2012年5月
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当地のお天気

旅に出る♪

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生物一般

2012年5月16日 (水)

蟷螂生まる




去年の秋に沈丁花の枝についていたカマキリの卵を居間の窓の外のフェンスに絡ませてありました。
そのうち子カマキリがぞろぞろ・・にはなかなかならず、もう死んじゃってるのかなと思っていたら、昨日の朝、何やらふわふわとしたものがくっついている。
それは破れた卵のうの一部で、見ると生まれたてのカマキリが2匹。
探すと近くに数匹のチビを見つけましたが、大方はもう出て散り散りになってしまった後なのかもしれません。


でも最後の1~2匹??が出てくるところは見ることが出来ました。
せっかくなので物好きにUPすることにしました。
「気持ち悪い!」と思う方はスルーして下さいね。


Kokama2

出てくる時は脚もカマも畳まれているのか、まるでエビみたい。

Kokama3

Kokama4
畳まれていた脚も触角も開いて・・・・

Kokama5
いっちょまえのカマキリの姿に。

Kokama7
この子は元気でまだ透明な感じの体でどんどん卵のうから離れていきました。
動きはコミカルでこの姿もなんとなくマンガチック。


Kokama8
大きさは1センチくらいでしょうか。

Kokama10
もう1匹はちょっと目を離したすきに、そばで狙っていたクモに捕まってしまいました。
これも自然の営みのひとつであり、こういった犠牲も折り込み済みの数なのでしょう。
あえてそのままにしておきました。
カマキリが大きくなれば逆にこんなクモはイチコロですが・・・。


Kokama11
すっかり乾いて一人前のミニカマキリ。
指を出すと小さなカマを振り上げます。
今年うちの庭で秋まで生き延びるのは何匹でしょうか。
淡々と生を謳歌する姿に教えられるものがあるような気がします。


Kokama1


ともあれみんな元気でね♪



生(あ)ればすぐ荒野をめざす子蟷螂         雪うさぎ



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2012年1月 6日 (金)

Happyタツノオトシゴ年♪

Nenga 

  遅ればせながら明けましておめでとうございます。
2012年、今年は穏やかで明るいことのいっぱいある年になりますように。


うさぎ年は景気が良くなる年、と言われていたのに去年は大コケ。
今年辰年はどうなるでしょう?
登り竜となって、失速することなく上昇してほしいものです。




ところで今年の年賀状を作るのに、もちろんリアル竜なんて存在しないし・・・?と考えて、思いついたのがタツノオトシゴ。
12月某日、カメラかついで池袋のサンシャイン水族館にでかけました。
はい、あの日タツノオトシゴの水槽の前に座り込んで
カメラにへばついていたジャマなおばさんはわたくしでした。
その節はどうもすみませんでした。coldsweats01




殆ど初めて見るタツノオトシゴ、これがすご~く可愛いんですよ。
おめめもパッチリ、本当に顔は伝説の竜にそっくりで・・「竜の落とし子」の名そのまんま。
というかもしかしてこの生物をモデルに竜をデザインしたのかな?
海馬(ウミウマ)その他色んな異名があるけれど、英語でも「シーホース」
そういえばチェスの馬にも似てる。

Tatu4
Tatu5
Tatu3
正面顔ってチョットまぬけ・・・・?



どう見ても魚には見えないけどれっきとした魚類で、(トゲウオ目ヨウジウオ科)
ほんと背びれもちゃんとあります。
水槽の中にはサンゴなどが植えられているんだけど、
それに尾をくるりと巻きつけ、直立しながらゆ~らゆら。
かと思うと尾を離してほわんほわんと漂ってはまた戻ってきてゆ~らゆら。

可愛らしい上にゆったりまったりとした動作が心地よく、見飽きない。
水槽の中には鮮やかな黄色のと、暗い紫の個体はいたけれど、
色は環境によって変わるみたいです。


なんてすっかりタツノオトシゴが気に入っちゃってたら、
1月4日の日経新聞文化欄に、タツノオトシゴの養殖に成功した方の話が載っていました。
加藤紳さんという方で、タツノオトシゴに魅了され、試行錯誤を重ねながら年間1万匹の養殖に成功、
現在は九州で会社を設立、「タツノオトシゴハウス」を一般公開しているとのこと。

