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旅に出る♪

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生物一般

2013年9月 3日 (火)

早天に秋蝶となり旅立てり


8月24日の夕方のこと。
洗濯物を取り込みに2階のベランダに出たら、下から伸びてきて柵に絡みついたゴーヤの茎に、芋虫がくっついているのを発見した。
そばにあるカラタチの木でしょっちゅう見かけるアゲハの幼虫だ。
ご存知の通りアゲハ蝶は柑橘系の木に産卵する。
うちのカラタチ(だと思うのだが)は歌にあるように花が咲くのを見たこともないのだが、
葉っぱは幼虫の餌になるらしく、毎年たくさんの蝶が産卵にやってくる。



幼虫は何度も脱皮して大きくなるそうで、初期の段階ではその姿は鳥のフンそっくり。
そう見せかけて鳥に食べられるのを防ごうという擬態の一種みたいだ。
何度か脱皮するときれいなグリーンのお馴染みの「青虫くん」になり、葉を食べてどんどん大きくなる。
そしてある日突然ぴたりと食べるのをやめ、サナギになる場所を探し始める。

Akityo1

ベランダで見つけた幼虫はまさに最終齢、サナギになる直前の青虫くんだった。 
サナギになるポーズをとって動こうとしない。
それにしてもベランダの内側に登ってきたのはこの子が初めて。
7月だったか、カラタチのてっぺんにサナギがついていて(2階なのでてっぺんがちょうど目の高さ)
羽化を楽しみにしていたのだが、鳥に見つかったらしく2~3日で消えていた。
その時、「ベランダの中にくれば安全なのにね~」と話していたのが聞こえたとか!?



翌25日の朝、青虫くんは見事にサナギになっていた。
2本の糸でしっかり支えて磐石の構え。
サナギの形状から調べた結果、種類は「ナミアゲハ」で間違いなさそう。
そうなるとこちらも羽化が楽しみになる。
とはいえ、幼虫時代に寄生蜂や寄生ハエにたかられて体内に卵を産み付けられ、
羽化の時蝶のかわりに蜂やハエが出てくる・・・ということもよくあるらしいので心配だ。
そうなっているのならもう手遅れだけど、調べたところ羽化には10日から2週間かかるということで、そのまま見守ることに。

Akityo2



それから、見守るだけとはいえけっこう気を使って苦労したんですよ~
なにしろ洗濯物を干すベランダなので、干すときは風が吹いても絶対にぶつからない位置に細心の注意をはらって干す。
エアコンの室外機が置いてあるので、熱風がかかったら困るため、
熱帯夜にもかかわらずエアコンなしで寝る。
雨が降れば濡れてないかと見にいく。(ちょっとくらい濡れても大丈夫なんだけど)
あと、ついているのが枯れかけた茎のため、茎がどんどんしなびていくので、
ほおっておいたらサナギがさかさまになりそうで、園芸用のテープで茎を固定し、姿勢を立て直してやったり・・・



何日たってもサナギには変化がなかったが、写真を撮ると透き通るような緑が生き生きしていて、
きっと無事生きているんだろうなという感じ。
羽化の時期を計算してみると早くても9月の5日くらいかなと思い、昨日(2日)の夕方チェックした時も変わりなかったのだが・・・



今日起きてまっさきにベランダに行くと。
目に入ったのはぱっくりと割れたサナギ!中身はからっぽ!

やられた~!
早朝に羽化してもう行ってしまったのか!
それとも寄生バチか!?と気を取り直してよくよくチェック。

Akityo3

寄生バチなら穴が開いているはずだがサナギはきれいに割れ、
よく見ると真下の床が小さく濡れていて、水状の跡がくっきり。
サナギの下のヘチマの葉にも水滴がついていて、これは羽化したときに排出する水分(尿?)に違いない。濡れ具合の新しさからいってあと1時間早ければ見られたかも・・・
ともかく状況からいって、正常に羽化し、飛びたったことは間違いないと思う。



10日なんてかからないじゃん・・9日目じゃん・・・・゚゚・(>_<)・゚゚・。





羽化する時写真を撮るのを楽しみにしていたのに、それは叶わなかった。
でも負け惜しみではなく、無事に旅立ったことが何より嬉しい。
これでサナギに穴が開いていたり、羽が伸びないまま死んでいる蝶を見たりするよりずっといい。
もう~!ちょっとくらい挨拶してってよ、と言いたいけれど、
今日私が寝過ごしたのが悪かったんだ・・・


