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2012年6月 6日 (水)

金星日面通過2012年6月6日




さて金環日食が首尾よく見えて、
その勢いで今日の金星日面通過も!と願っていたのですが、
そう甘くはなかった・・・
天気予報ではちょうど通過の時刻がもろに雨。
先日も予報は悪かったし、もしかしたら・・の願いも空しく朝から雨降り。
youtubeで通過ライブをやっていたので、画面では太陽に入り込み、
移動してゆく鮮明な姿を見ることは出来たけど、やっぱりナマで見たいじゃないですか。
その願いが通じたのか、雨がやんで明るくなってきた11時頃。
すぐ対応できるようにカメラにフィルターをつけていつでも撮れる準備をしておきました。
今回は太陽は真上、それも1年中で一番高度が高い時期なので三脚はハナから諦め、
最初から手持ちで撮る予定。


天気が微妙なのなんのって・・
雲の間から顔を出したようでもなかなか輪郭は結んでくれない。
それでも何度か顔を出してくれました・・・ほんの数秒ずつ。
11時台に何回かシャッターを押したものの設定がまずかったのか、
奇跡的に金星を認められたのはたった1枚でした。

Kinsei3  (11時16分)


それでも諦めきれず、再び厚い雲に覆われた空と時計をかわるがわるにらめっこ。
youtubeの画面では金星はどんどん進み、はや太陽の縁に到達。
1時半近く、また少し明るくなって薄い雲ごしに太陽の輪郭が。
こうなったらもう雲をフィルターにするしかない。
こういう時にはコンデジの手軽さが頼りです。
何枚か撮って拡大してみると何とか金星が写っている・・・
ギリギリ太陽を出る直前、不鮮明ながら何とか・・(涙)
それっきり太陽は再び姿を見せることはありませんでした。

Kinsei4
(13時29分)


1時47分、金星は太陽を通過し終わって姿を消しました。
終わったとたん、雲が晴れて太陽が・・・ということはなく、
(そうだったらどんなに悔しかったでしょうね)
待っていたように雨が降り出しました。
だからまあ、これでもラッキーだったと思うことに。
何といっても次回は105年後だといいますから、どうがんばっても生きてるわきゃない。
ちょっとだけでも見られてよかったです。

Kinsei6_2   

というか金星ってやはり丸い天体だったのね・・(当たり前!)
いつもは全天一の輝きを誇っている金星の素顔を見た気分。
そっか、ということは火星に立てば「地球の日面通過」が見られるってことだよね。
と思って調べてみたらウィキに載っていました。
やはり火星での地球日面通過も数十年から数百年単位で起こり、
次回は2084年に起こるとのこと。
今から72年後ですか・・
その頃には火星探査が進み、入植とまではいかなくても火星の地上からライブくらいは出来るかも。
地球の場合、月も一緒に通過するわけなのでどんな光景になるのか考えるとわくわくしちゃう。
72年後でもむろん生きてはいないけど、そんなすてきな時代になっていますように。



606ajisai




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2012年5月22日 (火)

金環日食2012年5月21日♪



金環日食から一夜明けて今日は雨。
昨日でなくて良かった・・・(^。^;)ホッ!
金環日食、天気予報では関東地方絶望かと思われましたが、
予報よりずっと良くなってくれ、日本中で盛り上がりましたね。
ニュースでも子供から老年まで空を見上げて喜ぶ人々の映像が流れ、
その楽しげな様子に嬉しくなっちゃいました。
今日はスカイツリー開業という明るいニュースもあり、
ここのところ暗いことばかりの日本に、楽しく明るいニュースは大歓迎note



今回私も日食、3年前の悔しさを挽回できました。
当地も天気予報は微妙だったのですが、一応カメラ機材、
日食グラスなどを準備して5時半に目覚まし時計をかけて寝ましたが、
起きてみると予報に反してさんさんと太陽の光が。
それでも午後になるほど悪くなるということだったので、全部ではなくとも撮れるところは撮っておこうと、
東に向いて開けた高台にある役場の駐車場に急ぎました。
同じ考えの人はやはりいて、すでに三脚を立ててカメラをセットした人が二人。
そのあともぽつぽつ増えていきましたが、ともかく外に出た時点で早朝にもかかわらず、
何だか町が活気づいているのが感じられましたね。
きっと皆早起きして活動を開始していたのでしょう。
だよね、そもそも寝坊の私が5時半起きなんだから・・(笑)

