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2011年9月

2011年9月30日 (金)

「雪の女王」新訳版

Yukino

旧ソビエトが1957年に作ったアニメ映画「雪の女王」
もちろん映画として観たことはなく、
十数年前に初めてビデオで観たのですが、すっかり魅せられ、
もう何回観たことか。


何しろ最初はベータのセルビデオを買ったのですから。
1万数千円しました。
その後ベータがどういう末路をたどったかはご存知の通り。
しかしこのベータ版の素晴らしいところはちゃんと原語(ロシア語)、
日本語字幕で作られていたところ。
吹き替えとどちらでも聞けるようになっていましたが、
もちろん原語のほうが断然魅力的でした。
ベータが使えなくなってから、VHSは買わなかったものの、
DVDが出た時はさっそく買いました。
ところがそれは吹き替えのみで魅力半減。
最近ジブリのライブラリーから新訳版が出ていることを知り、
原語版なのを知って即買いしちゃったというわけです。

Yukijyo1

「雪の女王」は誰でも知っているアンデルセンの童話ですが、
この旧ソ連の映画は実に見事にそれを映像化しています。
話の進行などにはディズニーの影響が強く見られますが。
案内役として登場するのはやはりアンデルセンの童話、
「眠りの精のオーレおじさん」の主人公、オーレおじさん。
彼の語りという形で物語が進行します。
(ディズニーではジミニー・クリケットがよくその役を務めていますね)
だいたい私は名作のアニメ化というのには懐疑的で、
日本のアニメでやったハイジとかペリーヌとか赤毛のアンとか、
原作が好きだからこそ絶対観なかったけど、
これは雪の女王のイメージを全く損なうことなく、少し話をけずって単純化した分、テーマがより骨太になり、
50年以上たっても全く古くもならず色褪せもしない美しいアニメーションによって
大人の鑑賞にも充分耐えられる素晴らしい作品となっています。

Yukijyo5

ともかく絵が美しく、愛らしい。
動きが優雅で上品。
これは日本でも初期の東映動画に見られる共通点ですが、
上品、優雅という動きは過去のものになっちゃったのかと思うくらい。
ロシア語は全然わかりませんが(スパシーボとダスピダーニャくらいしか)
全くキンキンした調子がなく、セリフが耳に心地よい。
(これも昔の日本のアニメでもそうでした)
キャラクターが皆魅力的。
怖さと美しさが絶妙な雪の女王、ゲルダを助けてくれる人たち、
動物たちのリアルさ、
特に山賊の娘には思わず感情移入せずにはいられない。
原作を好きな人も知らない人も、大人も子供も楽しめること受けあいです。

Yukijyo2 

ところでこのDVDを発売した「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」
海外の優れたアニメを上映、DVD発売という形で紹介しているそうです。
この「雪の女王」も数年前上映したそうで、観たかったなあ・・
ジブリの宮崎駿氏はこの作品がとても好きで、
ご自分の転機となった運命の作品とのこと。
ちょっと驚きましたが、強く優しい少女というのは
確かに宮崎氏の永遠のテーマ?でした。
このDVDの中でもインタビューで熱い思いを語っているのですが、
ゲルダを「安珍・清姫」に例えたのには笑いました。
ひと筋に愛する人を追い求めるという点では確かに似ているかも。

Yukijyo4

ただ、アミニズム云々という話で
ゲルダが赤い靴を「川」に与えてカイのところに連れていって、と頼むシーン。
原作に無いエピソードを挿入したようにおっしゃっていますが、
あれは原作にもちゃんとあるエピソードです。
賛美歌とか天使とか、キリスト教的なものを排除したのは
ロシアの微妙な宗教事情もあるのでは?と思いましたが結果的には成功していますね。




このDVDには映像特典としてもうひとつの作品が収録されています。
やはりアンデルセン原作の「鉛の兵隊」という作品ですが、
十数分という短い少品ながらこれがまた素晴らしいのです。
私が子供の頃読んだ原作では「しっかり者の錫の兵隊」というタイトルでしたが内容は同じ。

Namari3
片足の鉛の兵隊と、紙で出来た踊り子の恋。
つぶやくように愛を歌う兵隊の歌声、さすがロシアならではの踊り子のバレエ、
ラストは思わずうるうる・・・

Namari4


このアニメもお宝もの。
本当に手に入れて良かった一枚となりました。
あ、吹き替え版のほうは、DVDを貸し出ししている
町の図書館にでも使ってもらおうかと思っています。