ところがね、彼(後で調べて♂とわかった)ちゃんと挨拶に来てくれたんです。
夕方裏庭で鉢に水をやっていたら、ほの暗い茂みの中に一頭のナミアゲハが。
時折はばたきながらも、ゆったりととまっていた。
傷ひとつないきれいな羽、まさに生まれたてという新鮮な姿。
カメラをぎりぎり近づけても、リラックスした様子で逃げようともしない。
そのまま何枚も写真を撮らせてくれた。
多分、いや絶対今朝うちのベランダから飛び立った子に違いない。
きっと彼も挨拶したかったんだよね・・・そう思うことにしよう。


それにしても絶妙に安全な場所を選んでサナギとなり、その間天気にも恵まれ、
いちだんと晴れわたった今朝旅立った、この子はほんとに運の強い子だ。
不思議なことに今日は午前中から午後にかけて、
この夏見たこともないほどのたくさんのアゲハがうちの庭にやってきて飛び回っていた。
今日ここから安全に羽化して旅立ったことを知ってその情報が蝶の仲間に広がり、
産卵、あるいは産卵の下見にきたのでは?なんて考えてしまった。
はいはい、いつでもおいでよね。
しかしまあ先日は桜の木の毛虫は虐殺したというのに・・
えこひいきも甚だしいというか勝手なもんですね、人間って。(;^_^A


Akityo93

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2012年8月14日 (火)

初体験♪富士サファリパーク2



さてサファリゾーンを一巡りして車を駐車場に入れ、
お目当てのヒョウの子を見にふれあいゾーンへ。
ちなみに車でのサファリはよほど混んでない限り、何周でも出来るとのこと。
ふれあいゾーンは大体普通の動物園と同じ感じで、ワオキツネザル、ハイエナ、カバなど、そしてヒョウが展示されている。
あとで調べたら他にもカンガルーやワラビーなどもいたようなのだが、ちょっと時間が足りなかったか・・
ヒョウの子はちょうど3時から公開ということなので、それまでとりあえずシマシマの尻尾がチャーミングなワオキツネザルや、
意外と寝顔が可愛いハイエナなどを眺めつつヒョウのブースへ。


生まれた子供は2頭で、1頭は弱っていたため人工保育、もう1頭は母親と暮らしている。
見ると一番奥の丘の上にきれいなヒョウが寝そべっている。
子供は・・?と目をこらすと母親の背によじのぼったりひっくり返って舐められたり、
甘えんぼ放題しているようだがいかにせん遠い上、ガラスがジャマでよく見えない・・
そのうち母親が立ち上がり、よく見えるところに移動してきてくれた。
あとをついてくる子ヒョウ。

Kuro2
Fskohyou5

黒いので黒ネコにも、まだコロコロした体型のせいで子グマにも見える。
6月8日生まれというから2ヶ月ちょっと、動きのまだおぼつかない様子がなんとも可愛らしい。
黒いながらもヒョウの模様はしっかりとあり。
両親とも普通のヒョウなのに子供が2頭とも黒いってとても不思議だ。
黒ヒョウの遺伝子を持っていた、ということらしいのだが・・。
母ヒョウはサービス精神旺盛?で、というより自慢の子供を見せたかったのか、
かなり近くまで来て寝そべってくれたのだが、子供のほうはガラスの向こうに鈴なりになっている人間が怖いのか、
また上のほうに戻ってしまい、残念!

Kuro1

それにしてもヒョウって何と美しいことか。
母ヒョウは美形だし、隣のブースには父親ヒョウもいたけどやはり堂々とした美男だった。
森茉莉のエッセイ「私の美の世界」の中の、

「一度は寝台の上で一緒にいてみたい豹(ことに黒豹)・・若し私にお婿さんか恋人をつれてきてくれる人があったら、
それよりもむくむくとした黒豹の仔をつれて来てくれるべきである」

というくだりを思い出した。
あるいはキプリングの「ジャングルブック」に出てくる、モーグリの良き理解者であった黒豹バギーラ。
しなやかで優美な肢体、美しい色とパターンの毛皮、そして嵌っている宝石のような眼は昔も今も人を魅了してやまない。
ヒョウであってこそ・・なのでどんな美女(人間の)がヒョウの毛皮のコートを着ても、醜悪なだけだよね。



