタート時の歌から、順を追って60年台、70年代・・と現在
に至るまでのさまざまななつかしい歌を紹介してくれました。
ああいう番組って解説がうるさくて、何でアンタが仕切る?というような
人物がピントの外れたトークを・・というのが多いのですが、
それはまあマシなほうだったかなと。
それでも懐かしくてこれは全曲聴きたい!という歌がたいていサワリだけ
とか途中までとか・・
ほんとをいえば教育TVあたりで朝から晩までぶっとおしで全曲を流して
ほしい・・というのが本音。
3日もあれば出来るんじゃないの・・?

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私の場合印象的だったのは、まず自身が子供だった初期の頃。
「線路は続くよどこまでも」は、風邪をこじらせて殆ど学校へ行けなかった某3学
期の辛さを思い出させます。
先生がケーキ持ってお見舞いに来てくれたっけ・・なんて忘れていたこと
を思い出す。
初期の歌は今思えばとても自由というかぶっ飛んでいて、「誰も知らない」の歌詞やアニメはそれを通り越してシュール。

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シュールだった「だれも知らない」



いやいや、実はもっとシュールだった歌を覚えているけど、今なら放送出来ないでしょう。(何しろ放送禁止用語満載だもの。たしか「掲示板のうた」という曲でした。)
当時のバックは実写も多かったけれどやはり印象に残るのは「あわて床屋」や「ゆりかごのうた」の影絵、「プンプンポルカ」「トンピリビ」「赤鼻のトナカイ」「クラリネットこわしちゃった」「気のいいアヒル」などの楽しいアニメ。
絵では藤城清治、和田誠、谷内六郎、アニメでは久里洋二、中原収一などそうそうたるメンバー。
「大きな古時計」も初期には印象的なアニメがバックでした。
「小さい秋みつけた」や「雪の降る町を」「ペチカ」などは子供心に言い知れない「寂寥感」を感じさせました。
初期の頃のフィルムはもう残っていないのも多いそうだけど・・
写真でもいいからもう一度見てみたいものばかりです。

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もうひとつは幼い息子と見ていた、80年代前半です。
この頃には「思い出のアルバム」「メトロポリタンミュージアム」など今もよく歌われる名曲がたくさんでてきました。
アニメも、まだCG以前ですから素晴らしい。
(アニメはCGでダメになったと思っていますが何か?)
なつかしかったのは「早春賦」「コンピューターおばあちゃん」や「かんかんからす」「ヒロミ」、裕次郎の歌う「パパとあるこう」など。

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林静一描く「早春賦」の男の子が、○○くん(当時の息子)にそっくりね、なんて言われて笑ったものです。
世の中も明るかった80年代初頭、幼かった息子の姿が重なる「おもいでのアルバム」にジ~~ン。confident

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いやまだまだ好きな歌たくさんあったんだけど・・
特に好きだった「バナナスピリット」という歌、ポップで洒落たアニメがそれは楽しくて・・
調べたらあの「プカプカ」を歌った西岡恭蔵さんの作品だったのですね。
けっこうこの歌のファンは多いようなのに・・・放映してほしかった。
他にも田島征三の絵が強烈だった「おじぞうさんロンド」とか、
ちょっと時代が下がるけど「いろはまつり」とか・・
タイトルは忘れたけど好きだった曲もいっぱい。
う~んやっぱり3日くらいかけて残っている全曲を放映してほしいです。

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「みんなのうた」に対する思い入れや好きな曲は、それはもうその人の年齢や環境によって千差万別でしょう。
それぞれ特別な歌、を持っているはず。
その歌を聴く時、たちまちその時代、世相、そして当時をともに過ごして
いた人の思い出などがあふれるようによみがえってくる。
特に「家族」の思い出に強く結びついていますね。
私にも、今はもう亡き両親の笑顔がよみがえってくる。
「みんなのうた」の力は計り知れないです。
もっともここ何年も全く見ていないけど・・・
これからまた半世紀、続いていくのかな?
次の50年後に私は生きていないけど、
それまでにもう一度、印象深い歌があらわれるでしょうか?



