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2010年6月

2010年6月28日 (月)

「禅 ZEN」



「アラ、永平寺って道元が開いたお寺だったの」
と口ばしって家人にどづかれました。
スイマセン、無知で。うちの実家浄土真宗だし。
いや、あの歌舞伎の中村勘太郎がどんな演技をするのか見たかっただけな
んですが。
う~ん舞台ではわからなかったけど、こうやってみるとやはり父上にそっ
くり・・などと感心しつつ観てました。
勘太郎丈、さすが若くして揺るぎなし。ストイックな雰囲気が自然な、清新な名演技です。
ただ道元に何の思い入れもなかった身としては、内容はふ~んそうだったんで
すかという感じでした。
いかな偉大な高僧の生涯といえど、映画としての内容は(フィクションを盛り込
んだにもかかわらず)どうしても地味になりますから万人を熱い感動で・・・というわけにはいかないでしょう

Zen


いくつか映画の難を言わせてもらえば、
宋での修行時代に会うあちらの高僧が、あまりにもお馴染みの俳優ばかり

リアルさがまるで無かったこと。
あそこはやはり中国の俳優を使って欲しかったですね。
あと、私的には内田有紀と藤原竜也が思いっきりミスキャストだったこと

そして安易にCGを使わないでほしい・・。



とはいえ。
響いてくるものが何もないかといえばそんなことはないのです。
教えを説く道元の静かなる情熱は、時に演技であることを忘れさせます。
「自分の中の仏をさがす」
「あるがままの自分を受け容れる」
何かに悩み、傷ついている人にとっては救いになる言葉であり、教えであることでしょう。
琴線に響いて泣かされるかもしれません。
一度は観ておいて損は無いかと。



そして道元のことを知らなくても、いまや世界で通用する「ZEN」の心は、
日本人の国民性の一部として、無意識に私たちに受け継がれているのかもしれませんね。

Zen2_2

なつかし資生堂のオーデコロン「禅」
なんと30年以上前のものです。
まだたっぷり入っているのだけど、さすがに使うのはどうもね・・。coldsweats01



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2010年6月19日 (土)

続・つばめ 巣立ち


先日書いたわが家のつばめ、
昨日と今日2日かけて、4羽が全員無事巣立ちした。
巣立ったとはいえまだおっかなびっくりの雛たち、
家の前の電線にあぶなっかしくとまり、広い世界に茫然としているみたい。
親鳥がそばについて、餌を運んだり、何事か教えているような様子がいじらしい。
あちこちに気を配って雛を守り、なおかつ厳しく一刻も早い自立を促す親鳥の姿は人間と同じだけど、
その何倍もスピーディにやらなければならないんだものね。

Sudati3 Sudati4

電線はちょうど私の部屋の下になるので、驚かさないよう窓ガラス越しに激写。
まだまだひと目で子供だとわかる姿なので、カラスなどに襲われなければいいけど、とちょっとハラハラする。



昨日2羽、今日は残りの2羽も飛び立って、巣はからっぽに。
昨夜は巣に帰ってきたのだけど、こんな暑い日は狭い巣でぎゅうぎゅう眠るより外のほうが気持ちいいのだろう、夜になっても帰ってくることはなかった。
ともあれうちの猫にも獲られず、無事に旅立ってこちらもほっとしました。
早く立派な大人になって、また帰っておいでね♪

Sudati1
あたりに気をくばる親鳥(左)
大きさは親と同じくらいある雛たち、
顔はまだまだ子供ですね。happy01




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2010年6月16日 (水)

真昼の怪談


それは今日の午後2時頃のこと。
ピンポーンと玄関チャイムが鳴った。
チャイムが鳴るとワンズが吠えてうるさいので、あわてて外へ。
ところが誰もいない。
ちょっともたもたしていたので、もう行っちゃったのかな、と思い、
部屋に戻るとまたピンポーン。


再び出てみると・・・やはり誰もいない。
子供のイタズラかしら、と思ったが、すぐ出ていったのだから誰かいれば
わかるはず。


・・??・・


その時、背中に水を浴びたようにゾッとした。



うちの玄関チャイム・・・
何ヶ月も前からこわれている・・・



そうなのだ。
押しても全然鳴らなくなってしまい、でも修理ってどこに頼めばいいのか
な・・
などと考えると面倒で、まあ来るのは宅配便と新聞の集金の人くら
いだし、
しばらくほっておこうと外のインターホンに「故障中」と張り紙
をし、それから何ヶ月も経っていたのだっだ。
(宅配便の方々、いつも面
倒をおかけして申し訳ありません <(_ _)>  )