それから公開されたもう1頭のヒョウの子とご対面。
今ではすっかり元気になり、こちらは飼育係りのお姉さんに甘え放題。
木によじ登り、ハーネスの紐にかじりつき、少しもじっとしてないので写真撮るのも一苦労。
小さいながらお姉さんにしがみつく脚の大きいこと!しっかりとした肉球、鋭い爪もすでに立派で、
やっぱりネコではなくヒョウだわあ・・・

Fskohyou1
Kuro4 

この子は生まれてすぐ木から落ちてしまい、(ヒョウは木の上で出産する)
そうなると母親は面倒をみようとしないらしく、急遽人工哺育に切り替えたとのことだけど、助かって良かったねhappy01
背中だけなら撫でてもいいということでさわらせてもらったが、まだ産毛って感じのふっわふわheart01
子供たち(こっちは人間の)がすごく嬉しそうに、あるいは真剣な顔で撫でているのを見るのも可愛くて楽しかった。
そんな風にさわれるのもわずかな期間ということで、貴重な体験したわけね。
そういえば大人の「黒ヒョウ」って見たことない気がする。
この子たち、そのままここで成長するのかどうかはわからないけど、
ぜひおとなになった姿を見てみたいものだ。

Fskohyou2sf
Fskohyou3sf

ということで30年無視していた富士サファリパークだったが、
わりとあっさり負けて?しまった感じ。(笑)
とても面白くて楽しめたし、今度はナイトサファリ、ウォーキングサファリもいいなあ、なんて。
30年前から比べたら、動物園に関する概念もずいぶん変わった。
もう誰もコンクリートの上で檻に閉じ込められているだけの動物を見たいとは思わないだろう。
だとするとリスクはあるにしろ、サファリパークというのはそう悪くはないあり方なのかもしれない。

ただひとつ致命的に残念だったのは、1度として富士山を拝めなかったこと・・weep

そのリベンジのためにも別の季節にぜひ、と思っている次第です。fuji



Fstitihyou
ワタシが父ですが何か・・・・・?







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2012年8月13日 (月)

初体験♪富士サファリパーク1



富士サファリパーク。
実家の隣の裾野市にあるのでもちろん名前は開園した30年前から知っていたし、
TVでCMソングも何回も聞かされて覚えてしまったくらいだけど、
正直あまりいい感情は持ってなかったと思う。
何しろ富士の麓の国立公園内という場所柄、
建設の時には環境保護の点から反対運動もかなりあったし、
「富士にライオンは似合わない」って感じが私にもしていた。
飼育員がクマに襲われた痛ましい死亡事故もあったし。
だから行ったことはなかったし、これから先もないだろうと思っていたのだが・・



それが急転直下行くことになったのは三島の妹の家で読んだ、
富士サファリパークでヒョウの赤ちゃんが公開中という新聞記事。
ちょうどどこかへ遊びに行こうと思っていたところだったし、
妹も大の猫好きなので(仔ヒョウといったら猫ですよ!)
今まで見向きもしなかった富士サファリパークに即出発。
何なんだこの変わり身の早さというか節操の無さは・・・think
と我ながら呆れつつ、まっ、いいかということで。


ちょっと迷ったものの1時間半ほどで到着。
ところが受付に来てハタと気づいたのだが、え~とここではどうやって遊ぶの・・?
何しろ今日の今日で急だったので何の下調べも無し。
何となく園内バスに乗って周遊しながら動物を見るのかなと思っていたけど、
受付のお兄さんは「今日はジャングルバスのチケットは売り切れです」とにこやかにおっしゃる。
じゃあどうすんのと思ったら、何と自分の車で園内を回るんだとのこと。
ええ~!そんなことが出来るんだ♪
車を進めると目の前に巨大なゲートが・・
こ、こ、これは・・・
ジュラシックパーク! (ちがう)

Fsgate


渡されたパンフレットの注意書きにも
「決して車から降りないこと」
「決して窓を開けないこと」
蘇るジュラシック・パークの恐怖!

は、はいっ、決して降りません
開けません!sweat01


サファリのコースは動物ごとに区切られており、
クマ、ライオン、トラ、チーター、ゾウ、一般草食、山岳草食の各ゾーンに分かれている。
おそるおそるまずはクマゾーンから・・
わあ~~ほんとに柵もない地続きにクマがたくさんいる~
こりゃほんとに降りたりしたらえらいことになりますわ。
いきなり目の前でケンカを始めたクマ、迫力ある!
以下写真はそういうわけですべて車のガラス越しなので不鮮明なのは悪しからず。