Toeianime_2

Toeianime

昭和30年代、東映の初期アニメーションも素晴らしかったです♪
右はやはり旧ソ連のアニメ、「森は生きている」 1956年の作品。
残念ながら吹き替え版。







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2011年9月18日 (日)

「吟遊ピアノと写真俳句」のお知らせ





Ginyupianomoji2_2   


2011年11月8日(火)
カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」(カワイ表参道2F) 
東京メトロ表参道駅 A1出口すぐそば
TEL.03-3409-2511

18:30 開場  19:00開演
チケット前売り3500円  当日4000円

毎回イマジネーション豊かなオリジナル曲で
素晴らしい演奏を楽しませて下さる
さいとうけいこさんの「吟遊コンサート」
今回は「MEDUSA」(メデューサ)をテーマに
私の写真俳句とコラボレーションさせていただくことになりました。
MEDUSAはギリシャ神話の悲劇の王女、そしてクラゲという意味も。
さいとうけいこさんがMEDUSAの美、
あるいは毒をどのように表現して下さるのか、
とても楽しみです。
併せて私の写真俳句も楽しんで下されば嬉しいです。
詳しくはさいとうけいこさんのサイトでどうぞ。

http://maniakku.cocolog-nifty.com/tara/2011/09/post-49a4.html

Ginyupiano_2 

【チケットのご予約、お問い合わせ】

カワイ表参道 03-3409-2511
カワイふじみのショップ 049-262-7778
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650



◆雪うさぎに直接お申し込み下さる方は

wendy1989@infoseek.jp  

までお願いいたします。
折り返しチケットをお送りさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m


Pianosuzusi

2011年9月13日 (火)

今年も♪月見バーガー2011




昨日は十五夜、そして中秋の名月でした。
十五夜(旧暦8月15日)に満月になるとは限らず、
6年ぶりのことだとか。
当地でも昼間ちょっと曇って心配したものの、
夕方からは晴れわたって大きな月が昇り、
素晴らしい名月を堪能できました。
これはもう!
名月に合わせて今年の月見バーガーは今日をおいてより他なしと、
満月を横目に1年ぶりに!マックへ車を走らせました。
はい、マックへ行くのは月見バーガー買うときだけ。
年一のお客さんです。

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去年は8月22日とずいぶん早い発売で十五夜の前に販売終了という、
まるで意味のない販売期間だったのを批判したせい・
ではないでしょうが、今年はきっちりと十五夜をはさんでの発売。
やっぱりこうでなくちゃ。happy01
完全にポスターからうさぎが消えちゃったのは淋しいけど、
ワタシ的にはすっかり定着した秋の風物詩。
今年もボリュームアップの「大月見」が販売されているようですが、
去年食べたからいいかと今回は普通バージョンを。

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う~ん何で月見バーガーって美味しいのかな?
やっぱりポイントは卵なんでしょうね。
卵と合わせることでパテがまろやかな味になり、
強いスパイスを使わないため柔らかくクセのない風味、
オーロラソースもあくまでまろやかで、卵の優しさによく合っています。
まあ誰の口にも合う、素直な和風ティストって感じかな。
日本人って世界一の「卵好き」らしいです。
1年間に一人平均300個以上食べているそうですから・・・
「なつかしい味」としても無意識にインプットされていそう。
通年販売すればいいのに、とも思いますが、
やっぱり期間限定、「月見」という季節感があるからこそ価値があるのでしょう。





ということで、月見バーガーをお供えした今年の中秋の名月でした。
また来年、楽しみにしていま~す♪



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2011年9月 3日 (土)

ああ節電の夏終る





さて今年の夏は去年のように居座った凶暴な残暑に苦しめられる事はなく、
穏やかに去ってくれそうだが、節電節電で重苦しい夏でもあった。
東電も電力には余裕を持っていて、企業の電力制限解除も前倒しで行われるようだ。
しかしそんなこんながどうにも釈然としない。
あの震災直後の計画停電はいったいなんだったのですか??