Kinkan10

最初こそ薄い雲がかかっていましたが、西にかけての空の半分は晴れ。
これはけっこういけるかも。
三脚にカメラをセットし、太陽観測用の減光フィルターをしっかり嵌めて準備。
そうこうするうちに太陽がどんどん欠けだしました。
ちょっと試しはしていたものの減光フィルターを使うのは初めて。
真っ黒で太陽以外は写らないため、太陽捉えるのが一苦労。
オートフォーカスではピントが合わずマニュアルにするも、光量が刻々変わるのでそのつど調整しなければならない。
もちろん自動追尾装置なんてないからすぐずれちゃって動かすとまた
「あっ、ピントが!シャッタースピードが!」と大慌て。
もう面倒になって三脚から外し、途中からは車に寄りかかって手持ちで撮影していました。
隣の男性が使っていた500ミリ以上の望遠なら無理ですが、私のは300ミリなので月や太陽(見かけの大きさは殆ど同じ)なら
手持ちでもたいして変わらないのです。
ともかく撮れてりゃいいやと設定も殆ど当てずっぽうの冷や汗ものでしたが・・



太陽はどんどん欠けてついに美しいリング状に。
その場に居合わせた人たちから歓声が上がりました。
撮影と日食グラスで肉眼で見ることを交互に繰り返し、忙しいこと。
減光フィルターとは違い、日食グラスではきれいなオレンジの環が素晴らしくて。
でもちょっと小さいので、将来は拡大出来るグラスを作ってほしいもんです。
金環になったときのあの薄暗さ、夕暮れともまた違う神秘的な暗さでした。
昔の人はあれを見たら本当に畏れおののいたでしょうね。
日本神話の天照大神の岩戸隠れの話は日食のことだと誰でもが思いますし、
卑弥呼の時代2回の日食があり、卑弥呼の死はそれに関連しているとかの説も。
古代の政治におおいに影響があったのかもしれません。

Kinkan
減光フィルターで撮る太陽は真っ白で写真としてはあまり面白くないsweat01

Kinkan8_2
ほんとはまずいんだろうけど、日食グラスを通して予備のコンデジで撮ったもの。
これでリングも撮っておけばよかった?

Kinkan9
どうみても三日月だけど太陽なんですよね・・・




結局お天気は予報とは逆に良くなり、最初から最後までこの天体ショーを楽しむことができました。
ちょっと残念だったのは木漏れ日などにおこる三日月型の影を見られなかったこと。
ちょっと離れた木のあるエリアに移動すればよかったのかな・・・
でも3年前のリベンジが出来て大満足。
次の金環食は2030年に北海道で見られるそうですが、東京付近で今回のような金環が見られるのは300年後だそうで。
まあ私にはこれで最後でしょう。
今年はこれからも金星の日面通過や金星食もあるので楽しみですが、
今期待する最大の天体ショーはオリオン座、ペテルギウスの爆発
生きてるうちに見られないかな~とひそかに期待しております。


Kinkansyoku2

※色は彩色したものです、悪しからず。m(_ _)m









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2012年4月 4日 (水)

南海トラフ超巨大地震?


先日内閣府の検討会が出した南海トラフ巨大地震の被害予想は実に衝撃的だった。
まずNHKニュースで観たのだが、予想を大きく超える巨大地震が想定され、マグニチュードは9.1
津波の高さ20メートル以上は6都県、高知のある町では34メートルにもなり、
震度7の揺れは10県に渡る、というようなことを矢継ぎ早に報道。
画面では津波の来る太平洋沿岸の広範囲が真っ赤に色分けされ、
去年のあの日、大津波警報の点滅する画面を思い出してぞっとした。
翌日新聞(手元にあったのは産経新聞)を見たらやはり第一面トップに「南海トラフ巨大地震、想定見直し」
「浜岡 予測越す津波」などの大文字。それに続いて予測される被害の状況が綴られている。

Nankai1
Nankai2

これを見たらさ、明日にでも来ると言われている南海地震、
来たらこんなにも甚大な被害になるのかと思っちゃいませんか。
ところが1ページめくって3面を見ると、「想定し得る最大級の地震」という記事があり、
読んでみると

新想定は次に起きる地震を想定したものではなく、
地震を起こすひずみが800年にわたって蓄積されたケースを試算したものだ
東日本大震災の研究で得られた知見を反映し、科学的に考えられる最大級の津波と揺れを想定、
めったに起きない巨大地震のシナリオを描き出した
とある。


はあ?なんですかそれ?



他の新聞やネットで検索してみると、検討会の事務局自身が

「今回の発表内容は震源の想定を変えた16パターンの最大値を重ね合わせたもので、
これらの被害が一度に起きることは実際にはあり得ない」
というただし書きあるじゃないですか。


要するになんですか?
考えられる16パターンの地震の最大被害を全部足してみましたってこと?