Fskuma1
Fskuma2

富士の裾野で標高は高いとはいえ真夏のこと、
動物たちは基本お昼寝モード、
ライオンゾーンに入ると、リラックスして寝ているライオンのファミリーがあちこちに。

Fsleo4
Fsleo3
Fsleo1


やはり動物園の檻ごしに見るのとは全然違う。
体当たりなんかされたらどうしようとちょっぴり恐怖もスパイスとなり、
30年無視していたサファリパークに早くもはまる私たち(笑)
ライオンたちはそれでも木の上に立ったりしてよく見せてくれたけど、
続くトラゾーンではトラさんたち、ぐっすりお休みで縞模様が見えただけで残念。
というか、夜行性だもの無理ないよね。(下の写真はチーター)

Fstita



草食ゾーンに行くとキリンをはじめ、ラクダやヤクなどの大型動物からサバンナのトムソンガゼルなどの小型動物まで、
平気で車の前を横切る横切る。
もちろん車はノロノロ進み、てんでに見たいところで止まるので接触事故とかもあるんだろうなあ。

Fskirin
Fsbongo2
Fswapiti

要所要所にレンジャーの乗ったオフロード車が巡回。
会員になるとこれに同乗してより動物に近づけるツアーもあるそうだ。
平行して今日は乗れなかったジャングルバスも走っている。
金網を頑丈に張ったバスで、写真はより撮りにくそう。
バスを見るとライオンが寄っていくのは餌やりのイベントがあるから。
ライオンの息づかいまで聞こえそうで惹かれるものがある。
次はぜひ・・・ってもうリピートする気満々じゃないですか。
確かに動物園よりは動物たち、ずっとのびのびしている気がするけど、ほんとのところはどうなんだろう。
もっともストレスが全然無いというのも良くないと聞いたことがある。
自然に近い感じで、淡々と暮らしていられるのならいいのだけど。

(続く)


Fsleo2









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2012年5月16日 (水)

蟷螂生まる




去年の秋に沈丁花の枝についていたカマキリの卵を居間の窓の外のフェンスに絡ませてありました。
そのうち子カマキリがぞろぞろ・・にはなかなかならず、もう死んじゃってるのかなと思っていたら、昨日の朝、何やらふわふわとしたものがくっついている。
それは破れた卵のうの一部で、見ると生まれたてのカマキリが2匹。
探すと近くに数匹のチビを見つけましたが、大方はもう出て散り散りになってしまった後なのかもしれません。


でも最後の1~2匹??が出てくるところは見ることが出来ました。
せっかくなので物好きにUPすることにしました。
「気持ち悪い!」と思う方はスルーして下さいね。


Kokama2

出てくる時は脚もカマも畳まれているのか、まるでエビみたい。

Kokama3

Kokama4
畳まれていた脚も触角も開いて・・・・

Kokama5
いっちょまえのカマキリの姿に。

Kokama7
この子は元気でまだ透明な感じの体でどんどん卵のうから離れていきました。
動きはコミカルでこの姿もなんとなくマンガチック。


Kokama8
大きさは1センチくらいでしょうか。

Kokama10
もう1匹はちょっと目を離したすきに、そばで狙っていたクモに捕まってしまいました。
これも自然の営みのひとつであり、こういった犠牲も折り込み済みの数なのでしょう。
あえてそのままにしておきました。
カマキリが大きくなれば逆にこんなクモはイチコロですが・・・。


Kokama11
すっかり乾いて一人前のミニカマキリ。
指を出すと小さなカマを振り上げます。
今年うちの庭で秋まで生き延びるのは何匹でしょうか。
淡々と生を謳歌する姿に教えられるものがあるような気がします。


Kokama1


ともあれみんな元気でね♪



生(あ)ればすぐ荒野をめざす子蟷螂         雪うさぎ



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2012年1月 6日 (金)

Happyタツノオトシゴ年♪

Nenga 

  遅ればせながら明けましておめでとうございます。
2012年、今年は穏やかで明るいことのいっぱいある年になりますように。


うさぎ年は景気が良くなる年、と言われていたのに去年は大コケ。
今年辰年はどうなるでしょう?
登り竜となって、失速することなく上昇してほしいものです。




ところで今年の年賀状を作るのに、もちろんリアル竜なんて存在しないし・・・?と考えて、思いついたのがタツノオトシゴ。
12月某日、カメラかついで池袋のサンシャイン水族館にでかけました。
はい、あの日タツノオトシゴの水槽の前に座り込んで
カメラにへばついていたジャマなおばさんはわたくしでした。
その節はどうもすみませんでした。coldsweats01




殆ど初めて見るタツノオトシゴ、これがすご~く可愛いんですよ。
おめめもパッチリ、本当に顔は伝説の竜にそっくりで・・「竜の落とし子」の名そのまんま。
というかもしかしてこの生物をモデルに竜をデザインしたのかな?
海馬(ウミウマ)その他色んな異名があるけれど、英語でも「シーホース」
そういえばチェスの馬にも似てる。

Tatu4
Tatu5
Tatu3
正面顔ってチョットまぬけ・・・・?