タツノオトシゴで不思議なのは、メスがオスのお腹(育児嚢)に卵を産みつけ、
オスが子育て?することですが、加藤さんによると卵を産む時はとても仲の良いカップルぶりで、2匹の形がハート型になるんだとか。
タツノオトシゴは実に平和な生き物にして、汚れた海では生きられない環境のバロメーターなんだそうです。
加藤さんのひとつのことに一途に打ち込み、諦めずに成功を引き寄せた話も併せ、なんかお正月からいい話を聞いたなと爽やかな気分になりました。



日本では殆ど捕獲しないにもかかわらず(東南アジアでは漢方薬の材料として乱獲されているらしい)
日本近海でも減っているというこの愛らしい生物、
間違っても絶滅などしないよう海の環境を守っていかなければ・・・ですね。

飛翔したい辰年、ともあれ本年もよろしくお願いいたします。


Tatu1
Tatu2

こちらはリーフィーシードラゴン。
身体をくねらせて泳ぐ様子はこれまた天翔ける竜みたい♪



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2011年12月31日 (土)

とりぱん12





予約していた「とりぱん12」が楽天から届いた。
寝る前にベッドの中で読むのが定番。
う~ん、落ち着く。癒し系のマンガなのね。

Toripan12


作者は北東北在住のとりのなん子というマンガ家さん。
2005年、雑誌「モーニング」の作品公募で大賞をとったエッセイマンガ「とりぱん」は現在まで同誌で連載が続いている。
とりぱんとは野鳥に与えるパンのことで、庭にやってくる野鳥との交流を、
温かくユーモラスに、時に過激にブラックに描いていてこれがすごく面白い。
癒し系のマンガだからといってほのぼの優しい路線かと思ったら大間違いで、
シニカルな目、時には毒を含んだブラックな思考が、
ごく自然にすべての命を慈しむ心と同居しているのが素晴らしいところ。
登場するのはスズメ、ヒヨドリ、メジロなどのよく見かける鳥から、
アオゲラ、コゲラ、オナガ、コムクドリ、シメ、カワラヒワ、
はたまたキレンジャクやヒレンジャクまで、さすが自然に恵まれた東北というか、
こんなのが庭にきてくれたらいいなあ~とうらやましくなったりする。
さらに池に飛来する白鳥やカモなどの、普通のイメージとは一味ちがったルポがこれまた面白い。


野鳥だけではなく、近所の猫や犬、羊やカモシカ、飼っている金魚などもしばしば登場するので、
時々ねこぱん、魚ぱんなどとも言われるが、
ちょっととりのさん、最近もろに


むしぱんになっていませんか?



いや、私的にはぜんっぜんOKなんですけど。
嫌がる人もいるようだけど、その「自覚無き虫めづる姫君ぶり」が何とも痛快。
カマキリ、クモ、チョウやガからスズメバチ、ダンゴ虫まで、登場する虫も多彩。
野鳥や犬猫、金魚を可愛がるくらいなら、人は温かい目で見てくれるだろうけど、
死にかけのカマキリを保護して餌のハエを獲ってやったり、
アゲハの幼虫のために山椒やパセリを植えて家の中で越冬させたり、
ファーブルよろしく狩人バチの奮戦を1時間半も観察したりするって
やはりドン引く人も多く、「変人」の烙印押される危険大。
しかし作者は全然そんなこと気にしないと思う。
実際にこういう女性ってあまりお目にかかったことがなく、
虫がキライといいながら実はけっこうむしぱん的なところもある私など
写真俳句サイトにしばしば虫登場)
すごく興味をひかれる。

Tripan12bsf_2 



本当言うと、今年は「あの日」以降、
しばらくこのとりぱんに縋って生活していた。
東京を彷徨った3月11日の深夜、TVで津波の映像を見て
「なにこれ、特撮・・?」とつぶやいたあの日、
それに次々と続く原発の大事故のニュース。
あの頃誰でもがそうだっただろうけどしばらくは不安で不安で、とうとうニュースも見られなくなり、
そんな時、とりぱんを読んでいる時だけは心が和み、安らいでいられた。
作者は東北在住のため、心配になって検索したら大きな被害は受けなかったとのことで安心したが・・



