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2010年1月

2010年1月31日 (日)

ああサプリメント地獄


サプリメント。
いったいいつから世にこのような大量のサプリメントがあふれるようになったのだろう。
もちろん今は若い人も美容、ダイエット系を中心にサプリを採るのが当たり前のようになってきているが、
やはり何といってもこれまでも市場を引っ張ってきた団塊の世代が中年~高年に入ってきたのに合わせ、加齢によって減ってくる栄養素をサプリメントで補おう!とその世代をターゲットに多くの会社が業界に参入し、入り乱れての激戦、というのが一番大きいという気がする。


昼間も多いが深夜のTVでは延々とCMを流しているし、新聞のチラシでは「初めての方に限り、半額!」が定着しているし、一度買おうものならダイレクトメールは来まくるし・・・
中年期になると誰でもどこかしらに不安材料が出てくるものだし、
鏡を見ればこれが20年前と同じヒト?と泣きたくなるし、
言われなくたってすべてが衰えてくるのはわかっているのだけど、
今の人間はそうカンタンに諦めない。
何しろ、その不調は年齢とともに減ってくる○○が足りないせいです、
このサプリメントで補えば、10年前のあなたに戻れます!
というようなことを四六時中聞かされているのだから。


アメリカではサプリメントは食品と医薬品の中間という位置付けだそうだが、
日本では「栄養(あるいは健康)補助食品」というあくまで「食品」。
従って○○に効くという効能書きはご法度なのだが、
「個人の感想です」と断りつつ、

これを飲んで☆☆の調子がこんなに良くなって元気いっぱいで~すnote   とか、

肌がぷるぷるになって、年齢を言うと驚かれま~すheart01


などという体験記がでかでかと写真入りでこれでもかと載るわけで。


これだけあれば玉石混合なのは当たり前で、もちろん感想も写真もヤラセのものがたくさんあるだろうし、あやしげな輸入品では死亡事故までおこっているのだが、では本当に優れたサプリメントはあるのだろうか。

確かに体内のある成分が年齢とともに減ってくるのは本当だろうが、
それってもう必要ないから減ってくる、という部分もあるのでは?
ある成分を何かから抽出し、高濃度のサプリにして無理やり?投入するって、長い目で見て身体に害がないと言い切れるだろうか。
その結果が出るのは何十年も先だろうから、そういう意味では現在飲んでいる人は人体実験をしているようなものだ・・と私などは密かに思っている。
学者によってはどんなサプリも百害あって一利なし、と言い切る人もいるようだし。

ひとつ言えるのは、「万人に向くサプリ」は無いのでは?ということ。
人はそれぞれ年齢も身体の作りも体質も食生活も違うわけだから、「足りない栄養素」はひとりひとり違うはず。
例えばネットの口コミで「○○のコラーゲンを飲んだらにきびができちゃって。22歳」なんて書き込みを見ると腹が立つ(笑)
それは当たり前、22歳でコラーゲンなんか、20年早いっつうの!annoy



で、私なんですけど。
じゃあサプリは飲まないのかというと、


いえいえっ!実は充分アサハカでマドワサレやすくてノリやすいヒトですので。
「お肌ぷるぷる、10歳若く見えます」にはもうダッシュです(笑)
はいっ、見事にターゲットになっておりますsagittarius
あとの弊害なんて知ったこっちゃない、
今が大切なのよ、今が♪smile


肩の関節や膝が痛いので、軟骨成分系、グルコサミンがいいかなと、これは現在各社をジプシー状態でチェック中。
コラーゲンもドリンクタイプは苦手、粒はいまいち、魚系か豚由来か・・とあちこち渡り歩いて、今はとりあえずアテニアのパウダータイプに。
(昔ファンケルに勤務していたので、今でもOB割引にしてくれるし。)


効果は・・・飲まなかったらもっとヒドイかも・・・と思うことにしている。
あと目に不安があるのでルテインとブルーベリー、
これは長く飲んでいるが、少し目のかすみも減ったようで、まあ悪くはなってないようだからいいかな、と。


実はサプリメントではっきりと効果を感じたものがひとつだけある。
サントリーの回し者ではないが、「セサミン」
確かに疲れにくくなり、疲れても回復が早く、何かこう気力が湧く、という感じで、最初逆にハイになるヤバイ成分でも入ってるのでは・・?と疑ったほど。
このメリットは大きいので、やはり信頼に足るサプリメントも存在するんだな、と思わざるを得ない。
たまたま私に合っていたのだろうが、やはり他の人にもすべてあてはまるとは限らないので、念のため。