今日いつものように家人と犬とで散歩をしたのですが、
北風が強く、日陰に入るとものすごい寒さ。
身を縮めながら、気がつくと二人とも
「きたかぜ~こぞうのかんたろう~」と口ずさんでいて笑っちゃいました。
そんな風に、日常生活の中で歌い継がれていくって素敵ですよね。


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2010年1月21日 (木)

「夜が明けたら」1969


先日の浅川マキの訃報。
何と言うか、やはり切ない。
「アングラの女王」というフレーズに、瞬時にあの頃の雰囲気を思い出した。
私にとっては浅川マキは結局「夜が明けたら」のみの人だったけど。

Maki

















1969年、ちょっとアングラ劇をかじり、ちょっと学生運動をかじり・・
要するにいい加減な学生だった私は終電を逃してよく深夜喫茶で夜明かしをしたりしていた。(今思えばなんと無謀な!)
喫茶店には必ずジュークボックス(もはや化石?)があって、ヒット曲を聞くことが出来た。
深夜になると必ず聞いたのが「夜が明けたら」
浅川マキのちょっとかすれたハスキーな声、漂うアナーキーな感じがたまらなく好きで、繰り返し聞いたものだ。
穴倉のような場所で、タバコの煙にまみれながら夜明けを待っている自分の空しさに、響くものがあったのだろう。
後年「かもめ」などの入っているLPも買ったのだが、事情があって手放してしまったのが残念だ。


亡くなった時もライブの最中だったというから、あれから40年、
ずっと自分の音楽を貫いて生きてきたのだ、ということに少し驚き、
半分はそうだろうな、という気がした。
とはいえ、40年もたてば音楽的にも心情的にも当時とは全く違ったものになっていて、いつまでも「夜が明けたら」の浅川マキ、なんて言われたくはなかっただろうけど。
「だって人生は長いじゃない♪」と歌った彼女の人生は、満足いくまで長かったとは思えないのが悲しい。




生きてきた中で、とりわけ印象の深い年というのがあるもので、
私にとってこの1969年もそのひとつだ。
この年、「夜が明けたら」がそうだったように、その印象深い数々の記憶の大半にたくさんの曲が結びついている。
だから森山良子の「禁じられた恋」を聞けば当時の渋谷の交差点を思い出すし、新谷のり子の「フランシーヌの場合」を聞けば研修に向った長野行きのバスを思い出すし、由紀さおりの「夜明けのスキャット」を聞けば泊まりこんだ先輩のアパートを思い出すし、トワ・エ・モアの「ある日突然」なら友人と行った永福町のバーを・・といった具合。

あの頃のヒット曲のインパクトが今よりずっと強かったのか、やはりこちらの感受性の問題なのか・・・・
どちらにしても時代が移り、音楽配信の形態がまったく変わってしまったことに改めて気付かされる。



浅川マキさん、どうぞ安らかにお眠り下さい。



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この年のレコード大賞は「いいじゃないの幸せならば」でした。




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2009年10月18日 (日)

加藤和彦さん逝く


7時のニュースで加藤和彦さんの死を知り、驚愕。
つい何日か前、WOWOWで放映されたユーミンのコンサートで元気な姿を見たばかりだったので。
久しぶりに見た加藤さんは「黄色いロールスロイス」の曲に合わせたポップな黄のパンツで、
その卓越したお洒落のセンスや演奏の素晴らしさは変わらず。
ああこの人はすごく上手に歳を重ねていくんだろうな、と感心していたのに。
人間って本当にわからないものだ。