後日、11巻に収録された「その日」を読んだ時はしみじみと感動した。
失うもののない日常を生きる野性生物、
対して作り上げたものの崩壊に、あまりにも弱かった人間。
それでもそれぞれの日常を生き、役割をまっとうすることが大切なのだと。
その通りだと思う。
そして震災のずっと前に読んだ第1巻のラスト、
「何でもない日常こそがすべて」という、震災後誰でもが思ったであろうフレーズ
が、実感を持ってよみがえり、繋がっていく・・



いやいや、暗くなるのはよしましょう。
「とりぱんは皆さまに楽しい気分になってもらうためのもの」と作者も書いている。
はい、楽しい気分になってどんなに救われたことか。
そのうちM岡にとりぱんツアーに行きたいな。
とりのさん、今後もとりぱん、個人的にはむしぱんもどうぞよろしく♪

1111kama 雪うさぎのかまさん σ(^^)




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2011年11月30日 (水)

手のひらに翡翠




ある朝のこと、
起きて下の居間に入ろうとすると何か異様な気配。
バサバサと鳥の羽音、それに鳴き声。
言いたかないけどうちの猫がしょっちゅう小鳥を獲ってくるので、
ある程度は慣れているのだけど全くうんざりします。
羽が散乱して死骸が・・ということもあるので、生きているらしいのは救い。
見回すとまだカーテンをひいてあるので薄暗い中、これまた異様なシルエットが。
今まで捕まえてきたのはスズメ、ヒヨドリ、アオジ、ツグミなどだったけど、
あの大きな長いくちばしは・・・

まさかカワセミ~~??



ともかくすぐ逃げられるように窓を全開にし、
見るとカーテンレールの上にいるのは確かにカワセミ。

カーテンレールにカワセミ・・・ってあり得ない。

うちってミラクルワールドなのかsign02wobbly


我に返り、どうせなら写真撮っちゃおうかと目を逸らした瞬間、
カワセミは消えていました。
しかし猫が咥えてきたのなら、羽の一枚くらい必ず落ちているはずなのに、
あれば目立つだろう羽が全く落ちていない。
まさか猫用入り口から自分で入ってきたわけはないし・・・
寝ぼけて幻影でも見たのかと思ったほど・・・謎sweat01



それから数日後、今度は夕方買物から帰るとまたまた鳥の羽ばたきと鳴き声が。
あわてて見ると猫が弄っているのは今度こそ正真正銘のカワセミ。
猫を追っ払って窓を開けようとしたとき、カワセミは飛び上がって壁に激突、
そのままキュリオケースの裏に転落しました。
懐中電灯で見ると幸い手の届くところにうずくまっていたので、
つかんで引っ張り出すと、意識はあるけどグッタリした様子。
こちらも動転していたせいもあるけど、
何だかアタマと体がどっちを向いているのかわからない状態。



で、でもカワセミを掴むなんてあり得ないほどせっかくのチャンスだから、
ちょ、ちょっと撮らしてよね、とコンデジを持ち出し、写真を撮ったものの
慌てていたせいであとで見たら殆どボケ。
マクロモードで撮ればよかったのに・・・

Hisui1

ともかくカワセミが棲息する近くの池に戻さねば・・
外に出るとつかまれたままのカワセミ、首をぐるぐる回すものの茫然とした様子で、
暴れる気配もないのが心配。
それでも大きなくちばしを開けて時々指に食いつきましたが。(全然痛くない)
池に着いてフェンスの上に立たせようとしたけれど立てない。
横倒しになってしまう。
ああやっぱり骨が折れちゃったのかなあ・・・
どうしよう、野鳥だから勝手に保護することもできないし・・
獣医さんに持ち込んだら診てくれるのかなあ・・
「アンタさあ、2度も猫に獲られるってマヌケ過ぎない・?」
などと言いつつカワセミを撫でるという貴重な体験をしつつ
悩むこと十数分・・・


Hisui2



突然我に返ったように、カワセミは勢いよく池の向うに飛んでいきました。
よろよろもせず、まっすぐに。

よ、良かった~note
何とか無事だったんだ。
手に血もついていないから、外傷も殆どないはず。
心底ほっとしました。
黒いつぶらな目が可愛かったカワセミ、つかむと見かけよりずっと細くって。
くちばしで挟まれた指の感触、思い出すと何だかいとおしいです。