それにしても数種類のサプリを飲んでいたら代金もバカにならない。
年をとって足りなくなる成分をすべて補っていたら破産してしまうわ。
ターゲットになるのは仕方ないけど、餌食になっちゃったら本末転倒。
自戒をこめて、年とともにすべてがすりへっていくのは当たり前、
冷静に冷静に、自分に必要なものを見極め、
本当に必要なサプリメントと上手につきあいましょう。


Sapri

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2010年1月21日 (木)

「夜が明けたら」1969


先日の浅川マキの訃報。
何と言うか、やはり切ない。
「アングラの女王」というフレーズに、瞬時にあの頃の雰囲気を思い出した。
私にとっては浅川マキは結局「夜が明けたら」のみの人だったけど。

Maki

















1969年、ちょっとアングラ劇をかじり、ちょっと学生運動をかじり・・
要するにいい加減な学生だった私は終電を逃してよく深夜喫茶で夜明かしをしたりしていた。(今思えばなんと無謀な!)
喫茶店には必ずジュークボックス(もはや化石?)があって、ヒット曲を聞くことが出来た。
深夜になると必ず聞いたのが「夜が明けたら」
浅川マキのちょっとかすれたハスキーな声、漂うアナーキーな感じがたまらなく好きで、繰り返し聞いたものだ。
穴倉のような場所で、タバコの煙にまみれながら夜明けを待っている自分の空しさに、響くものがあったのだろう。
後年「かもめ」などの入っているLPも買ったのだが、事情があって手放してしまったのが残念だ。


亡くなった時もライブの最中だったというから、あれから40年、
ずっと自分の音楽を貫いて生きてきたのだ、ということに少し驚き、
半分はそうだろうな、という気がした。
とはいえ、40年もたてば音楽的にも心情的にも当時とは全く違ったものになっていて、いつまでも「夜が明けたら」の浅川マキ、なんて言われたくはなかっただろうけど。
「だって人生は長いじゃない♪」と歌った彼女の人生は、満足いくまで長かったとは思えないのが悲しい。




生きてきた中で、とりわけ印象の深い年というのがあるもので、
私にとってこの1969年もそのひとつだ。
この年、「夜が明けたら」がそうだったように、その印象深い数々の記憶の大半にたくさんの曲が結びついている。
だから森山良子の「禁じられた恋」を聞けば当時の渋谷の交差点を思い出すし、新谷のり子の「フランシーヌの場合」を聞けば研修に向った長野行きのバスを思い出すし、由紀さおりの「夜明けのスキャット」を聞けば泊まりこんだ先輩のアパートを思い出すし、トワ・エ・モアの「ある日突然」なら友人と行った永福町のバーを・・といった具合。

あの頃のヒット曲のインパクトが今よりずっと強かったのか、やはりこちらの感受性の問題なのか・・・・
どちらにしても時代が移り、音楽配信の形態がまったく変わってしまったことに改めて気付かされる。



浅川マキさん、どうぞ安らかにお眠り下さい。



69cd
















この年のレコード大賞は「いいじゃないの幸せならば」でした。




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2010年1月 8日 (金)

2010年大河ドラマ「龍馬伝」


ところでお正月といえばNHKの新しい大河ドラマもスタート。
今年は「龍馬伝」
言いたくはないが子供の時とはいえ、実は昭和38年(1963年)の第一作から観ている私としてはやはり無視できない。
といっても全く観なかった作品も多いのだけど、またここ数年・・「義経」あたりからは何となく1年間観続けている。

大河ドラマも40年以上になると、ドラマのスタンスも演じる役者も様変わりが激しく、「この時代の男(女)がこんな事言うはずがないでしょ!」などといちいち腹を立てていたら絶対に観ることは出来ないわけで。
そう思いつつ、「ま、ドラマだから」と割り切ることが出来るようになったのは「篤姫」あたりから。

