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アニメ・コミック

2015年4月21日 (火)

残花

Zanka_2


いつだったか深夜に何気なくTVのチャンネルを変えた時、
素晴らしくきれいなアニメの桜の映像が飛び込んできた。
なんというアニメか知らないまま抒情的な映像の美しさに魅了されて最後まで観続けてしまい、
わかったタイトルが「秒速5センチメートル」
このタイトル、何が秒速5センチメートルかというと「桜の花びらが舞い落ちる速度」だそうだ。
なるほど、とすると高いところにある花びらは地上に着くまでに1分以上かかるのだろうか。


初桜、満開の桜、散る桜、時に花吹雪、夜桜、
桜の季節はともかく桜が見たくて落ち着かない気分だ。
雨が降っても風が吹いても気になる。
だから葉が出始めた枝にぽつぽつと残る花が風の吹くたびに散ってゆく頃になると、一抹の寂しさと共にほっとした気分になるのも正直な気持ち。


残る花も次々に散って水面の花筏に加わる。
最初は雪のようだった花筏も茶色くなり、やがて流れ去ってゆく。
葉桜と言われるのもつかのま、緑に埋もれてもうどれが桜の木だかわからなくなる頃、
季節は既に初夏に移り変わり、気分も一新。
毎年のことだけど飽きることのない素晴らしい出会いと別れだ。
桜お疲れさま、また来年ね。





ところで「秒速5センチメートル」、ほんとにきれいなアニメだった。
最初からちゃんと観たいのだけど、どこかでオンエアしてくれないかなあ。



週刊俳句416号(2015/4/12)






考えてみたらオンエアを待つよりレンタルという手がありました。
TSUTAYAに行ったらあいにく貸し出し中だったので1週間待たされたけど観ましたよ。
なんで私が今さら中学生の恋みて切なくなってんだという話なんですが、
ともかく圧倒的な絵の美しさに魅了されてしまう。
散る桜、霏々と降る雪、南国の海や星、さまざまな東京の情景、
打ち上げられるロケットの軌跡、どれも息を呑むほど美しい。
それらの中で紡がれる物語は何気ないけれどやはり切ないのです。
あまりアニメを見ない人も、一見の価値ありですよ♪


Byosoku




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2012年7月 6日 (金)

ミニスキュル・小さなムシの物語




今年の2月だったか3月だったか、
ある真夜中(2時か3時過ぎ)にふとTVをつけたら、
NHKBSで素晴らしくきれいなアニメが目に飛び込んできた。
虫が主人公のようでセリフも無し、ほんの数分で終わってしまったが、
ともかく美しい、そして甘さは全くないのだけど可愛らしく洒落たストーリーに一度で魅せられてしまった。
調べたら「ミニスキュル・小さなムシの物語」というフランスのアニメということ。
まあこの番組に限らず、特にNHKはとんでもない真夜中にとんでもなく素晴らしい番組をつらっと放映するのはよくあることなのだが・・。
放送予定を調べても真夜中とか昼間のすきま時間とか一定せず、
何でこんな番組を子供たちの見る時間帯に放映しないかな~と大いに憤ったものだ。
その後BSの番組は先行放送で、4月から地上Dで連続放送が始まることが判明。
現在は金曜日の夜に2分バージョン、日曜日の朝に5分バージョンを放映している。



http://www9.nhk.or.jp/anime/minuscule/

Minu1_2 Minu2_2

Minu3 Minu4

背景とか人物(足だけなど一部分が多い)などは実写で、フランスの田舎の美しい風景を楽しむことが出来る。
虫はCG。
登場するのは最初はクモだとはわからなかった真っ黒クロスケみたいなクモや足長グモ、
テントウムシ、ハエ、バッタ、トンボ、チョウ、カタツムリetc.
さすがファーブルを生んだ国!?
虫たちは挑発しあってケンカばかりしているのだが、人間に対しては一致団結。
ヒドイ目に遭わされるのは人間、というところが可笑しい。
2分バージョンは時に4コママンガを見ているようで、起承転結のメリハリを楽しめる。
小さな虫の物語、なんていうと愛らしい虫たちの自然賛歌、というイメージも浮かぶがそこはフランス。
そんな甘さはまるでなく、シビアな展開になるのがいかにも、という感じ。
とはいえ恋あり友情あり、デフォルメされた虫たちの愛らしさや美しさは大人の鑑賞にも充分堪える。
まあ変にリアルなところもあるので、虫なんか一目も見たくない、という人はやめたほうがいいかもしれないけど。
子供が見たらもちろん大喜びするはず・・・アニメとしてのクオリティは非常に高いと思う。




ところでフランスの長編アニメといえば、
最初に観たのが「時の支配者」
そして2回目に観たのが「ファンタスティック・プラネット」
「ペルセポリス」も観たけどあれは現実的な話なのでおいといて。
「時の支配者」、それ以上に「ファンタステック・プラネット」のあの絶望的な暗さはいったい何なんだろう・・
特に後者はあまりに悲惨でおぞましくて、最後まで観られなかったくらい。
どうしてあそこまで陰惨なアニメを作るかな?
確かに作家の個性ではあるのだろうが、あんなの見せられるほうはたまったものではない。
それで思い出したけど、子供の頃読んだ世界文学全集に色々な国の民話が載っていたのだが、
フランスの民話は子供心にとてつもなく暗かった。
小説も同じような感じで、フランスって暗い国かしらと思ったものだ。
ああそういえば60年代のヌーベルバーグ映画も暗かったよね、「シベールの日曜日」とか。
実際何度かフランスに行った時の印象では、暗い感じなんて全くなかったけど・・・ちょっとナゾ。
表面だけ見ただけではわからない「闇」を内臓しているのかも・・・・?