素人なのでその計算方法がよくわからないけれど、
実際の予測からかけ離れた想定だとしたら、
こんなセンセーショナルな発表の仕方をして何の役にたつんだろう、
というのが素朴な疑問。


他の新聞は知らないけど、
産経新聞の1面だけを見た人はそれを次の南海地震の想定と思っても仕方ないだろう。
なんでその重要な解説を3面に?
当然1面にきちんと併記するべきではないのか?

NHKニュースにいたっては、私はその解説を聞いた覚えもない。



それでなくても去年の地震での被災者はもちろん、
首都圏の人間だって全治5年くらい?の心理的な傷を負っているのだ。
加えて首都圏直下型地震も近いというプレッシャーにさらされ、
電車に乗れば「震度7では助からない」などの週刊誌の広告見出しを突きつけられ、
それでも多くの人は何とか気持ちを立て直して前向きにいこうとしているのに、
何で今、ここまで恐怖を煽るようなような報道を大々的にしなければならないのか。

私は首都圏にはこれから来るという地震の恐怖でノイローゼ状態になっている人がたくさんいると思っている。
将来に絶望すれば気力もなくなり、働く意欲さえ失ってしまう。
そのストレスが身体に及ぼす影響は放射性物質よりもはるかに恐ろしい。
もちろん今回の想定の現地である西日本、特に海岸沿いの人の恐怖は言わずもがな。

また、こんなショッキングな発表をして、経済、外交的なマイナス要因にはならないのだろうか。
日本はそこまで危険な状況だという間違ったイメージを持たれるとしたら・・

確かに地震はいつか来るだろう。
1000年に一度の地震が連鎖することだって無いとは言えない。
いかに備えが大切かということは去年の震災で思い知らされたこともわかる。
でもこの時期に「16パターンの最大被害値を重ね合わせた」なんていうわけのわからない、
というか非現実的で無意味な予測で恐怖を与え、気力を削ぐのは無神経すぎないだろうか。
これだけ言っとけば、それより軽かった場合は「良かった」で済ませられるんだから、
という地震学者の思惑だと言われても仕方ないのでは?
それと報道はTVも新聞もまずセンセーショナルな内容で視聴者、読者を惹きつけようとする(としか思えない)
あざといやり方はやめてほしい。
今回の場合だったら、まずその算定の根拠や計算方法をきちんと明記、明示するべきだろう。
週刊誌もまた、ここぞとばかりの煽り記事を書くんだろうな・・・。



復興の遅れ、まだ遠い原発事故の収束、今年も続く電力不足の懸念、
でもモタモタする政府を尻目に新しい活路を求めて民間ではがんばっているんです。
いつだって日本は逆境をバネに新しい技術を開発、発展させてきた。
それも希望と気力があってこそ。
根拠の薄い、誤解を招くような脅かしはやめてもらいたいものだ。




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2012年2月 8日 (水)

東京直下型地震




先日写真展をいくつか見るために東京へ行ったが、
東京直下型の地震が4年以内に70%と聞いてからどうしてもそれが頭から離れず、
用事が終るとさっさと帰ってきてしまった。
都は先日帰宅困難者のための訓練を行ったそうだが、
それはそれで大事なことだと思うけど、難民になって足止めを食うくらいならまだ良しとしなければならないのかもしれない。
去年3月11日、私は運悪く東京にいて帰宅難民を経験して不安な思いをしたのだが、
あの時はただ交通機関が止まっただけで東京に殆ど被害はなく、ただ待っていればよい状態だった。

Tokyo125_3   

東京が震災に見舞われればあんなものではすまないだろう。
3月の震災の時は津波の被害があまりにも大きかったので、以後津波対策ばかりがクローズアップされているようだが、
東京で恐ろしいのはそれより建物倒壊と火事だと思う。
それと何より恐ろしいのはパニック。
去年のように携帯がつながりにくくなるくらいで通信網が生きていれば情報が入ってくるからいいけれど、
それが遮断されてしまったら・・・どんなパニックが起こるだろうと思うとつくづく恐ろしい。
周囲が火事になってもどちらに逃げたらいいのかわからない。
デマも飛ぶだろう。
ヘタをすれば関東大震災の時の本所被服廠跡の悲劇の再来だ。



火事がおこった場合どちらに逃げたらいいのか、的確な情報は流せるだろうか。
通信が遮断されてしまった場合どうやって?
国や都はそのへんの対策を考えているだろうか?
大きな数字を持ち出して恐怖を煽るだけで、やることは帰宅難民になったときの過ごし方レクチャー?
肝心のその前の段階がすっぽり抜け落ちてはいないか?

