2010年大河ドラマ「龍馬伝」
ところでお正月といえばNHKの新しい大河ドラマもスタート。
今年は「龍馬伝」
言いたくはないが子供の時とはいえ、実は昭和38年(1963年)の第一作から観ている私としてはやはり無視できない。
といっても全く観なかった作品も多いのだけど、またここ数年・・「義経」あたりからは何となく1年間観続けている。
大河ドラマも40年以上になると、ドラマのスタンスも演じる役者も様変わりが激しく、「この時代の男(女)がこんな事言うはずがないでしょ!」などといちいち腹を立てていたら絶対に観ることは出来ないわけで。
そう思いつつ、「ま、ドラマだから」と割り切ることが出来るようになったのは「篤姫」あたりから。
ということで、「龍馬伝」の第一回を観たのだけど。
タイトルバックのいかにも今風のCGにうんざりしたものの、ドラマの映像におや?と思わされた。
何だかすごく凝っているのだ。
当時を知らないにもかかわらず、何故か懐かしく、当時を偲ばせる・・というのだろうか、
今とは全く違う空気が黄金ともセピアともつかぬソフトフォーカスとなって全編を覆い、独特の雰囲気を作り上げている。
今までにはなかった雰囲気だ。
さらに驚いたのは、主人公龍馬の周囲の友人や、町の人々。
写真が入ってきたばかりの幕末の人物写真を見たことは誰でもあると思うけど、今の日本人とは顔つきが全然違う。
その全然違う顔つきが再現されているのだ。
キャストの人選、さらにリアルなメイクによるものだろうけど、過去に「新撰組」をジャニーズの学芸会なんか見たくないし、と第一回でリタイアしたことを思い出し、全然違う・・・と感心してしまった。
あの徹底した時代へのこだわり、多分計算されつくした照明による映像は素晴らしく、それだけでも観る価値があるかも♪
で、肝心の龍馬はというと・・
スイマセン、私福山雅治って全然知らなくて・・・誰? って感じで。
ともかく龍馬の周辺の人物は皆見応えがあるので、その中でどう成長していくのか、お手並み拝見というところ。
岩崎弥太郎を演じる香川照之が主役を食う迫力ですしね・・・この人はちょっと力み過ぎでは?と思うこともあるけど本当に上手い。
寺島しのぶもいい味を出してくれそう。
それにしても幕末から明治時代って、おかしな表現だけど薄氷の張った川を落ちることなく奇跡的に渡りきったんだ・・という感慨を持ってしまう。
確かに龍馬をはじめ、めざましい活躍で日本を守り、変革し、列強に伍す国づくりに身を挺した人々はたくさんいた。
しかしそこまで見事に彼らを駆り立てた原動力となったものは、何百年にも渡り日本の根幹に蓄積されてきたのだと思う。
そこに国としての質の高さが垣間見えるように思う。
そのエネルギーが、さまざまな人々の中で爆発した時代。
今の日本にも、それは無くなっていないと思いたい。
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こんばんは、こっちにおじゃま。
今日はありがとうございました。
いろいろと楽しかったです。
福山雅治、私もよく知らないのですが、
テレビドラマの「ガリレオ」で、
変わり者の准教授を好演でした。
あれ好きなドラマです。
坂本龍馬は実際どうだったのでしょうね。
明治時代はすでに忘れ去られた人間で、
一般には知名度もほとんどなかったみたい。
司馬遼太郎の小説以降、
歴史的なビッグネームになりましたが、
その本当の活躍や人物など、
今後あらためて検証が進むと思います。
江戸時代というのは海外に比べても、
一般的な教育程度も高かったみたい。
寺子屋という存在で、
読み書きそろばんという最低限の訓練はあったし、
幕末に来た外国人が、日本の一般庶民が
普通に本を読めるのを見て驚いたそうですから。
江戸時代はまた、鎖国という情報統制をしていながら、
国内で様々な個性的な発明や工夫もありましたね。
社会としてのそういった基礎体力が、
明治への活力へ繋がっていった気がします。
投稿: yuhki | 2010年1月 9日 (土) 20:44
ついしん、NHKの大河ドラマは、
「花神」が一番好きでした。
中村雅俊の高杉晋作もよかったし、
「世に棲む日々」や「峠」等の
司馬遼太郎の他の小説も、
うまく取り込んでドラマにしてましたから。
まさに幕末の群像劇という感じでした。
若くして亡くなった実在の蘭学医、
所郁太郎まで出て来ましたもの。
この人、中学の頃国語の教科書に載っていた、
司馬遼太郎の随筆で名前を覚えました。
「美濃浪人」という短編の主人公でもありました。
ただし架空の人斬り、天堂晋助(「十一番目の志士」)
あれはドラマに出さないほうがよかったかも(w
雪うさぎさんも歴史の話、好きそうですね。
今度お会いしたときぜひよろしく!
投稿: yuhki | 2010年1月 9日 (土) 21:09
yuhkiさん、かような辺境のブログにようこそ(笑)
今日はお世話になりました。
また細かいこと色々お聞きすると思いますので、よろしくお願いします。
福山雅治、「ガリレオ」も観てないのでほんと初めて見る人です。
でも調べたら最初木村拓哉に決まる予定だったんですって?
別にキライではないけれど、やっぱりちょっとイメージが・・・
古代進と龍馬をいっぺんにやらないでほしいというか(笑)
龍馬は司馬遼太郎の小説でよみがえったというわけですね。
同じように今でも知られざる英雄が埋もれているのかもしれませんね。
江戸時代の社会というのは色んな意味で当時の世界トップクラスだったそうですよ。
やはり教育の力はすごいですね。
列強の餌食にならなかったのは運もあるけれど、
やはり蓄積された底力がものをいったのだと思います。
それがなければ速攻で軍艦なんて作れない。
鎖国しながらも情報収集は怠らなかったのだろうし、
世界を見る目は正確だった。
もしかしたら今よりよっぽどシビアかもしれませんね。
残念ながら「花神」や「峠の群像」って全く観てないです。
印象に残っているのは「黄金の日々」「新・平家物語」
「独眼流正宗」「山河燃ゆ」など・・
第一作の「花の生涯」もよくわからないながら観ていましたよ。
いつも舞台が戦国時代か幕末ばかり・・で飽きてしまった時期も長いです。
私はもっと古い時代、聖徳太子の話などやってほしいなと思っているんです。
まあ色々問題があるんだろうけど、あの時代、仏教にからんだ蘇我と物部の抗争などほんとに面白い。
どうせフィクションなんだからいっそ卑弥呼の物語とか・・。
両方皇室関係に差しさわりがでちゃうのかな?
面白いお話をありがとうございました。
今度また、ぜひお聞かせ下さいね♪
投稿: 雪うさぎ | 2010年1月10日 (日) 02:32