ところで。
これまで猫は一度もカワセミなんて獲ったことがないのに、
それを可能にしたのは棲息している池の激変のせいです。
農業用水であるこの池は去年まで周囲にはドングリの生る木が茂り、
山藤やアケビが育ち、水際は込み入った藪で、
こんな光景が見られていました。

Numa1

Numa4

当時のカワセミはこんな藪の中によくいました。

Numa3

ところが今年早々から、整備して公園にするとかで工事を始めたのですが、
思った通り全部の木を切り倒し、藪を取り払ってコンクリートで固め、
何のためかわからない水上遊歩道?を申し訳程度に設置しておしまい。
いかにもお役所仕事一丁あがりって感じね。
夏にはうるさいほど鳴いていたウシガエルも死んでしまい、
目には見えなくてもどれだけの生態系が破壊されたことか。(怒)


Numa2

それでも小魚はいるので、意外とたくましいカワセミは戻ってきたのですが。
藪がなくなったので猫の恰好のターゲットになったのでしょう。
でも逆に言えばこれだけ見通しが良いのですから、猫が近づいたらすぐわかると思うのですが。
こんなところで襲われるなんて、やはり間が抜けているとしか思えない・・・



まさかと思うけど、
ウチの庭にある睡蓮鉢のメダカを獲りにきたところをやられたとか・・・

いやそれはないだろうなあ・・・でも・・・

う~~~ん  think





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2010年10月 9日 (土)

踊るかまきり



虫はどちらかといえば苦手と思っていたけど、
カメラに凝りだしてからけっこう虫を撮るようになっちゃいました。
特にマクロレンズを使うと面白くて。
アップで見るとグロテスクさ倍増なんだけど、彼らは彼らなりに一生懸命生きていることが伝わってきて感動することも。

Hyoumon_2


うちの庭はたいてい草ぼうぼうなので、coldsweats01 けっこう虫がいるのですが、
中でもお馴染みなのがカマキリ。
毎年沈丁花の木などに卵を産み付けるので、初夏にはアリさんのようなチ
ビカマキリがぞろぞろ。
もっとも生存競争の果に秋に大カマキリになっているのは数えるほどしか
いません。
このところ庭に出ると、その大カマキリと目が合うことが多いのですが。



先日夕顔の蔓の上にいたカマキリ、何かを取ろうとしているのか、
しきりに前足をばたつかせていて、その様子が踊っているようで可笑しく
なっちゃいました。

Barekama3 Barekama2

優雅な手の動き、後ろ脚を高く上げてまるでバレエを踊ってるみたい。
目線夢みるように上げてるし、こんな感じ?(笑)

Barekamakiri_2 

こうなるとまるでエイリアンなんですけどね~
カマキリがゾウみたいな大きさだったらどんなにオソロシイことか。
バリバリ食われちゃうんだろうな~(お好きな方はどうぞ どアップで heart

Barekama4

小さな庭の中でも、虫の世界はシビアな弱肉強食。
まあ人間にとってみれば、毛虫なども食べてくれるので益虫になるのでし
ょうが。
あっ、でもアゲハの幼虫は食べないでよね!なんて勝手なことを言ってお
ります。




暑い暑いと言ってるうちにもう秋も半ば。
またどこかの木か茂みの中の、カマキリの卵を見つける日も近いことでし
ょう。confident

Tourou3

この顔はカワイイかもhappy01







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2010年6月19日 (土)

続・つばめ 巣立ち


先日書いたわが家のつばめ、
昨日と今日2日かけて、4羽が全員無事巣立ちした。
巣立ったとはいえまだおっかなびっくりの雛たち、
家の前の電線にあぶなっかしくとまり、広い世界に茫然としているみたい。
親鳥がそばについて、餌を運んだり、何事か教えているような様子がいじらしい。
あちこちに気を配って雛を守り、なおかつ厳しく一刻も早い自立を促す親鳥の姿は人間と同じだけど、
その何倍もスピーディにやらなければならないんだものね。

Sudati3 Sudati4

電線はちょうど私の部屋の下になるので、驚かさないよう窓ガラス越しに激写。
まだまだひと目で子供だとわかる姿なので、カラスなどに襲われなければいいけど、とちょっとハラハラする。