Sinjyuku1_2 

直下型の場合、範囲は狭くなると思うけど想定震度は最大6強という。
調べてみると震災から後でも、4日後の静岡など、震度6の地震は起こっている。
それでも大量の死者が出たとの話は聞かない。
東京だとて地震の危険そのものは前から言われているので、ずっと以前から耐震基準を厳しくしてそれなりの手は打ってきたはずだ。
デパートなどでも何十億円もかけて補強工事をしたところが多いと聞く。
報道によれば想定される死者の8割は倒壊によるものだということだから、
耐震さえしっかりすれば、殆どの人が助かるということになる。
倒壊がなければたとえ火事が起こっても消火はスムースだろう。
間に合うかどうかは疑問だが、少しでも早くその対策を徹底的に進めてほしいものだ。
ひとくちに地震といっても揺れのタイプはさまざまでそれは起こってみなければわからず、100%安心、なんてことは言えないと思うけど、
原因と対策がはっきりしているのだから、犠牲者が少しでも減るようにあらゆる手を打つのが急務だろう。



マスコミの報道の仕方も問題だよね。
センセーショナルに報道し、週刊誌がそれっとばかりに恐怖を煽るような特集をこれでもかと組む。
その見出しが電車の広告でいやでも目に入る。
おかげですごく厭世的になってしまった人もたくさんいると思うし、
子供たちも怖い思いをしているのではないだろうか。
東大の研究所が出した今回の「4年以内70%」は別に新しい試算ではなく、去年の秋に出た「30年以内に98%」と同じ試算であり、
しかも去年の時点の地震頻度と今では異なるので、今試算すれば違った結果(もっと可能性は下がる)になるという。
京大が出した最近の試算では「5年以内に28%」となっていたけど。
と、ここまで書いてちょっと検索したら



東大地震研でも試算しなおしたら今度は「4年以内で50%以下」ですと。think
まあどう計算しようと誰にもわかるはずはないんですよね。学者さんを責めることなど出来ない。
それとあまりにパニックが広がったので意図的に下方修正したのかとも疑いたくもなる。
でもいつかはわからなくても来ることは確実。
帰宅難民で済めばもうけものだ。
個人的には避難ルート、近くの安全そうな場所などを把握し、シミュレートして日頃から備えておくことが大事だろう。
去年の震災の時も、震度7でも殆ど無傷、死者ゼロの町もあった。
やれば出来ます、何とか乗り切りましょう。


Sinjyuku2sf_2









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2011年12月21日 (水)

森田芳光監督の訃報





訃報で記事書くのってイヤなものですけど・・・
今年も色々訃報が相次ぎました。
今回は森田芳光監督・・
年齢が近い人の訃報はショックです。


1983年、「家族ゲーム」で一躍脚光を浴びた監督でしたが、
それ以前の1981年の監督作品、「の・ようなもの」の斬新さはとても新鮮でした。
見た作品は多くはなく、「の・ようなもの」「家族ゲーム」「キッチン」
「そろばんずく」「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」「間宮兄弟」くらいでしょうか。
リストを見ると作品自体それほど多くはないんですね。
監督ではないけれど制作指揮をとった80年末~90年代はじめの「バカヤロー」シリーズもレンタルで殆ど見ましたが、
とっても痛快で溜飲を下げたことをよく覚えています。

Kazokugame_2  Kichin_2


でも私にとってベストワンといったらやっぱりデビュー作の「の・ようなもの」♪
昭和の時代の最後のすべてが晩夏光となって輝いているような心地良さ。
以前にも書いたけど、主人公はいかにも軟弱でヘタレなんだけど、
それは「間宮兄弟」(2006年)のオタク的ヘタレさとは全く違う。
ヘタレでもしっかりと「男があくまで男であった」最後の時代なのかな。
そんな駆け出しの落語家の主人公を飄々と演じる伊藤克信、
一癖も二癖もあるが気のいい周囲の男たち、
ちょっとインテリなソープ嬢を演じる秋吉久美子のナチュラルさもとてもいい。

Noyouna

この映画の中で一番好きなのは、
主人公が夜中、千葉のガールフレンドの家から歩いて浅草まで帰るシーン。
吾妻橋を渡る夜明けの街に見えるのは、
今はなきアサヒビールの吾妻橋工場。
何というか何度見ても切なくて心地良くて、
まあ今となっては映像としても貴重なんでしょうね。

Azumabasi



監督の年代では例外なく、
学園紛争の影響を受けなかった人間はいないはず。
誰もの心に何らかの影を落としている。
それを今もひきずっている人も多いしね・・。
森田監督の映画を見ていても、何かの拍子にそれを感じることがあります。
それは同年代だからこそわかるのかもしれないけれど、
だとしたらよけい我々にとっては貴重かな、などと感じています。



ご冥福をお祈りいたします。





「の・ようなもの」のエンディング・テーマ、
最高なんですよ~~ ・゚゚・(>_<)・゚゚・。







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2011年9月 3日 (土)

ああ節電の夏終る





さて今年の夏は去年のように居座った凶暴な残暑に苦しめられる事はなく、
穏やかに去ってくれそうだが、節電節電で重苦しい夏でもあった。
東電も電力には余裕を持っていて、企業の電力制限解除も前倒しで行われるようだ。
しかしそんなこんながどうにも釈然としない。
あの震災直後の計画停電はいったいなんだったのですか??