ということで、「龍馬伝」の第一回を観たのだけど。



タイトルバックのいかにも今風のCGにうんざりしたものの、ドラマの映像におや?と思わされた。
何だかすごく凝っているのだ。
当時を知らないにもかかわらず、何故か懐かしく、当時を偲ばせる・・というのだろうか、
今とは全く違う空気が黄金ともセピアともつかぬソフトフォーカスとなって全編を覆い、独特の雰囲気を作り上げている。
今までにはなかった雰囲気だ。
さらに驚いたのは、主人公龍馬の周囲の友人や、町の人々。
写真が入ってきたばかりの幕末の人物写真を見たことは誰でもあると思うけど、今の日本人とは顔つきが全然違う。
その全然違う顔つきが再現されているのだ。
キャストの人選、さらにリアルなメイクによるものだろうけど、過去に「新撰組」をジャニーズの学芸会なんか見たくないし、と第一回でリタイアしたことを思い出し、全然違う・・・と感心してしまった。
あの徹底した時代へのこだわり、多分計算されつくした照明による映像は素晴らしく、それだけでも観る価値があるかも♪


で、肝心の龍馬はというと・・
スイマセン、私福山雅治って全然知らなくて・・・誰? って感じで。
ともかく龍馬の周辺の人物は皆見応えがあるので、その中でどう成長していくのか、お手並み拝見というところ。
岩崎弥太郎を演じる香川照之が主役を食う迫力ですしね・・・この人はちょっと力み過ぎでは?と思うこともあるけど本当に上手い。
寺島しのぶもいい味を出してくれそう。


それにしても幕末から明治時代って、おかしな表現だけど薄氷の張った川を落ちることなく奇跡的に渡りきったんだ・・という感慨を持ってしまう。
確かに龍馬をはじめ、めざましい活躍で日本を守り、変革し、列強に伍す国づくりに身を挺した人々はたくさんいた。
しかしそこまで見事に彼らを駆り立てた原動力となったものは、何百年にも渡り日本の根幹に蓄積されてきたのだと思う。
そこに国としての質の高さが垣間見えるように思う。
そのエネルギーが、さまざまな人々の中で爆発した時代。

今の日本にも、それは無くなっていないと思いたい。



Ryouma2




















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2010年1月 6日 (水)

謹賀新年♪


新年おめでとうございます。
といってもはや六日。
忙しい世の中、最近は三が日が終わればハイ、お正月終了~って感じで、
まだ飾ってある玄関のお正月飾り、あれ?まだとらなくていいんだっけ?などと思ってしまう。
七草から鏡開き、小正月まで、まだまだ続いているのにね。
お正月らしい風情も私の周囲では殆ど無くなり、家族でカルタ取りやトランプ、すごろくなどに興じた昭和のお正月がなつかしい・・
なんて新年早々懐古趣味も情けないかしら。

Hagoita
















お正月はゆっくり録画した映画でも見よう、と思っていたのだけど、
予想以上に見たい映画その他が目白押しで片っ端から録画したものの、
何だかんだと時間がとれずまだ観ていないものが大半。
お正月らしいといえばありました!
今年は2日になんと歌舞伎座お正月公演初日の生中継が♪
今月からの歌舞伎座の料金があまりに高いので(一等席が16000円から一気に20000円に)、一月は行かない!と決めていたのだけど、中継で観られるとは何と幸せ♪
何しろにわか歌舞伎ファンなので、昔から何となく知っていた切られ与三郎の「いやさお富、久しぶりだなあ」のセリフが「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
」という演目だったのを初めて知ったというていたらくなのだけど。coldsweats01

1gatukabuki1











染五郎の与三郎、福助のお富、どちらも色っぽくて花があって最高♪
などとおせち料理に熱燗をいただきながら歌舞伎鑑賞、と今まで味わったことのない贅沢を楽しんだ。
歌舞伎座の座席ではいくらなんでもお酒飲みながら・・は出来ないものね。
もっとも江戸時代の芝居小屋では普通だったらしいけど。
これぞリビング座席の醍醐味・・・その意味では久しぶりにして新鮮な、お正月の華やぎを味わうことが出来たのかも。
3日には国立劇場で上演される通し狂言「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」も放映。
こちらはまだ観ていず、あとのお楽しみ。

1gatukabuki2











まあそんなささやかな新しい楽しみも味わえたお正月だったけど、
今年は歌舞伎に限らず「見る」という受身の趣味だけではなく、みずからアクションを起こしたいな・・なあんて。
一応今年の抱負でございます。sweat02
ともあれ細々と6年目に入った当ブログですが、本年もよろしくお願いいたします。
皆さまにとって2010年が素晴らしい年になりますように。happy01




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