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ある程度の年齢になったら自殺という選択肢もありかも、と正直思うこともある。
例えば江藤淳さんが自殺した時にそう思った。
「形骸を断つ」という遺書は名文と言われたが、
でもそれを肯定してしまうことは、やはりするべきではないだろう。
どちらにしても他人が軽々しく口を挟める話ではないが・・。


「帰って来たヨッパライ」のヒットは高校生の頃だったか、
「アングラレコード」というコピーがついていたが、本当に鮮烈だった。
深夜のラジオからよく流れていた、当時の雰囲気を思い出す。
「悲しくてやりきれない」はとても好きだった。
心が弱っている時に歌ったりすると、涙がこぼれたが・・。



本当に悲しくてやりきれないではありませんか。
まさに”朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり”のはかなさ。




ご冥福をお祈りいたします。


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1970年代の加藤さん(キッチン&ベッドより)

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2009年7月 5日 (日)

夢で逢えたら


昨日のこと、宅配便を出すために行ったセブンイレヴンで、
やはり発送の手続きをしていた女性がにこやかに
「あら、○○さんも宅配便?」と声をかけてきました。
「あ、こんにちは~」とこちらもにこやかに挨拶したものの、
内心「誰??」sweat01


いくら考えてもわからない。
見たことあるような気もするけど・・
「何で私の名前知ってるのsign02」状態。


最近ボケたわけではなく、実は昔からしょっちゅうやらかすことです。coldsweats01
昨日は挨拶で済んだけど、以前長々とおしゃべりされて、それでも最後まで誰だか全然わからなかったことも。


人の顔や名前を覚えない。(覚える気がない?)
多分ご近所の人だと思うのだけど、
近所づきあいしないからからなあ・・。
問題だなあ・・・この性格。
と少し反省したものの、今さら変わらないでしょうねえ・・多分。think


なんてこととはまるで関係なく、今年の梅雨も中盤?終盤?
当地では殆ど毎日のように雨が降る、梅雨らしい天気が続いています。

最近は家であまり音楽を聴かなくなってしまったけど、
この時期になると無性に聞きたくなるアルバムがあり、
レコードは持っているのだけど移したテープもすりきれてきたので
先日ついにCDに買い替えしました。

Flapper














吉田美奈子の「FLAPPER」はタイトル(おてんば)の通り、
それまでとは違う明るくポップな曲が多く、楽しい気分にしてくれる貴重なアルバム。
大瀧詠一の「夢で逢えたら」のカバーがやはり最高だけど、
これから夏にかけて聴くのにふさわしい曲が満載で、手放せない一枚。


鈴木茂の「LAGOON and SUMMER BREEZ」は1976年の「LAGOON」にこれまた私の好きなティンパン・アレーの「キャラメル・ママ」からチョイスした曲をプラスしたアルバム。
鈴木茂といえばこれの前に出した「バンド・ワゴン」が傑作とされているけれど私はこちらのほうが好き。
プラスされた「そばかすのある少女」「はあどぼいるど町」が最高で、もうこのアルバムだけで完璧な完結版、という感じなのです。

Sigeru













鈴木茂さん、最近の演奏の様子をyoutubeなどで見たけれど、あれから30年以上経っているのに、どこにもムダな贅肉をつけていないしなやかでほっそりしたスタイル、ストイックな雰囲気は昔よりずっとステキなくらいでビックリ・・・lovely
はっぴいえんどの他のメンバーと違い、ギタリストとして地味に活動する姿はどこか職人気質、というものを感じさせます。


などと思ったら、今年はじめ、大麻不法所持で逮捕されちゃっていたのですね~down


当時は彼のアルバムのみならず、はっぴいえんど時代のCDまで販売自粛になっちゃってかなり物議をかもしたみたい。


今はもう普通に販売しているようで良かったけれど、
これにめげず、これからもマイペースで活躍してほしいものです。


それにしてもこれらに限らず、好きなアルバムって、あの頃に、あの時に、
あるいはあの人と、聞いたから深く胸に刻まれて、今でも好きなんでしょうね。
一人暮らしのアパートの部屋でがんがんレコードをかけて、
階下の住人から苦情を言われたことさえなつかしい思い出。