ただパニクっただけだとしか思えない計画停電の後、
今度は夏には電力が足りなくなるから再び実施する、
電力はこんなにも足りないと数字を並べ、
企業も家庭も節電しないと大規模停電が起きる、とさんざん脅かし、
夏になってみれば東北電力に常時融通できるほどの余裕。
そりゃあ休眠させていた火力発電所を大急ぎで立ち上げるなど努力はしたのでしょう。
が、そもそも過去にも原発が殆ど停止したことは何度もあり、
代替の火力発電その他でカバーできることはわかっていたのではないの?
まあヘタなことを言って万一本当に電力が足りなくなるより、危ないと言っておいて、
努力でクリアしました、と言うことにしたいのはわかるけど。


で、節電節電の大号令、大合唱。
企業に対する苛酷な電力制限でどのようなダメージがあったのか、
その辺はよくわからないが、
家庭に対しても15%削減をめざしましょうとかなりの高圧的態度。
私の周囲でも、原発再稼動させたいためのポーズじゃないの、とか
大規模停電?出来るものならやってみな、という醒めた意見が多かったけれど、
そこは根が真面目な日本人。
誰のせいなんだよと思いつつ、節電自体は悪いことではないし、協力はしましたよ。
もともとTVは電源を切っていたけど、電子レンジ、洗濯機、
炊飯器、コーヒーメーカーなどすべてにタップをつけて使い終わったらOFF。
空気清浄機も1日中つけていたのを夜はOFFに。
2階の電話子機、電気スタンドなども朝起きるとOFF
電動歯ブラシも半日はOFFにしておく。



それだけやっても7月の使用量は前年比たったのマイナス1%。
これは去年は例年通り7月末まで梅雨でエアコンがいらず、
今年は6月中から猛暑で使わざるを得なかったから。
8月はなんと33%の削減だったが、これまた今年は7月末から涼しい日がしばらく続いたせいで、
どうも使用量はひたすらエアコンにかかっているらしい。
うちのエアコンは20年も経つ老朽化したものなので、
つけるたびにどんなに電力と電気代を食うのかと精神衛生上よろしくなく、
8月上旬仕方なく2台買い替え。(泣)
現在のだと3割は電力削減になるとのことで、
ようやく心安らかにつけられるようになったのだが・・。



それでも昼間一人でいるときは殆どつけないでがんばる。
もともと閉めきってエアコン、というのが好きじゃないので例年通りなのだが、
今年も熱中症で命を落とした人がたくさんいて本当に残念だ。
これは節電のせいばかりではないけれど、明らかに昔の「普通の暑さ」の域をこえている昨今、
エアコンは命にかかわる必需品となりつつある。
街でも駅のエスカレーターが止ったり、まるで夜のように暗いコンコースなどを多く見かけた。
そもそも東京のメトロの駅、それも新しいものなほど、エスカレーターに乗ることを前提として作られていて、
歩くのがイヤなら乗って下さいなんてシロモノではない。
高層ビルのエレベーターは言うに及ばず。
今年は総体的に去年よりは涼しかったので救われたのだろうけど、
去年みたいに暑い夏だったらどうなっていたのか、
それでも乗り切れたのか、そこが知りたいところだ。



ということで豊富な電力は絶対必要で、昔に戻れるわけはない。
今年の冬は・・来年の夏はまたどうなるのか。

原発は順次廃止、というのが現実的だと思う。
どう逆立ちしたってこれから原発が国民に支持されることは無いだろうから、
原発幻想は捨ててさっさと代替エネルギーの開発に力を注ぐべきですね。
今はもう不安定な原油に頼る火力があればいいというわけにはいかず、
先を見越して効率の良い新しいエネルギーを実現させるべき。
やれコストがどうとか言うけどそれは今の現実であり、原発、火力ありきでの計算でしょ。
それはこれからどんどん変えていける。
原発のコストが後始末のことまで考えたら安いなんてとんでもないことは誰もが知ってしまった。
ただ、「クリーンな自然エネルギー」という言い方はウソを含んでいて抵抗を感じる。
どんな発電にしろ100%クリーンなんてありえない。
きれいごととして、政治に悪用されかねない。
夢物語ではなく現実にするため、その幻想も捨てよう。
バブル崩壊後、日本は「目先のこと」しか見ない、考えないで結果的に自らの足をひっぱってきた。
今こそ腰を据え、長期ビジョンの観点からエネルギー政策に本腰を入れるべきだろう。