何故すぐにそれに気づかなかったのかもボケというか非常に問題だが、
故障したチャイムが何故鳴る・・・?
誰もいないのに・・
試しに自分で押してみたが、やはり全く反応は無し。


一瞬、誰か身近な人が亡くなって知らせにきたのでは!?と思ってしまっ
た。


背中のゾゾゾ・・・が続いているうちに、またピンポーン・・
ピンポーン・・ピンポーン・・・・・・・・
今度は連続して鳴る。


いや~~っ!もう! sweat01

という感じで、チャイムの音を最小にし、
それでも止まないのでインターホンの受話器を外し、
最後には線を切っちゃおうかとパニック気味。



い、いや落ち着け。
オカルトを全く信じないわけではないけど、
霊がチャイムをどうこうなんてあり得ない。
と、とりあえずググろう・・話はそれからよ。
でもそんなこと載ってるかしら・・・?
焦りつつ、Google検索に「チャイムが勝手に鳴る」と打ち込む。
そしたら・・




あるんですね、やっぱり。
同じような質問が載っていました。
やはり同じように、チャイムが勝手に鳴り出し、
それも真夜中とか・・・
そりゃあいちだんとこわいわ。



回答としては、トラックの無線や違法電波の影響での誤作動、
配線の老化や脱落により、他の線に接触しての作動、接触部分の錆びつきなどが考えられるとのこと。

なるほど・・・・納得・・(安堵)



それにしても正常に鳴るチャイムならともかく、鳴らそうとしても鳴らないチャイムが勝手に鳴るというのはどう考えても異常。
もう20年近く経っているし、素人考えでも線がショートしたりして火災の原因となったら怖いではすまされない。



とりあえずこの家を建てた建設会社のメンテナンス部に対応を聞こうと思ったが、折悪しく定休日。


まあそれ以降、チャイムは鳴らないので、やはり何かの電波の影響だったのかも。
家も20年もたつと色々トラブルが出てくるものです。
人間も同じですけどね・・。



本日の気温32度。
いきなり真夏となった昼下がりのこわ~~い体験でありました。sweat02




Murasakicake


ちょっとおまけ。
当地のJA(農産物直売所)には地元の果物などを使ったホームメイド風なお菓子を売っています。
これは紫芋のチーズケーキ。
どれも素朴な味で、最近のお気に入りheart04happy01

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2010年6月15日 (火)

つばめ


何故か去年は来なかったけど、今年はまたツバメがやってきて、雛を孵した。
玄関ポーチの上の壁の内側に、何年も前に作られた巣だが、住む時は毎回リフォームして使っているらしい。
つい先日、小さな小さな卵の殻が落ちていたので、ああ孵ったのね、と思っていたが雛の声も聞こえず、ホントにいるのかしらと心配していた。
最近小さな頭らしきものが動いているなと思っているまに、ムクムク大きくなってきて、数日で巣からはみ出してきた。
顔中口だらけの雛、下から見るとちょっとぶーたれ顔がなんとも可愛い。
現在4羽確認済。

Tubame1 Tubame2


しかし問題がひとつ。
去年来なかったのは猫がいるからかなと思っていたのだが、
もちろん今年もいるんだけど、猫がいくらがんばっても届かないとふんだのだろうか。
ところが猫のほうは気になって仕方ない。
獲りたくて獲りたくてうずうずしているのは一目瞭然。
踏み台になるようなものはすべて撤去し、万一雛が落ちた時のために巣の下をサークルで囲い、
ぬかりのないよう気をつけてはいるのだが、猫たちは決して諦めていない。
玄関まわりをウロウロして、そのたびに親鳥のけたたましい警戒警報。
おはぎなどはドアを開けておくと、何と網戸がわりのカーテンをよじ登ってドアの上に立って狙っている。
しかしおバカなことに、そこでニャアニャア鳴くものだから(届かないよ~獲りたいよ~と言ってるに違いない)こちらもすぐに気がついて引きずり降ろされることに・・。


ツバメは犬は全然警戒していないようで、真下で吠えれば雛は首をすくめるけれど、親鳥は全然平気。
やはりちゃんと敵を認識しているようだ。



しかし本当に危険なのはこれから。
雛たちはもうけっこう立派な羽に成長しているようで、
今日は親鳥がそばで羽をバタバタさせ、そろそろ飛ぶのをうながしているようだった。
ひょろひょろと低く飛んだところをばっと飛びかかられたら・・
何しろうちの猫たち、メジロやヒヨドリ、アオジなどを捕まえてきた実績があるので。
別に食べるためではなくおもちゃにするので、猫の習性とわかってはいてもこちらは悲しい気分を味わわされる。
せっかく育った雛たち、猫に獲られたら可哀想すぎ・・・。