私の場合胸に沁みる音楽は1980年代の半ばで途絶え、
好きなのは皆過去の曲ばかり、というのもちょっと淋しいかもしれません。


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はっぴいえんど「風街ろまん」

当時はとんがった音楽扱いだったけど、
今聞いてみると何とも健全な歌詞に
時代を感じます。









Kyarameru
ティンパン・アレー「キャラメルママ」
「月にてらされて」は泣けます。
















Douzokonomama




梅雨といえばこの曲も・・rain














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2008年7月 3日 (木)

7月3日/ブライアン・ジョーンズ忌



ローリング・ストーンズのレコードは3枚しか持っていないが、中でも好きなのはこの「ローリング・ストーンズ・デラックス」
R&Bを中心とした初期の傑作集だ。
「南ミシガン通り2120」の流れるようなハーモニカは特に印象的。
ハーモニカの演奏は、むろんブライアン・ジョーンズ。

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1969年7月、元ローリング・ストーンズのメンバー、ブライアン・ジョーンズの死はラジオで聞いた記憶がある。
7月3日未明、ブライアンは自宅のプールの底に沈んでいるのを発見され、急いで手当てをされたがすでに死亡していた。
原因は不明ながら、日頃常用していたアルコールやドラッグの影響での溺死、とされたようだ。
享年27歳。ローリング・ストーンズを脱退したわずか1ヵ月後のことだった。


何故?どうして?と動揺した反面、こういう死に方は彼にふさわしいのかも・・と思ったことも確かだ。
何故彼がストーンズを脱退してしまったのか、本当に残念に思っていたけれど、当時でも荒れた彼の生活はその虚ろな眼にあらわれていたし、メンバーの中で次第に孤立していった様子も見ていればわかる気がしていた。
だからもしかして自殺?と思ったりもした。


もともとブライアンはストーンズの創立者であり、当然チームのリーダーだった。
楽器に関しては天才的なセンスを持っていて、どんな楽器でも少しいじれば弾きこなすようになったという。
R&Bが好きでその追求に固執し、「ぼくらはビートルズにはならない」と宣言して、ストーンズをその路線でのばしていきたいようだったが、「サティスファクション」以後、それががらりと変わってしまう。
要するにもっと一般受け?する路線に変更されたわけだ。以後、ミックやキースが数々のオリジナル作曲を始めてそれが大ヒットし、R&Bに固執するブライアンはしだいに居場所を失くしていく。
初期のファンを少し失ったものの、「サティスファクション」以降は爆発的に新しいファンが増え、ストーンズはビートルズと肩を並べる、世界のグループにのしあがっていったのだ。

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脱退した・・というよりクビを切られた・・というのが本当のところかもしれない。
自分が作ったバンドを追い出された彼の胸中はいかばかりだったか・・
そして待ち受けていたのは思いもかけぬ悲惨な死だった。


でもね、私にとってのストーンズは、やはりブライアンあってこそ。
だから彼の死以降、ストーンズを聞くことはやめてしまった。
たった数年の「ストーンズファン」だった。
ビートルズはすでに古典となった今も、驚くことにストーンズは健在で、精力的に活動を続けている。
「お~、ミックもキースもがんばっているのね♪」と嬉しくはなるが、たまに聞くのは昔の曲ばかり。
何でブライアンはあんなに魅力的だったのかなあ・・・
悪と退廃の匂いがプンプンして、現実にそばにいたら絶対嫌いなタイプなんだけど、理屈ではなく官能で惹きつけられちゃうキケンな魅力。
事実高校時代から女性問題を多く起こしていたワルだったらしいが、あの音楽にかける情熱はストイックなほどで、職人気質に似たものを感じるくらいだった。