昨日2羽、今日は残りの2羽も飛び立って、巣はからっぽに。
昨夜は巣に帰ってきたのだけど、こんな暑い日は狭い巣でぎゅうぎゅう眠るより外のほうが気持ちいいのだろう、夜になっても帰ってくることはなかった。
ともあれうちの猫にも獲られず、無事に旅立ってこちらもほっとしました。
早く立派な大人になって、また帰っておいでね♪

Sudati1
あたりに気をくばる親鳥(左)
大きさは親と同じくらいある雛たち、
顔はまだまだ子供ですね。happy01




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2010年6月15日 (火)

つばめ


何故か去年は来なかったけど、今年はまたツバメがやってきて、雛を孵した。
玄関ポーチの上の壁の内側に、何年も前に作られた巣だが、住む時は毎回リフォームして使っているらしい。
つい先日、小さな小さな卵の殻が落ちていたので、ああ孵ったのね、と思っていたが雛の声も聞こえず、ホントにいるのかしらと心配していた。
最近小さな頭らしきものが動いているなと思っているまに、ムクムク大きくなってきて、数日で巣からはみ出してきた。
顔中口だらけの雛、下から見るとちょっとぶーたれ顔がなんとも可愛い。
現在4羽確認済。

Tubame1 Tubame2


しかし問題がひとつ。
去年来なかったのは猫がいるからかなと思っていたのだが、
もちろん今年もいるんだけど、猫がいくらがんばっても届かないとふんだのだろうか。
ところが猫のほうは気になって仕方ない。
獲りたくて獲りたくてうずうずしているのは一目瞭然。
踏み台になるようなものはすべて撤去し、万一雛が落ちた時のために巣の下をサークルで囲い、
ぬかりのないよう気をつけてはいるのだが、猫たちは決して諦めていない。
玄関まわりをウロウロして、そのたびに親鳥のけたたましい警戒警報。
おはぎなどはドアを開けておくと、何と網戸がわりのカーテンをよじ登ってドアの上に立って狙っている。
しかしおバカなことに、そこでニャアニャア鳴くものだから(届かないよ~獲りたいよ~と言ってるに違いない)こちらもすぐに気がついて引きずり降ろされることに・・。


ツバメは犬は全然警戒していないようで、真下で吠えれば雛は首をすくめるけれど、親鳥は全然平気。
やはりちゃんと敵を認識しているようだ。



しかし本当に危険なのはこれから。
雛たちはもうけっこう立派な羽に成長しているようで、
今日は親鳥がそばで羽をバタバタさせ、そろそろ飛ぶのをうながしているようだった。
ひょろひょろと低く飛んだところをばっと飛びかかられたら・・
何しろうちの猫たち、メジロやヒヨドリ、アオジなどを捕まえてきた実績があるので。
別に食べるためではなくおもちゃにするので、猫の習性とわかってはいてもこちらは悲しい気分を味わわされる。
せっかく育った雛たち、猫に獲られたら可哀想すぎ・・・。

Tubame3
こちらが両親♪



かくて飼い猫でありながら、現在はツバメと、無事に巣立ちをさせたい我々の敵。
う~ん、ね、おいし~いもの何でも好きなものあげるからツバメ狙うのやめようね、と言ってわかってくれれば苦労はないのだけど。



まあクールに考えれば、運悪く猫に獲られるのも運命なんだけど。
とは思いつつ、これから当分気をぬけない日々が続きそうです・・・。

Karasuoyako

ツバメだけでなく、鳥たちは皆子育て真っ最中。
これはカラスの親子でしょう。
一見親と同じ体型ですが、仕草をみればわかります。
親鳥が拾った食べ物をねだっているのが子ガラスですね。








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2009年3月 5日 (木)

やもり


折りしも今日は「啓蟄」ですが、「やもり」って知っていますか?
トカゲの仲間、ということは爬虫類ですが、家に住みついて人間にとっての害虫を食べてくれるせいか、昔から「家を守る」という意味で「やもり」(漢字では「守宮」「家守」。)と呼ばれています。


ちなみによく混同される「いもり」は姿は似ているものの、蛙の仲間である両生類、水辺に生息するため、井戸を守るという意味で「いもり」と呼ばれるそうな。
もっとも別名「アカハライモリ」の名の通り、お腹が真っ赤で背中は黒く、私はずっと昔川で一度遭遇しただけですが、かなり強烈な印象でした。
対してやもりはちょっとスケルトンなイメージもあるくらい、色と言うほどの色でもない地味な姿なんですが・・・。