Tubame3
こちらが両親♪



かくて飼い猫でありながら、現在はツバメと、無事に巣立ちをさせたい我々の敵。
う~ん、ね、おいし~いもの何でも好きなものあげるからツバメ狙うのやめようね、と言ってわかってくれれば苦労はないのだけど。



まあクールに考えれば、運悪く猫に獲られるのも運命なんだけど。
とは思いつつ、これから当分気をぬけない日々が続きそうです・・・。

Karasuoyako

ツバメだけでなく、鳥たちは皆子育て真っ最中。
これはカラスの親子でしょう。
一見親と同じ体型ですが、仕草をみればわかります。
親鳥が拾った食べ物をねだっているのが子ガラスですね。








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おかえり、はやぶさ♪


和歌山大学やNASAの動画を何度も見てしまった。
「はやぶさ」の7年ぶりの帰還。
大気圏に突入し、美しい軌跡を描いて花火のように散っていった姿に、
多くの人がそうだったろうけど、何だかじ~んとしてしまった。
当初の予定を3年もオーバーし、
途中何ヶ月も交信が途絶えるなどの再起不能のトラブルに何度も見舞われ
ながら立ち直り、
満身創痍になりながらも故郷の地球に戻ってきた。
そしてサンプル採取のカプセルを切り離し、最後の力をふりしぼるように
して
なつかしい地球の写真を撮り、鮮やかに大気圏突入へ・・・
こうなるともうただの機械ではなく、意志を持った存在のように思えてく
る。
6億キロの宇宙の孤独な旅、何としてでも帰りたかったんだろうなあ・・
と、こんな風に感情移入しちゃうのは日本人に特有の感性らしいが。


しかし故障のために死んだようになっていたはやぶさに太陽光が当たり始め、太陽電池が徐々に充電されて意識が戻ってくる・・なんてそれだけで
SF映画のワンシーンのようではありませんか。
もしかして、宇宙には目に見えるもの以外の「気」のようなものが満ちて
いるのかもしれない。生命の起源が宇宙にあるとしたら、人間には想像できない生命の素のようなものが、宇宙空間に漂っているのかもしれない。
はやぶさも、その「気」のようなものを纏ったのかもしれない、なあんて
つい考えてしまう。
それは1977年に打ち上げられたボイジャー1号のことが、ずっと頭にあるか
らかも。
ボイジャーが送ってきた木星や土星の素晴らしい写真の数々に感動し、
よいよ太陽系を出ていくというニュースには涙が出る思いだった。
二度と帰れない永遠の旅、どんなに寂しいことだろう、と。
今太陽から140億キロ離れてなお飛行を続けるボイジャーも、もしかしたら

もう意志のようなものを持っているのかもしれない。


Hayabusa_200x200

それはともかくとして。
今回のはやぶさの快挙は日本の技術の素晴らしさを世界中に示してくれた

閉塞感あふれる今の世に、久々の明るいニュース。
地球上のことだって何も解決できてないのに宇宙開発なんて、という人も
多いが、私はそうは思わない。
一見ムダに見える研究が、長い目で見れば素晴らしい未来を開くことにつ
ながる、ということも多いだろう。
科学も「夢」から始まる。
そしてその「夢」こそが未来につながる原動力であることは、過去の科学
史が証明しているではないか。
目先のことだけに捕らわれた「仕分け」で大事な研究の予算を削ることが
あとになってどういう結果を呼び起こすのか、日本の技術と頭脳はやはり「一番」でなければダメですよ。



ともあれ、
お帰りなさい、はやぶさ♪


そしてその先の空へ。




(画像はフリー素材をお借りしました)



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2010年6月 3日 (木)

「写真とコトノハ展vol.2」

Kotonohavol2b_3

俳句と写真のコラボ、
「写真とコトノハ展」第二弾。
6/14(月)~7/3(土)の間、飯田橋の「ギャラリーカフェ2316」で開催されます。
詳細はこちらをどうぞ。

http://shashin-haiku.jp/node/78993

期間はたっぷりありますので、ついでの時にでもお寄り下さると嬉しいです。
なお、17日(木)午後6時半より、オフ会パーティの予定です。
夕べのひととき、楽しいお話で盛り上がりませんか?
写真俳句に興味のある方、どなたでも大歓迎ですので、こちらもぜひ♪
参加ご希望の方は、コメントか、右サイドバー下方の「メール送信」からご連絡下さいね。

http://shashin-haiku.jp/node/79195

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