どう見ても魚には見えないけどれっきとした魚類で、(トゲウオ目ヨウジウオ科)
ほんと背びれもちゃんとあります。
水槽の中にはサンゴなどが植えられているんだけど、
それに尾をくるりと巻きつけ、直立しながらゆ~らゆら。
かと思うと尾を離してほわんほわんと漂ってはまた戻ってきてゆ~らゆら。

可愛らしい上にゆったりまったりとした動作が心地よく、見飽きない。
水槽の中には鮮やかな黄色のと、暗い紫の個体はいたけれど、
色は環境によって変わるみたいです。


なんてすっかりタツノオトシゴが気に入っちゃってたら、
1月4日の日経新聞文化欄に、タツノオトシゴの養殖に成功した方の話が載っていました。
加藤紳さんという方で、タツノオトシゴに魅了され、試行錯誤を重ねながら年間1万匹の養殖に成功、
現在は九州で会社を設立、「タツノオトシゴハウス」を一般公開しているとのこと。

タツノオトシゴで不思議なのは、メスがオスのお腹(育児嚢)に卵を産みつけ、
オスが子育て?することですが、加藤さんによると卵を産む時はとても仲の良いカップルぶりで、2匹の形がハート型になるんだとか。
タツノオトシゴは実に平和な生き物にして、汚れた海では生きられない環境のバロメーターなんだそうです。
加藤さんのひとつのことに一途に打ち込み、諦めずに成功を引き寄せた話も併せ、なんかお正月からいい話を聞いたなと爽やかな気分になりました。



日本では殆ど捕獲しないにもかかわらず(東南アジアでは漢方薬の材料として乱獲されているらしい)
日本近海でも減っているというこの愛らしい生物、
間違っても絶滅などしないよう海の環境を守っていかなければ・・・ですね。

飛翔したい辰年、ともあれ本年もよろしくお願いいたします。


Tatu1
Tatu2

こちらはリーフィーシードラゴン。
身体をくねらせて泳ぐ様子はこれまた天翔ける竜みたい♪



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2011年12月31日 (土)

とりぱん12





予約していた「とりぱん12」が楽天から届いた。
寝る前にベッドの中で読むのが定番。
う~ん、落ち着く。癒し系のマンガなのね。

Toripan12


作者は北東北在住のとりのなん子というマンガ家さん。
2005年、雑誌「モーニング」の作品公募で大賞をとったエッセイマンガ「とりぱん」は現在まで同誌で連載が続いている。
とりぱんとは野鳥に与えるパンのことで、庭にやってくる野鳥との交流を、
温かくユーモラスに、時に過激にブラックに描いていてこれがすごく面白い。
癒し系のマンガだからといってほのぼの優しい路線かと思ったら大間違いで、
シニカルな目、時には毒を含んだブラックな思考が、
ごく自然にすべての命を慈しむ心と同居しているのが素晴らしいところ。
登場するのはスズメ、ヒヨドリ、メジロなどのよく見かける鳥から、
アオゲラ、コゲラ、オナガ、コムクドリ、シメ、カワラヒワ、
はたまたキレンジャクやヒレンジャクまで、さすが自然に恵まれた東北というか、
こんなのが庭にきてくれたらいいなあ~とうらやましくなったりする。
さらに池に飛来する白鳥やカモなどの、普通のイメージとは一味ちがったルポがこれまた面白い。


野鳥だけではなく、近所の猫や犬、羊やカモシカ、飼っている金魚などもしばしば登場するので、
時々ねこぱん、魚ぱんなどとも言われるが、
ちょっととりのさん、最近もろに


むしぱんになっていませんか?



