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2009年1月

2009年1月27日 (火)

歌舞伎♪初鑑賞2 / 鷺娘



「鳥肌が立つ」という言葉があります。
本来は不快感や恐怖を感じた時に使われるものなのに、最近は感動した時、素晴らしいと感じた時などに使われることが多く、これは誤用だ、と書いてあったものを読んだことがあり。
でもこれに限っては私は賛同出来ない。
何故なら素晴らしいものを見て、本当に鳥肌が立ったことが何度もあるからです。
誤用だと言われても、実際に鳥肌立っちゃうんだから仕方ない。
何度かあるそのひとつが、アンナ・パブロワによるバレエ、「瀕死の白鳥」の映像を見た時のこと。
そして今回坂東玉三郎の「鷺娘」を観て、同じように鳥肌が立ちました。

Sagimusume_2 























「鷺娘」はもともと江戸時代に上演されていた舞踊の一部。
一時廃れてしまったのを、明治になってから復活させて評判になり、以後独立した人気作品に。
道ならぬ恋に身を焦がし、ついには地獄の業火に焼かれて息絶える鷺の精。
玉三郎の鷺娘はずいぶん前から当たり役として評判でしたが、今回やっと見ることが出来て、その美しさ、迫力にほんとに圧倒されました。
登場した白無垢姿から何度もの引抜、ぶっ返り(一瞬にして衣装を変える技)を経て、地獄の責め苦の苦しさを訴えるラストはまさに圧巻。
降りしきる雪の中で苦痛にのけぞるそのしなやかな姿態は、荒川静香のイナバウワーも色褪せる美しさ。

Sagimusume3_3



































こちらでちょっとその雰囲気を・・・・)


あとで調べたら玉三郎はバレエダンサーとしてもプロに遜色のない実力の持ち主だそうで、なるほど・・どうしても「瀕死の白鳥」を思い出してしまうのは、やはりその要素をかなり取り入れているんでしょうね・・。
実際西欧人はこれを見て「日本版・瀕死の白鳥」(または「ジゼル」)と思っているらしいけど、逆に大正時代にパブロワのバレエを観た当時の歌舞伎役者は、「これはヨーロッパの鷺娘だ!」と言ったとか。
美しい純白の優雅な鳥に対するイメージと思い入れは、はからずも東西共通だったということでしょうか。


それにしても玉三郎がこれを初めて演じたのが1978年、
すでに1984年には世界一流のバレエダンサーが集うメトロポリタン・オペラハウスのガラコンサートで絶賛を浴びているとのこと。
もっと若い時代に踊った「鷺娘」も観たかったな・・・。
もちろんそれが今の踊りより優れているとは限らない。
歳を経るほどに、若い時には到達し得なかった美の”極み”に近づくとも言えるのだから。
それぞれ、「その時代にしか踊れない感性」がどう変化していったのか、それを追う価値は充分あったことでしょう。
やはり観たいと思ったものはすぐ観るべし!だったか・・・。bearing


ということで、二月の公演・昼の部はその玉三郎と菊之助の「京鹿子娘二人道成寺」
うわ~これまた観たいではありませんか!
すでに連日、良い席は殆どふさがっている状態のようですが。sweat01



話は戻って歌舞伎座ですが・・。
建て替えてどんな形になるのか。
高層ビルに組み込まれるのだとか、正面の意匠はそのまま引き継ぐのだとか、まだはっきりしないようですが、出来るかぎり現在のイメージを残してほしい、と思うのは、
一度でも歌舞伎座に行ったことのある人なら皆同じでしょう。
何にしても何百年も続く伝統芸能が今も愛されているということは素晴らしいこと♪
良き伝統の形式と、安全を守る最新テクノロジーの華麗なる融合が、
新時代の歌舞伎の殿堂に花開きますように・・。

Kabuki6














こちらは去年12月の撮影ですcamera




☆1/28追記

と書いた翌朝、
新聞などに新・歌舞伎座のリニューアル計画全容が発表されました。
それによるとリニューアル後の建物は地上29階、地下4階、
ギャラリーやオフィス棟などを含む複合施設になるとのこと。
平成14年に国の有形文化財に指定された今の建物の雰囲気を出来るだけ残すために、欄干などは再利用し、唐破風屋根も継承されるみたい。
要するにそれが入り口部分で、今のイメージの建物の背後に29階建てのビルを背負うという感じでしょうか。
むろん劇場のバリアフリー化とともに、より見やすい座席設定も考えてほしいもの。。。

ん~まあいいか。
4年後の再オープンに期待です♪



☆2/6再追記

玉三郎の「鷺娘」ですが、
終了した1月の公演が歌舞伎座での、
というより事実上
最後の上演であったことを、
ご本人がHP(今月のコメント)で書かれていらっしゃいます。

http://www.tamasaburo.co.jp/index.html

確かに・・年齢を考えたら限界だったのでしょうか。
寂しいけど、だからこそ先月行って良かった・・
ギリギリ間に合ったんだ・・と感謝の気持ちでいっぱいです。





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2009年1月26日 (月)

歌舞伎♪初鑑賞



唐突に歌舞伎を観に行ってきました。
歌舞伎ねえ・・・日本の代表的伝統芸能だし、一度は観てみたいね~などと思うばかりで数十年。
去年、歌舞伎座が2年後に取り壊され、建て直しをされると聞いて、
それならぜひ今の歌舞伎座で一度観なければ!とにわかに焦り、
1月公演のチケットをゲット。