ただパニクっただけだとしか思えない計画停電の後、
今度は夏には電力が足りなくなるから再び実施する、
電力はこんなにも足りないと数字を並べ、
企業も家庭も節電しないと大規模停電が起きる、とさんざん脅かし、
夏になってみれば東北電力に常時融通できるほどの余裕。
そりゃあ休眠させていた火力発電所を大急ぎで立ち上げるなど努力はしたのでしょう。
が、そもそも過去にも原発が殆ど停止したことは何度もあり、
代替の火力発電その他でカバーできることはわかっていたのではないの?
まあヘタなことを言って万一本当に電力が足りなくなるより、危ないと言っておいて、
努力でクリアしました、と言うことにしたいのはわかるけど。


で、節電節電の大号令、大合唱。
企業に対する苛酷な電力制限でどのようなダメージがあったのか、
その辺はよくわからないが、
家庭に対しても15%削減をめざしましょうとかなりの高圧的態度。
私の周囲でも、原発再稼動させたいためのポーズじゃないの、とか
大規模停電?出来るものならやってみな、という醒めた意見が多かったけれど、
そこは根が真面目な日本人。
誰のせいなんだよと思いつつ、節電自体は悪いことではないし、協力はしましたよ。
もともとTVは電源を切っていたけど、電子レンジ、洗濯機、
炊飯器、コーヒーメーカーなどすべてにタップをつけて使い終わったらOFF。
空気清浄機も1日中つけていたのを夜はOFFに。
2階の電話子機、電気スタンドなども朝起きるとOFF
電動歯ブラシも半日はOFFにしておく。



それだけやっても7月の使用量は前年比たったのマイナス1%。
これは去年は例年通り7月末まで梅雨でエアコンがいらず、
今年は6月中から猛暑で使わざるを得なかったから。
8月はなんと33%の削減だったが、これまた今年は7月末から涼しい日がしばらく続いたせいで、
どうも使用量はひたすらエアコンにかかっているらしい。
うちのエアコンは20年も経つ老朽化したものなので、
つけるたびにどんなに電力と電気代を食うのかと精神衛生上よろしくなく、
8月上旬仕方なく2台買い替え。(泣)
現在のだと3割は電力削減になるとのことで、
ようやく心安らかにつけられるようになったのだが・・。



それでも昼間一人でいるときは殆どつけないでがんばる。
もともと閉めきってエアコン、というのが好きじゃないので例年通りなのだが、
今年も熱中症で命を落とした人がたくさんいて本当に残念だ。
これは節電のせいばかりではないけれど、明らかに昔の「普通の暑さ」の域をこえている昨今、
エアコンは命にかかわる必需品となりつつある。
街でも駅のエスカレーターが止ったり、まるで夜のように暗いコンコースなどを多く見かけた。
そもそも東京のメトロの駅、それも新しいものなほど、エスカレーターに乗ることを前提として作られていて、
歩くのがイヤなら乗って下さいなんてシロモノではない。
高層ビルのエレベーターは言うに及ばず。
今年は総体的に去年よりは涼しかったので救われたのだろうけど、
去年みたいに暑い夏だったらどうなっていたのか、
それでも乗り切れたのか、そこが知りたいところだ。



ということで豊富な電力は絶対必要で、昔に戻れるわけはない。
今年の冬は・・来年の夏はまたどうなるのか。

原発は順次廃止、というのが現実的だと思う。
どう逆立ちしたってこれから原発が国民に支持されることは無いだろうから、
原発幻想は捨ててさっさと代替エネルギーの開発に力を注ぐべきですね。
今はもう不安定な原油に頼る火力があればいいというわけにはいかず、
先を見越して効率の良い新しいエネルギーを実現させるべき。
やれコストがどうとか言うけどそれは今の現実であり、原発、火力ありきでの計算でしょ。
それはこれからどんどん変えていける。
原発のコストが後始末のことまで考えたら安いなんてとんでもないことは誰もが知ってしまった。
ただ、「クリーンな自然エネルギー」という言い方はウソを含んでいて抵抗を感じる。
どんな発電にしろ100%クリーンなんてありえない。
きれいごととして、政治に悪用されかねない。
夢物語ではなく現実にするため、その幻想も捨てよう。
バブル崩壊後、日本は「目先のこと」しか見ない、考えないで結果的に自らの足をひっぱってきた。
今こそ腰を据え、長期ビジョンの観点からエネルギー政策に本腰を入れるべきだろう。


原発に替わる大規模発電の実現化なんて無理?
いいえ日本ならそれが出来ると、日本だからこそそれが出来ると私は信じている。
根拠?は無いです、はい、ノーテンキかも(笑)
でも昔から日本人は危機をばねにすごいものを作りだしてきたじゃない。
不可能なことを何とかやっちゃうのが日本人のすごいところ。
今回もこの災難が長い目でみれば「禍転じて福となる」となるよう、
信じてやまない次第です。



Kanon10825moji

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