いや、私的にはぜんっぜんOKなんですけど。
嫌がる人もいるようだけど、その「自覚無き虫めづる姫君ぶり」が何とも痛快。
カマキリ、クモ、チョウやガからスズメバチ、ダンゴ虫まで、登場する虫も多彩。
野鳥や犬猫、金魚を可愛がるくらいなら、人は温かい目で見てくれるだろうけど、
死にかけのカマキリを保護して餌のハエを獲ってやったり、
アゲハの幼虫のために山椒やパセリを植えて家の中で越冬させたり、
ファーブルよろしく狩人バチの奮戦を1時間半も観察したりするって
やはりドン引く人も多く、「変人」の烙印押される危険大。
しかし作者は全然そんなこと気にしないと思う。
実際にこういう女性ってあまりお目にかかったことがなく、
虫がキライといいながら実はけっこうむしぱん的なところもある私など
写真俳句サイトにしばしば虫登場)
すごく興味をひかれる。

Tripan12bsf_2 



本当言うと、今年は「あの日」以降、
しばらくこのとりぱんに縋って生活していた。
東京を彷徨った3月11日の深夜、TVで津波の映像を見て
「なにこれ、特撮・・?」とつぶやいたあの日、
それに次々と続く原発の大事故のニュース。
あの頃誰でもがそうだっただろうけどしばらくは不安で不安で、とうとうニュースも見られなくなり、
そんな時、とりぱんを読んでいる時だけは心が和み、安らいでいられた。
作者は東北在住のため、心配になって検索したら大きな被害は受けなかったとのことで安心したが・・



後日、11巻に収録された「その日」を読んだ時はしみじみと感動した。
失うもののない日常を生きる野性生物、
対して作り上げたものの崩壊に、あまりにも弱かった人間。
それでもそれぞれの日常を生き、役割をまっとうすることが大切なのだと。
その通りだと思う。
そして震災のずっと前に読んだ第1巻のラスト、
「何でもない日常こそがすべて」という、震災後誰でもが思ったであろうフレーズ
が、実感を持ってよみがえり、繋がっていく・・



いやいや、暗くなるのはよしましょう。
「とりぱんは皆さまに楽しい気分になってもらうためのもの」と作者も書いている。
はい、楽しい気分になってどんなに救われたことか。
そのうちM岡にとりぱんツアーに行きたいな。
とりのさん、今後もとりぱん、個人的にはむしぱんもどうぞよろしく♪

1111kama 雪うさぎのかまさん σ(^^)




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2011年11月30日 (水)

手のひらに翡翠




ある朝のこと、
起きて下の居間に入ろうとすると何か異様な気配。
バサバサと鳥の羽音、それに鳴き声。
言いたかないけどうちの猫がしょっちゅう小鳥を獲ってくるので、
ある程度は慣れているのだけど全くうんざりします。
羽が散乱して死骸が・・ということもあるので、生きているらしいのは救い。
見回すとまだカーテンをひいてあるので薄暗い中、これまた異様なシルエットが。
今まで捕まえてきたのはスズメ、ヒヨドリ、アオジ、ツグミなどだったけど、
あの大きな長いくちばしは・・・

まさかカワセミ~~??



ともかくすぐ逃げられるように窓を全開にし、
見るとカーテンレールの上にいるのは確かにカワセミ。

カーテンレールにカワセミ・・・ってあり得ない。

うちってミラクルワールドなのかsign02wobbly


我に返り、どうせなら写真撮っちゃおうかと目を逸らした瞬間、
カワセミは消えていました。
しかし猫が咥えてきたのなら、羽の一枚くらい必ず落ちているはずなのに、
あれば目立つだろう羽が全く落ちていない。
まさか猫用入り口から自分で入ってきたわけはないし・・・
寝ぼけて幻影でも見たのかと思ったほど・・・謎sweat01



それから数日後、今度は夕方買物から帰るとまたまた鳥の羽ばたきと鳴き声が。
あわてて見ると猫が弄っているのは今度こそ正真正銘のカワセミ。
猫を追っ払って窓を開けようとしたとき、カワセミは飛び上がって壁に激突、
そのままキュリオケースの裏に転落しました。
懐中電灯で見ると幸い手の届くところにうずくまっていたので、
つかんで引っ張り出すと、意識はあるけどグッタリした様子。
こちらも動転していたせいもあるけど、
何だかアタマと体がどっちを向いているのかわからない状態。



で、でもカワセミを掴むなんてあり得ないほどせっかくのチャンスだから、
ちょ、ちょっと撮らしてよね、とコンデジを持ち出し、写真を撮ったものの
慌てていたせいであとで見たら殆どボケ。
マクロモードで撮ればよかったのに・・・