で、実はその「やもり」がけっこう好きだったりするのは、
ひとえに小学生の頃読んだ浜田廣介の「五ひきのやもり」のおかげです。


☆     ☆     ☆     ☆     ☆

仲のよいやもりの夫婦がある家の板壁のすきまに住んでいた。
ある春の日、昼寝をしているとその家のおじいさんがやってきて、
少しずれていた板壁を修理しようと釘を打ち付ける。
夫のやもりはその釘に貫かれ、幸い命は助かったものの、身動きができなくなってしまう。
妻と生まれた三匹の子どものやもりは心を痛め、父親やもりのために餌を運び続ける。やがて大きくなった兄弟やもりは父親を自由にする方法をさがして旅にでるが、10年経っても見つからず、年老いた両親のもとに帰ってくるが・・・。

Yamorisasoe
















何ともほのぼのとした泣かせるお話で、(何と言うか、浜田廣介節とでもいいましょうか)
ハッピーエンドなのだけど、5ひきの家族やもりのラストの姿を想像するだけで涙ぐんでしまいそう。
何度も繰り返し読んだ、子供の頃の愛読書です。



ところがこのやもりになかなか遭遇する機会がなく、「この家にはいないのかしらね?」なんて言っていたのでしたが・・・・。

なんとうちの猫が、最近やもりを捕ってくるのです!

Yamori1


















幸い殺しはしないので、すぐ取り上げて逃がしてやるのですが、
今日もまた家人が床のすみにへばりついているやもりを発見。
ほんとに小さいのでまだ子供なのでしょうが、
いったいどこから捕ってくるやら・・・。
家人の手の上で写真を撮りましたが、尻尾が無いですね・・やっぱり。
調べたらトカゲと同じでまた生えてくるそうでほっとしましたが。


目なんて可愛いんですよね。
(と言いつつ、やはり私は手に乗せることはできませんが・・・。coldsweats01
昔から家守と言われて親しまれてきたのは、
やはりこのどこかとぼけた愛嬌のある顔、
トカゲよりずっとドンくさい動きなどに可愛らしさを感じてしまうからでしょう。
大きな手足でどこにでも張り付いて移動できるのは、指下板という指にある特殊な器官によるものだそうです。



ともかく~「家守」なんだから!
快適にずっと住みついてもらって、守ってもらわなきゃ。
大切にしなきゃいけないの!
だからもう絶対に捕ってきちゃダメだよ!
と猫に申しわたしたのだけど・・・



わかってくれないだろうなあ・・・。cat

Yamori2














こちらは去年の暮れ、どこかから逃げてきたのか、
ベランダのレールの中に隠れていたやもり。
あ、これは尻尾が無事だわ。

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2008年10月27日 (月)

蟻地獄



スミマセン、いいトシをして好奇心だけは旺盛なのでと言い訳しつつ、
本日の話題は”虫”でございます。
何にしろムシは大嫌い!という方は精神衛生上好ましくないと思われる写真もありますので、どうぞ読まずにスルーして下さいませ。
m(_ _)m

いや、私だって虫(さっきから変換するたびに、真っ先に「無視」と出るのが何となくムカツク)は嫌いなほうなんですが。
ゴ××リはこの世で一番嫌いで書くのもイヤ。
ゴ×ジェットとかコンバットとかにもあいつらの絵が描いてあるから触りたくもない。たとえ絵でも見たくもないのに、デザインを何とかしてほしい・・といつも思うのです。
それは別格として、嫌いな虫といえばやはり自分に害をおよぼす蚊とかダニとか、散歩の邪魔をするメマトイとか、鱗粉(うわ、これも書くだけでイヤだ)の苦手な蛾とか・・・。
あとはせっかく育てている植物を害する虫とかね。
だからこちらの生活圏とあまりかぶさってこず、かつあまり動きがなくてこちらに向かってくる心配のない虫はわりと平気。
クモとかカマキリとかテントウムシとか、トンボとかミツバチとかは見ていても楽しい♪
それもまあこちらの勝手なえこひいきで、どんな虫だってこの世に必要だから存在しているんだ・・とは思うけれど、どうしてもある種の虫には抜き難い生理的嫌悪感を感じちゃうんですよね。

前フリが長くなったわりに本題は大したことないのですが、
”アリジゴク”の話です。
自分としては今さらアリジゴク?と思ってしまうのは、俳句ではアリジゴクは夏の季語であるから。
ご存知のようにアリジゴクはウスバカゲロウの幼虫。
ウスバカゲロウが飛ぶのが夏なので、ついでに幼虫であるアリジゴクも夏の季語に入ったのかな?