2005年に公開された映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」今年の春にWOWOWで観た。
ストーンズの設立からその栄光と挫折、 恋愛、音楽や女性をめぐる他のメンバーとの確執などが綿密な調査をもとに描かれている。
彼の死には謎が多く、真相は不明だったが、この映画では衝撃的な真相が明かされている。
ブライアンを演じるレオ・グレゴリーがすごい。
ミックなど他のメンバーもどきりとするほどよく似ている。
当時のサイケな雰囲気やファッションなども見ものだ。
往年のファンはもちろん、ブライアンを知らない今のストーンズファンが観ても楽しめるだろう。

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それにしても惜しまれる早世。
7月3日といえば彼が亡くなった2年後の同じ日、
ドアーズのジム・モリソンがやはり27歳で亡くなっている。
27歳といえばロック・シンガーの厄年?なのか、ジャニス・ジョップリンやジミ・ヘンドリックスも27歳で死亡している。
まあ遠い昔の話になっちゃいましたけどね。


ブライアンの忌日。
でも彼の素晴らしい演奏は生きている。
白ユリを一輪挿し、久しぶりにストーンズを聞いて、彼を、まばゆかったあの時代を
偲ぶことにしましょうか。



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2007年11月27日 (火)

ウィスキーがお好きでしょ♪



「♪ウィスキーがお好きでしょ? もう少ししゃべりましょ・・・・・」

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ゆったりと流れ出したなつかしい歌声に思わず振りむきました
ご存知 サントリーウィスキーのCM
このCM曲 大好きだったんです
ご存知の方も多いと思いますが ずうっと以前にもこの曲でのCMが流れていたんですよね
調べてみると1991年のことだったようで
う~む もうそんなに昔のことになってしまったのか・・
その時には「角」ではなく クレストというウィスキーのCMだったらしいですが


どんなCMだったのか やはり季節は冬で 雪の中を誰かが贈り物のウィスキーを持って歩いていたような記憶があるのだけどあやふやです
この曲が流れてとってもいい感じで 何度でも見たいCMだったことは確かです
(1991年といえば バブルの真っ最中だったかな? 
なんか世の中明るかったよね)


歌っているのが石川さゆりさんだったのを初めて知りました
演歌は全く聞かないのですが 
しっとりとして艶っぽくていいですねぇ・・・
映像では”旬”の女優 小雪さんのきれいなこと♪


そういえばサントリーにはその昔 「少し愛して なが~く愛して」が印象的な
大原麗子のCMシリーズがありましたよね
「あ~んな女性いるわけないぢゃん」と女性には陰口をたたかれながら
男性にはダントツの人気だったようで♪


ともあれCMの面白さ 美しさではサントリーにかなうもの無し という感が昔からありました



そんなサントリーのCM曲を集めたCD「琥珀色の時間」を手に入れました
誰もが知っているオールドの口笛バージョン「夜がくる」 
布施明の「落葉が雪に」もなつかしい
もちろん「ウィスキーがお好きでしょ」も入っています
夜のひととき 琥珀色のグラスを傾けながらのBGMにはピッタリですよ♪

Whisky
















・・な~~んて琥珀色のグラスを傾けているようなことを言ってますが



残念ながら 実は私はウィスキーはあまり「お好き」ではないんです (∩_∩)ゞ
食べる時に飲むので どうしてもワインとかビール もしくは日本酒党
バーボンをコークハイにするのは好きでしたが 飲むのはせいぜい年に一度?
いや 飲めと言われればいくらでも飲みますけど(笑)



最近は強いお酒ではすぐ睡魔におそわれ 沈没してしまいそう
琥珀色の時間は 音楽だけにしておいたほうが良さそうです σ(^^)

Gingertams












時々「嘗める」のはこちら
昨年スコットランドで記念に買ってきた
ジンジャーと蜂蜜入りのスコッチ
何よりラベルが気にいったので・・・(#^.^#)

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