Hisui1

ともかくカワセミが棲息する近くの池に戻さねば・・
外に出るとつかまれたままのカワセミ、首をぐるぐる回すものの茫然とした様子で、
暴れる気配もないのが心配。
それでも大きなくちばしを開けて時々指に食いつきましたが。(全然痛くない)
池に着いてフェンスの上に立たせようとしたけれど立てない。
横倒しになってしまう。
ああやっぱり骨が折れちゃったのかなあ・・・
どうしよう、野鳥だから勝手に保護することもできないし・・
獣医さんに持ち込んだら診てくれるのかなあ・・
「アンタさあ、2度も猫に獲られるってマヌケ過ぎない・?」
などと言いつつカワセミを撫でるという貴重な体験をしつつ
悩むこと十数分・・・


Hisui2



突然我に返ったように、カワセミは勢いよく池の向うに飛んでいきました。
よろよろもせず、まっすぐに。

よ、良かった~note
何とか無事だったんだ。
手に血もついていないから、外傷も殆どないはず。
心底ほっとしました。
黒いつぶらな目が可愛かったカワセミ、つかむと見かけよりずっと細くって。
くちばしで挟まれた指の感触、思い出すと何だかいとおしいです。




ところで。
これまで猫は一度もカワセミなんて獲ったことがないのに、
それを可能にしたのは棲息している池の激変のせいです。
農業用水であるこの池は去年まで周囲にはドングリの生る木が茂り、
山藤やアケビが育ち、水際は込み入った藪で、
こんな光景が見られていました。

Numa1

Numa4

当時のカワセミはこんな藪の中によくいました。

Numa3

ところが今年早々から、整備して公園にするとかで工事を始めたのですが、
思った通り全部の木を切り倒し、藪を取り払ってコンクリートで固め、
何のためかわからない水上遊歩道?を申し訳程度に設置しておしまい。
いかにもお役所仕事一丁あがりって感じね。
夏にはうるさいほど鳴いていたウシガエルも死んでしまい、
目には見えなくてもどれだけの生態系が破壊されたことか。(怒)


Numa2

それでも小魚はいるので、意外とたくましいカワセミは戻ってきたのですが。
藪がなくなったので猫の恰好のターゲットになったのでしょう。
でも逆に言えばこれだけ見通しが良いのですから、猫が近づいたらすぐわかると思うのですが。
こんなところで襲われるなんて、やはり間が抜けているとしか思えない・・・



まさかと思うけど、
ウチの庭にある睡蓮鉢のメダカを獲りにきたところをやられたとか・・・

いやそれはないだろうなあ・・・でも・・・

う~~~ん  think





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2010年10月 9日 (土)

踊るかまきり



虫はどちらかといえば苦手と思っていたけど、
カメラに凝りだしてからけっこう虫を撮るようになっちゃいました。
特にマクロレンズを使うと面白くて。
アップで見るとグロテスクさ倍増なんだけど、彼らは彼らなりに一生懸命生きていることが伝わってきて感動することも。

Hyoumon_2


うちの庭はたいてい草ぼうぼうなので、coldsweats01 けっこう虫がいるのですが、
中でもお馴染みなのがカマキリ。
毎年沈丁花の木などに卵を産み付けるので、初夏にはアリさんのようなチ
ビカマキリがぞろぞろ。
もっとも生存競争の果に秋に大カマキリになっているのは数えるほどしか
いません。
このところ庭に出ると、その大カマキリと目が合うことが多いのですが。



先日夕顔の蔓の上にいたカマキリ、何かを取ろうとしているのか、
しきりに前足をばたつかせていて、その様子が踊っているようで可笑しく
なっちゃいました。

Barekama3 Barekama2

優雅な手の動き、後ろ脚を高く上げてまるでバレエを踊ってるみたい。
目線夢みるように上げてるし、こんな感じ?(笑)

Barekamakiri_2 

こうなるとまるでエイリアンなんですけどね~
カマキリがゾウみたいな大きさだったらどんなにオソロシイことか。
バリバリ食われちゃうんだろうな~(お好きな方はどうぞ どアップで heart

Barekama4

小さな庭の中でも、虫の世界はシビアな弱肉強食。
まあ人間にとってみれば、毛虫なども食べてくれるので益虫になるのでし
ょうが。
あっ、でもアゲハの幼虫は食べないでよね!なんて勝手なことを言ってお
ります。




暑い暑いと言ってるうちにもう秋も半ば。
またどこかの木か茂みの中の、カマキリの卵を見つける日も近いことでし
ょう。confident

Tourou3

この顔はカワイイかもhappy01







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2010年6月19日 (土)