Tokinosihaisya Fpuranet_2 

ともあれ、「小さなムシの物語」は明るいです。
ノーテンキな明るさではなく、シビアでエスプリが効いているところがいかにもフランスっぽい。
セリフが無いので吹き替えでぶち壊し、なんてこともない。
何より短いのでちょこっと見てくすっと笑う感覚が精神衛生上よろしいような(笑)
大人も子供も楽しめる貴重なアニメ、お勧めですhappy01heart04






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2011年9月30日 (金)

「雪の女王」新訳版

Yukino

旧ソビエトが1957年に作ったアニメ映画「雪の女王」
もちろん映画として観たことはなく、
十数年前に初めてビデオで観たのですが、すっかり魅せられ、
もう何回観たことか。


何しろ最初はベータのセルビデオを買ったのですから。
1万数千円しました。
その後ベータがどういう末路をたどったかはご存知の通り。
しかしこのベータ版の素晴らしいところはちゃんと原語(ロシア語)、
日本語字幕で作られていたところ。
吹き替えとどちらでも聞けるようになっていましたが、
もちろん原語のほうが断然魅力的でした。
ベータが使えなくなってから、VHSは買わなかったものの、
DVDが出た時はさっそく買いました。
ところがそれは吹き替えのみで魅力半減。
最近ジブリのライブラリーから新訳版が出ていることを知り、
原語版なのを知って即買いしちゃったというわけです。

Yukijyo1

「雪の女王」は誰でも知っているアンデルセンの童話ですが、
この旧ソ連の映画は実に見事にそれを映像化しています。
話の進行などにはディズニーの影響が強く見られますが。
案内役として登場するのはやはりアンデルセンの童話、
「眠りの精のオーレおじさん」の主人公、オーレおじさん。
彼の語りという形で物語が進行します。
(ディズニーではジミニー・クリケットがよくその役を務めていますね)
だいたい私は名作のアニメ化というのには懐疑的で、
日本のアニメでやったハイジとかペリーヌとか赤毛のアンとか、
原作が好きだからこそ絶対観なかったけど、
これは雪の女王のイメージを全く損なうことなく、少し話をけずって単純化した分、テーマがより骨太になり、
50年以上たっても全く古くもならず色褪せもしない美しいアニメーションによって
大人の鑑賞にも充分耐えられる素晴らしい作品となっています。

Yukijyo5

ともかく絵が美しく、愛らしい。
動きが優雅で上品。
これは日本でも初期の東映動画に見られる共通点ですが、
上品、優雅という動きは過去のものになっちゃったのかと思うくらい。
ロシア語は全然わかりませんが(スパシーボとダスピダーニャくらいしか)
全くキンキンした調子がなく、セリフが耳に心地よい。
(これも昔の日本のアニメでもそうでした)
キャラクターが皆魅力的。
怖さと美しさが絶妙な雪の女王、ゲルダを助けてくれる人たち、
動物たちのリアルさ、
特に山賊の娘には思わず感情移入せずにはいられない。
原作を好きな人も知らない人も、大人も子供も楽しめること受けあいです。

Yukijyo2 

ところでこのDVDを発売した「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」
海外の優れたアニメを上映、DVD発売という形で紹介しているそうです。
この「雪の女王」も数年前上映したそうで、観たかったなあ・・
ジブリの宮崎駿氏はこの作品がとても好きで、
ご自分の転機となった運命の作品とのこと。
ちょっと驚きましたが、強く優しい少女というのは
確かに宮崎氏の永遠のテーマ?でした。
このDVDの中でもインタビューで熱い思いを語っているのですが、
ゲルダを「安珍・清姫」に例えたのには笑いました。
ひと筋に愛する人を追い求めるという点では確かに似ているかも。

Yukijyo4

ただ、アミニズム云々という話で
ゲルダが赤い靴を「川」に与えてカイのところに連れていって、と頼むシーン。
原作に無いエピソードを挿入したようにおっしゃっていますが、
あれは原作にもちゃんとあるエピソードです。
賛美歌とか天使とか、キリスト教的なものを排除したのは
ロシアの微妙な宗教事情もあるのでは?と思いましたが結果的には成功していますね。




このDVDには映像特典としてもうひとつの作品が収録されています。
やはりアンデルセン原作の「鉛の兵隊」という作品ですが、
十数分という短い少品ながらこれがまた素晴らしいのです。
私が子供の頃読んだ原作では「しっかり者の錫の兵隊」というタイトルでしたが内容は同じ。

Namari3
片足の鉛の兵隊と、紙で出来た踊り子の恋。
つぶやくように愛を歌う兵隊の歌声、さすがロシアならではの踊り子のバレエ、
ラストは思わずうるうる・・・

Namari4


このアニメもお宝もの。
本当に手に入れて良かった一枚となりました。
あ、吹き替え版のほうは、DVDを貸し出ししている
町の図書館にでも使ってもらおうかと思っています。




Toeianime_2

Toeianime

昭和30年代、東映の初期アニメーションも素晴らしかったです♪
右はやはり旧ソ連のアニメ、「森は生きている」 1956年の作品。
残念ながら吹き替え版。







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