原発に替わる大規模発電の実現化なんて無理?
いいえ日本ならそれが出来ると、日本だからこそそれが出来ると私は信じている。
根拠?は無いです、はい、ノーテンキかも(笑)
でも昔から日本人は危機をばねにすごいものを作りだしてきたじゃない。
不可能なことを何とかやっちゃうのが日本人のすごいところ。
今回もこの災難が長い目でみれば「禍転じて福となる」となるよう、
信じてやまない次第です。



Kanon10825moji

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2011年7月25日 (月)

アナログ放送の終った日




昭和28年から今日まで放映されたアナログ放送がついに終わりましたね。
わが家の二階に1台残っていたアナログ14型テレビで、その歴史的瞬間?を見届けました。

Analog5
Analog1


思えば実家にテレビがやってきたのは昭和33年か4年でしたか、
一番古い記憶は若乃花と栃錦の千秋楽の一番でした。
皇太子殿下(当時)と美智子妃殿下のご婚礼パレードも観ました。
日曜日の午前中、近所の友人たちがいつも遊びに・・というよりテレビを観にやってきました。
当時のテレビって何インチだったのかなあ・・
4本脚がついていて、消してある時はミニ緞帳のようなカバーをかけたものです。



白黒時代のなつかしい番組について書き出したらキリがないので、
思い出すままにちょっと書き出してみました。
子供向け活劇、西部劇、アメリカのホームドラマ、
日本のドラマ、バラエティ その他色々

白馬童子
七色仮面
怪傑ハリマオ
忍者部隊月光
まぼろし探偵

Anarog3
アニーよ銃をとれ
ララミー牧場 
ブロンコ
シャイアン


パパは何でも知っている
ベン・ケーシー
逃亡者
パティ・デュークショー
ルーシー・ショー
奥様は魔女


おとぎの国
ディズニーランド
ナッティドリームランド
名犬ラッシー
名犬リンティンティン
トムとジェリー
フィリックスちゃん(タイトルは違っているかも)
バックス・バニー
宇宙家族ロビンソン



ポンポン大将
事件記者
私だけが知っている
恐怖のミイラ
少年ケニヤ
ふしぎな少年
若い季節
夢で会いましょう
ジャスチャー
お笑い三人組
チロリン村とくるみの木


鉄腕アトム
狼少年ケン
鉄人28号
エイトマン 
スーパージェッター
0戦はやと
宇宙少年ソラン
遊星少年パピイ
ワンダースリー 
レインボー戦隊ロビン
宇宙船シリカ
ウルトラQ



多くの番組、覚えている人もたくさんいると思いますが・・
このうち覚えてないのに忘れられない?のが
「ナッティドリームランド」と「おとぎの国」
ナッティ・・のほうはとても面白い異色なアニメだったと思うけど、
内容は記憶にありません。
「おとぎの国」はディズニーランドとは関係なく、
シャーリー・テンプルが案内役兼主演で、童話などを演じていたと思う。
テーマ曲もロマンティックで、今でもメロディを覚えています。



何といっても「名犬ラッシー」は私の犬の原点。
何十年もたって犬を飼うことになった時、選んだのはコリーにそっくりな
シェルティで、それは代々変わりません。



「宇宙船シリカ」は竹田人形座の人形劇。
人形劇でSFですよ~
これはNHKの番組だったけど、ファンレターを出して人形のスナップつきの
返事をもらったのでとても嬉しくて印象に残っています。
(今でも押入れのどっかにあるはず)


エイトマンこと東探偵には恋しました(笑)
0戦はやとやソランの歌は今でも歌えるほど好きです。

Analog2_3  Analog3_3
   

「ジャングル大帝 」あたりから「この番組はカラー放送です」
みたいなテロップが出て、クソ~と思いましたね。annoy
カラーに替えたのはいつだったか記憶無し。
高校時代に夢中になり、世界史の成績がグンとアップした「タイムトンネル」の時はもうカラーで観ていました。



まあ映像の質では比べ物にならないけど、
そんな時代の番組を観てこられたのはある意味すごく幸せかも。
子供に「私たちの小さかった頃の番組」の話を出来る、第一世代なのでしょうし。