アリジゴクの巣を見たことありますか?
直径2センチほどのさらさらした砂がすり鉢状にくぼんでいる、よく神社の軒下などにあります。
アリジゴクは砂の下で待機、うっかり落ちてきて這い上がれない蟻などを捕食する。
この夏、写真俳句でアリジゴクの句に合わせる写真を撮りたくて、暑い中さんざん探したのに全く見つからず・・
(苦肉の策としてこんな写真になりました。)coldsweats01


ところがつい先日、なんと台所のドアのすぐ脇に、いくつものアリジゴクの巣を発見。

Arigigo1

















あらら、こんな秋になってもアリジゴクは健在なんだ。
もしかして幼虫のまま1年くらいを過ごすのでしょうか。
アリジゴク、顔を出さないかな~と眺めていたら、すぐ近くをおあつらえ向きの蟻さんが・・。
う~~ん、迷ったけど誘惑に負けて、許せ!と祈りつつ巣に落としてみました。
とたんに底から砂が吹き上がり、アリジゴクの口先?が見えたかと思うとあっというまに蟻を捕らえたらしく、蟻は半分砂に埋まったまま動かなくなりました。
すっげ~~~!(って、小学生か!)think

捕食といってもバリバリと食べるわけではなく、自分の消化液を注入して蟻の体液を吸うのだそうで、吸い終わったら死骸は外にポイ。
残忍に思えるけど、弱肉強食の虫の世界では普通のことなんですよね。


小学生といえば、実は今月のはじめに群馬県の高崎にある達磨寺に行ったのですが、そこでアリジゴク少年に出会ったんです。

Arigigo2_2












何をしてるのかなと思ったら、「アリジゴクを捕まえるんだよ」って
一生懸命。
そのうちほんとに捕まえて、誇らしげに見せてくれました。
「写真撮らせてね♪」とすかさず撮ったのがこれ。(物好き?あ、虫嫌いな人は拡大しないほうが・・・)

Arigigo3













でも私も初めて見せてもらいました。彼の手の上ですから、
ごく小さいのがわかると思います。
拡大撮影したダニにも似てるかも・・・。
それにしても夢中で虫をつかまえる少年、て久しぶりに会った感じ。
最近は本来の子供らしい子供に会うと、何かほっとしたりして・・。
眉のきりりとした、なかなかのハンサム君でした♪


同じ空間にいながら、人間とはまったく別の地球に生きているとも思える虫たちは、思えば不思議な存在です。
うちのアリジゴクも、いつ落ちてくるかのあてもない獲物を待って、
冬中砂の中で過ごすのでしょうか。

それはともかくこれからの季節、当分虫たちが大人しくしていてくれるのが嬉しい。
しばらくは蚊にさされることもなく、不気味な蛾にぶつかられることもなく、裏山を思う存分散歩出来るんだ~♪happy01

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2008年5月31日 (土)

銀座ミツバチプロジェクト



昨夜アサヒ・コムで「ミツバチを渡り鳥の用心棒に カラス対策で実験開始」という興味深いニュースを読んだ。
以下引用


”絶滅危惧(きぐ)種の渡り鳥コアジサシをカラスから守るため、自然保護団体と東京都が、営巣地になっている羽田空港近くの都の下水処理施設屋上に、ミツバチの巣箱を置く実験を始めた。黒色のものを攻撃するというハチの特性をいかし、卵やひなを狙うカラスを近づかせないのが狙いだ。

(中略)

一昨年、都下水道局の担当者が「ミツバチがカラスを追い払うのでは」という話をテレビで聞き、東京・銀座のビル屋上でミツバチを飼育するNPO「銀座ミツバチプロジェクト」に相談した。