続・つばめ 巣立ち


先日書いたわが家のつばめ、
昨日と今日2日かけて、4羽が全員無事巣立ちした。
巣立ったとはいえまだおっかなびっくりの雛たち、
家の前の電線にあぶなっかしくとまり、広い世界に茫然としているみたい。
親鳥がそばについて、餌を運んだり、何事か教えているような様子がいじらしい。
あちこちに気を配って雛を守り、なおかつ厳しく一刻も早い自立を促す親鳥の姿は人間と同じだけど、
その何倍もスピーディにやらなければならないんだものね。

Sudati3 Sudati4

電線はちょうど私の部屋の下になるので、驚かさないよう窓ガラス越しに激写。
まだまだひと目で子供だとわかる姿なので、カラスなどに襲われなければいいけど、とちょっとハラハラする。



昨日2羽、今日は残りの2羽も飛び立って、巣はからっぽに。
昨夜は巣に帰ってきたのだけど、こんな暑い日は狭い巣でぎゅうぎゅう眠るより外のほうが気持ちいいのだろう、夜になっても帰ってくることはなかった。
ともあれうちの猫にも獲られず、無事に旅立ってこちらもほっとしました。
早く立派な大人になって、また帰っておいでね♪

Sudati1
あたりに気をくばる親鳥(左)
大きさは親と同じくらいある雛たち、
顔はまだまだ子供ですね。happy01




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2010年6月15日 (火)

つばめ


何故か去年は来なかったけど、今年はまたツバメがやってきて、雛を孵した。
玄関ポーチの上の壁の内側に、何年も前に作られた巣だが、住む時は毎回リフォームして使っているらしい。
つい先日、小さな小さな卵の殻が落ちていたので、ああ孵ったのね、と思っていたが雛の声も聞こえず、ホントにいるのかしらと心配していた。
最近小さな頭らしきものが動いているなと思っているまに、ムクムク大きくなってきて、数日で巣からはみ出してきた。
顔中口だらけの雛、下から見るとちょっとぶーたれ顔がなんとも可愛い。
現在4羽確認済。

Tubame1 Tubame2


しかし問題がひとつ。
去年来なかったのは猫がいるからかなと思っていたのだが、
もちろん今年もいるんだけど、猫がいくらがんばっても届かないとふんだのだろうか。
ところが猫のほうは気になって仕方ない。
獲りたくて獲りたくてうずうずしているのは一目瞭然。
踏み台になるようなものはすべて撤去し、万一雛が落ちた時のために巣の下をサークルで囲い、
ぬかりのないよう気をつけてはいるのだが、猫たちは決して諦めていない。
玄関まわりをウロウロして、そのたびに親鳥のけたたましい警戒警報。
おはぎなどはドアを開けておくと、何と網戸がわりのカーテンをよじ登ってドアの上に立って狙っている。
しかしおバカなことに、そこでニャアニャア鳴くものだから(届かないよ~獲りたいよ~と言ってるに違いない)こちらもすぐに気がついて引きずり降ろされることに・・。


ツバメは犬は全然警戒していないようで、真下で吠えれば雛は首をすくめるけれど、親鳥は全然平気。
やはりちゃんと敵を認識しているようだ。



しかし本当に危険なのはこれから。
雛たちはもうけっこう立派な羽に成長しているようで、
今日は親鳥がそばで羽をバタバタさせ、そろそろ飛ぶのをうながしているようだった。
ひょろひょろと低く飛んだところをばっと飛びかかられたら・・
何しろうちの猫たち、メジロやヒヨドリ、アオジなどを捕まえてきた実績があるので。
別に食べるためではなくおもちゃにするので、猫の習性とわかってはいてもこちらは悲しい気分を味わわされる。
せっかく育った雛たち、猫に獲られたら可哀想すぎ・・・。

Tubame3
こちらが両親♪



かくて飼い猫でありながら、現在はツバメと、無事に巣立ちをさせたい我々の敵。
う~ん、ね、おいし~いもの何でも好きなものあげるからツバメ狙うのやめようね、と言ってわかってくれれば苦労はないのだけど。



まあクールに考えれば、運悪く猫に獲られるのも運命なんだけど。
とは思いつつ、これから当分気をぬけない日々が続きそうです・・・。

Karasuoyako

ツバメだけでなく、鳥たちは皆子育て真っ最中。
これはカラスの親子でしょう。
一見親と同じ体型ですが、仕草をみればわかります。
親鳥が拾った食べ物をねだっているのが子ガラスですね。








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