さて完全デジタル時代。
次の50年はどんな進化があるのでしょう。



アナログ波絶へてひととき蝉時雨         雪うさぎ



Analog4
Analog6

夜12時過ぎ、すでにザーザーの砂嵐でした。






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2011年6月20日 (月)

6月・・・原発の悪夢まだ



久しぶりに雨が止んだので庭の掃除&草むしり。
先日家人が伐ってそのままになっていた梅の枝の山に小虫が発生している。
それらを片付け、すでに草ぼうぼうの様相を呈している花壇の雑草をしばし無心で抜き続ける。
つかのまの梅雨晴れ間ののんびりした情景だが、
毎日の「本日の放射線情報」(
なんつーブラックな!1年前ならジョークにも思いつかんぞ)によると
当地はこのところ毎時0.05~0.06マイクロシーベルトあたりで推移しているが、
それは地上からかなり高い部分のこと。
地表近くや雨樋の近く、雑草の茂っている部分、落葉だまりの道などは軽くその倍は越えているようだ。
最近は個人的に計測機を購入して測定している人も多いらしい。
ということで今日は通常の倍くらいは被曝したかもしれないけど、
はい、「ただちに影響の出る数値」ではないですね、そうですね。annoyannoyannoy



そんな程度なら私などはどうでもいいが、
人間よりずっと地表に近い部分を移動する犬猫などはどうなのだろう。
まあわが家のワンズももう6歳なので、仮に影響があったとしても寿命が先だとは思いたい。
それでも草を食べたがるのは、可哀想だけど禁止。
「やめて!放射能がついてるから!」(放射能ではなく放射性物質とはわかっているけど昔からのクセでね)
ついついネットで関連する記事を探してしまう。
身の毛のよだつようなデータを並べているサイトも多いが、
ここで生きていくと決めた以上腹を括るしかないです。



まったくこんな心配をしなくてはならない日が来るとは悪夢のようだ。
それでも老い先短い?我々は居直ることも出来るが、
赤ちゃんや小さい子供を持つ若い親御さんたちの心労を思うと胸が痛む。
いったいいつになったら原発は収束するのか。
そういえば東電のシンボルマーク、
あれは核分裂をデザイン化したものだそうだ。
シンボルマークを変えた時点で以後原発推進やる気満々だったんでしょうね。
一見ミッキーマウスを連想させるところがよけいにブラック。
結果的に国民総モルモット状態か?


Tepco_0_2 

もっとも東電は真実を隠している、という非難は確かにそうなのだが、
ほんの少しは理がある、と個人的には思ったりもする。
3月の水素爆発の時点で「メルトダウン」と発表していたらどんなパニックがおこったろうか。
それを思うとまた違った意味で恐ろしい。





とにもかくにもこの長い長い悪夢、
一刻でも早く覚めてほしいものです。think

Ajisai617

Kotubame617

いつも通り花は咲き、今年はアゲハチョウも多く、
うちのツバメも無事巣立ったんですけどね・・・・









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2011年4月 4日 (月)

気休め?安心?冷戦時代核実験の話



最近時々見かける記事について。


冷戦時代、アメリカ、ソ連、フランス、イギリスなどが
さかんに核実験をやっていた時期がありました。
当時の世界はそのために、今より1000倍から10000倍の放射性物質に覆われ、
陸にも海にも降りそそいで(フォールアウト)当然植物も動物もその汚染を受けていました。
1940年代後半から1960年代前半が主であり、その後中国が加わっていますから、
現在50代以上の人はみなその放射性物質の洗礼を受けているということ。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/rb-rri/gimon.pdf

http://d.hatena.ne.jp/ffkgmaki/20110401/1301607237



私などももろにその世代なので、そのへんのことはよく覚えています。
でも世間の風潮はそんなに深刻なものではなく、せいぜい雨にあたらないようにとか、
放射能がついているかもしれないからりんごの皮はむいたほうがいいとか、その程度。
放射能の雨にあたると頭がはげるとか、冗談にも使われていたくらいで切実感はありませんでした。
今その数値を見れば何をのんきな、と思いますが、
結果的には知らなかったことが幸いしたと言えるのかも。


だってそれだけの量の物質が飛散していたとすると・・

埼玉県の4/3の最大放射線量は約0.08マイクロシーベルト

10000倍だと800マイクロシーベルト

1000倍でも80マイクロシーベルト

原発30キロ圏の倍以上ってこと?