ミツバチプロジェクト世話人の田中淳夫さんによると、ミツバチを飼っている銀座のビル近くの神社では以前、白い皿がカラスに割られる被害があったが、ミツバチを飼うようになってからはカラスを見かけなくなったという。

二つのNPOと都が昨夏、三つのハチの巣箱を置いたところ、とりあえずミツバチとコアジサシは反目することがなかった。今年は営巣地の一角に1万~2万匹のミツバチがいる巣箱を数箱置き、他の場所とコアジサシの営巣状態を比べ、カラス対策への効果を検証する。田中さんは「ミツバチが希少種を守る一助となれば」と期待している。”



なんでもミツバチは黒いものを攻撃する習性があるのだそうで、これは言うまでもなく黒イコール「熊」の図式。
ミツバチに限らず巣を襲って蜂蜜や幼虫を食べてしまう熊は蜂全体の天敵だものね。
(帽子をかぶっていなかったり、黒い服を着ていたためにスズメバチに襲われて命を落とす事故が毎年のようにあるのでご用心。)
ま、まあそれ以上に”搾取”しているのは人間だ、という事実は置いといて・・coldsweats01


もともとミツバチに好意を持っている私としては、ミツバチってほんとに色々役に立ってくれる健気な蜂なのね・・と感慨深かったのだが、
このニュースの中にあった「ミツバチプロジェクト」に興味をひかれ、調べてみてその思いはさらに大きくなった♪


知らなかったのだが、2006年から銀座3丁目のビルの屋上で10万匹のミツバチが飼われているとのこと。
世話をするのは地元の有志たちで銀座の食や文化を考え、銀座を活性化させたい、という思いが養蜂に行き着いたのだそうだ。
もちろん養蜂は素人だったが業者の指導を受け、初年度で150キロの蜂蜜が採れたという。
ちょっと聞けばあんな大都会の真ん中で!?と思うけどそれがどうしてどうして。
ミツバチの行動範囲は半径4キロ四方だそうで、範囲内には銀座の街路樹や花壇はもちろん、浜離宮、日比谷公園、皇居などの広大な緑地があってサクラ、マロニエ、その他の花から蜜が採れる。
また銀座は独自の規制で超高層ビルの建設が制限されていることも、ミツバチの飛翔に有利な条件なのだとか。
とれた蜂蜜は“銀座で生産したものを銀座で消費すること”のコンセプト通り、老舗のカステラ店や洋菓子、和菓子店の材料となって季節限定のスィーツとして売り出され、大人気になっているらしい。
人を刺すのでは?と懸念されたミツバチたちも今では「銀パチくん」の愛称で親しまれ、蜂蜜採取の時には見学者も多いそうだ。

「銀座ミツバチプロジェクト」を追え!



なんかいいなあ・・こういうのって。
「東京砂漠」なんてフレーズが昔はやったけれど、柔軟な発想は常に新しい世界を生み出すというか。
都会と自然は常に対立するように位置付けされるが、最近は変わってきたような気がする。
鷹などがビルを本来の営巣地である断崖に見立てて巣を作る、なんて話を聞いたこともあるし、生き物はけっこうたくましい。
ヒートアイランド現象を緩和すべく、企業のビルでも個人のビルでも、屋上庭園を作ったり、緑のカーテンを這わせたり、色々工夫を始めたようで、
ミツバチにとってはますます快適な環境になっていくのかも。
それはまた植物の受粉を促進して多くの実を結ばせ、鳥も集まってくる・・・という好循環を呼ぶ。
人間もまたそれによってどんなに癒されることか。
そういった「共存」が都会の真ん中でなされるなんて、素晴らしいと思う。
何か危害を加えない限り、ミツバチは刺したりしないことを見学に来た子供たちが理解することだって、とても重要で素敵なことだよね♪



それにしても多大な恩恵をもたらしてくれる以外に、人間がミツバチに好意的なのは、
やはりあの姿にあるのかな、というのが私のひそかな考察。
小さく丸っこい体つき、大きな黒い眼、そして暖かく柔らかそうな毛で胸や背中が覆われていること。
「可愛い♪」と思ってしまう、人類の母性本能?を刺激するものがあるのかも・・・なんて思いません?
(同じ大きさでもハエなんて全然可愛くないもんね)annoy

Mitubati2













※写真は「無料素材如何」よりお借りしました。


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