まあこんな計算は意味ないのかもしれないけど、
今そんな数値が出たらパニックどころの騒ぎじゃないだろうと思うと恐ろしい。

数値の正確性はわかりませんが、
実際にそれだけ多くの核実験があったこと、
そういう調査結果が出ていることは事実です。


そしてそれを子供の頃からもろにかぶり、
もしかしたら80マイクロシーベルトくらいの大気に10年以上さらされて、
汚染されていたかもしれない食物をたべてきて、
それでも無事に正常な大人になり、
一応健康な自分が今あることも事実です。



だからって今の状態を大したことない、なんて思えるものではありませんが。
でもこの関連記事を読んで、正直言って少しは気が楽になったことは確かかな。




そういえば学校で映画鑑賞の時、よくその水爆実験のフィルムを見せられました。
美しい環礁が炸裂してきのこ雲が立ち上がる映像。
海を渡る無数の蝶がそのために皆死んで海に落ちてゆく光景。
また、牧場のようなところで、核実験の爆風で牛が吹き飛ぶのを塀一枚隔てて兵士が記録しているフィルムも見ましたが、
あの人たちって死ななかったのかしら。
ともかく今から見れば放射性物質の害をわかっているのか?と奇異に思えますが、
実際わかっていなかったのでしょう。
ようやくマズイと気がついてのち、核実験は地下に変わったのですから。




これからどうなるのか・・・
人間の叡知が試される正念場ですね。

Fukusimasake_2
福島の吟醸酒。
これからなるべく被災地の商品を買って協力confident




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2011年3月30日 (水)

原発がなくても大丈夫 (リンク)



こんなサイトを見つけたのでちょっとご紹介。

反原発の立場でさまざまな活動をしてこられた田中優さんの講演を紹介したmisaさんのブログ。

http://ameblo.jp/aries-misa/day-20110323.html

講演の内容をmisaさんがダイジェストとしてまとめて下さり、
非常にわかりやすく、大切なポイントが理解できます。
後半では今研究されている、クリーンなエネルギーの色々が紹介されています。
目からウロコのユニークな発電とは?




内容はあくまで田中優氏の講演からであり、
misaさんの持論では無いことをご承知おき下さい。

先日の記事で私も、技術を越えるものは新しい技術、
日本は絶対にそれが出来る国と書きましたが、
やはり原発なしの新エネルギーはすでに色々考案、研究されているのですね。



もちろんこれらがすぐ実用化出来ると考えるほど私も脳天気ではありません。
デメリットだってあるでしょうし、実現にはさまざまな障害もあるでしょう。
この期に及んでも、安定電気供給のためには原発が不可欠との論調が跋扈していますし。
でも現在でも100%原発に依存してるわけではないのです。
30%より多いとしても、半分までは行ってないでしょう。
とりあえずは既存の火力、風力発電を充実させ、
その間に効率の良い安全なエネルギーを「実用化」を前提で絞込み、
実行に移す。
ここに紹介された以外にも、その技術はたくさんあるはず。



ようは国と電力会社のやる気の問題です。
原発抜きの電力発電を本気でやる気があるのか否かという問題です。
こんな惨事を起こしてしまって、以後誰が原発は安全だなどという世迷言を信じるでしょう。
今関東地方全域の何十万という人が、
心痛とストレスで身体に異常をきたしそうです。
放射線による10年後のがんの心配より先に、今現在心労で不安神経症や、心臓病などの病気になりそうなんです。


高濃度の放射線が検出されましたなんてニュースを見ながら、
ご飯を美味しく食べられるわけない。
どこへ行っても何をしても重苦しい不安につきまとわれ、楽しむことなど出来ない。



私の周囲でも、心痛で痩せてしまったと言う人がおおぜいいます。
いまだに解決の糸口も見えず、あと何ヶ月も何年もこの状態が続いたとしたら・・・
「知ってしまった」私たちは、原発のある限り一生心から安らぐことなど出来ないのですよ。


政府も「国民の生命を守る」という最低限の公約を実行する気があるのなら
全力で代替エネルギーの実現をはかるしかないではありませんか。
これ以降も国民の生命を危険にさらしてまで原発に固執するとしたら・・
原発で何千万という国民が死ななければわからない、というほどバカではないと信じたい。
(例えば次の地震で6基の原発が連鎖的に爆発すればそのくらい死ぬでしょう。そんなことはあり得ないなんて、一体誰が保証しますか?)

「良い教訓」とするにはあまりにも苛酷で緊迫した状態が続きますが、
この危機意識こそが流れを変える原動力だと思っています。




Touhoku1
2月に帯の加工を頼んだお店は福島県。
ようやく戻ってきた商品の箱にこんな書き込みが。
どんなに不安なことか・・・
めげずに踏ん張って欲しいです。


Touhoku2

ちょうどお米が無かったので、
福島のお米でもあったら買おうと思っていたけどありませんでした。
では宮城のお米を。
栗原は震度7を記録して死者ゼロだった町ですね♪








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