建て直しのために休演するのは平成22年の5月からということで、
この1月からそれまでの16ヶ月間は「さよなら公演」と銘打っての興行。
ともかく初めてだし、歌舞伎のことなどぜ~んぜん知らないながら、
坂東玉三郎の「鷺娘」、これだけはずいぶん前から観たいと思っていた演目なので、昼の部をチョイス。
他にはお正月にふさわしい「祝初春式三番叟」と「俊寛」、「十六夜清心」
どんなものか全くわからず、ちょこっとあらすじを調べただけでちょっと緊張しつつ歌舞伎座へ。

Kabuki1

















歌舞伎座はまだお正月の華やかなムード。
老朽化のための建て替えというから、中はかなりのボロかしら?と思っていたけど見たところそんなこともなく、ちょっとレトロな風情もまたいい♪
でも耐震性とかに問題があるらしく、
もはや補強の段階ではないとのこと。
関東大震災や空襲で焼けてしまった先代の歌舞伎座を引き継いで昭和26年からすでに半世紀以上。
でもパリのオペラ座など、130年以上経って現役なわけだし・・・。
う~む、これも地震国の宿命なのかなあ・・・。

Kabuki5 

お正月ムードの正面ロビー


座席は2階の一番前、しかも舞台の真正面という抜群のロケーションでラッキー♪
1等席だけど、産経リビングの割引を使って少し安く買えました♪
チケットは桟敷席の2万円から、3階B席の3000円くらいまで。
当日売りの一幕見席は1000円前後だそうで、とりあえず目当ての演目がひとつだけの時などはいいかもしれません。
でもチケットが高いとはいえ、時間は昼の部が11時から始まって4時すぎまで。
幕間をはさんで5時間ほど、ゆっくりと非日常の世界に浸れるのだから、あながち高いばかりとはいえないかも。

Kabuki2   
















演目については何しろ知識がないので、イヤホンガイドをレンタル。
これはあらすじや解説、要所要所の見どころ、歌舞伎特有の所作の意味などを的確にガイドしてくれるので実に役に立ちます。
初めてでもこれさえあれば大丈夫!って外国人並だね・・・・。
役者についても知識ゼロ。
尾上~とか片岡~とか同じような名前ばかり(当たり前だけど)が並ぶので、サッパリわかりません。
わかったのは「三番叟」の、お雛さまみたいな「菊之助」って、あの寺島しのぶの弟の?
市川染五郎っていうことは、松本幸四郎の息子ってことだから親子で「俊寛」を共演してるわけだ♪
なんて程度。
(というかTVドラマなどでしか見たことがなく、皆さんちゃんと歌舞伎やってらっしゃるのね・・な~んて、ゴメンナサ~イ)
Kabuki3 coldsweats01















この三色の引き幕って、歌舞伎のシンボルって感じ♪
もちろん上演中は撮影禁止



いやいや、ガイドのおかげで初めてでもすごく楽しめました。
「俊寛」のラストでは船を見送って崖の上で慟哭する幸四郎を真正面間近に見てドキドキ。
やっぱりナマはいいなあ・・・。
正直いって各役者が上手いのかヘタなのか論評できるレベルではないのでその点は・・・なのだけど、
思ったほど難解でもなく、充分に楽しめたことは確か。
考えてみれは歌舞伎はもともと庶民の娯楽、別に気取った芸術ではないはずだものね。


2回目の幕間、30分間はランチタイム。
お弁当各種は入場の前に玄関脇の「歌舞伎茶屋」、場内の売店でも買えます。
種類も豊富でけっこう美味しい♪
ちょっと豪華なお弁当を予約することもできます。
食堂もあるけれど、30分しかないのでゆっくり出来ないと思うし、
好きなお弁当を買っておいたほうがいいと思う。
お茶などの飲み物もむろんありますが、隣の席の女性は慣れた感じで自前のポットを取り出し、お茶を飲んでらっしゃいました。


さてさて、最後は楽しみにしていた「鷺娘」ですが・・・(続く)

Kabuki4_2

















売店、歌舞伎茶屋。
ここで売っていた「あんず大福」がとっても美味しくて・・・heart04
東京ではなかなか出会えない、「麩まんじゅう」も♪

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2009年1月21日 (水)

レトロ♪だるま時計(BlogPet)

雪うさぎの「レトロ♪だるま時計」のまねしてかいてみるね

またノスタルジー症候群!?の持病が出て、こ...

*このエントリは、ブログペットの「タラッタ♪」が書きました。

2009年1月20日 (火)

レトロ♪だるま時計



またまたノスタルジー症候群!?の持病が出て、coldsweats01
こんなレトロな時計が我家にやってきました。
明治時代に作られた通称「だるま時計」と呼ばれるぼんぼん時計。
もちろん復元されたレプリカですが、アンティーク風に仕上げてあり、
なかなか風情があります。

Bonbon























昔は蓋を開けてゼンマイを巻いていたのでしょうが、これはむろんクオーツ。
でも”ボーン ボーン”と鳴る時報は電子音ではなく、ピアノ線を鳴らす方式で、昔の音を再現しています。
なので音量調節とか夜間は鳴らないようにするなどの小賢しい?機能は無し。
音はかなり大きいので、いまだに鳴り始めるとビクッとしたりしています。
郷愁と哀愁をかきたてる音で、一気に昭和初期の”茶の間”にタイムスリップ?♪
でも考えてみれば、明治から大正、昭和の初期に現役で動いていたこの種の時計は、ずいぶん悲しい時代の悲しい場面をもたくさん見てきたんだろうなあ・・なんてこともちょっぴり考えてしまいます。


私の実家にはこの種の柱時計はなく、あったのは鳩時計でした。
これまた今ではドイツやスイス製以外は売られていない、おもり式のもの。
おもりが床近くまで下がってきたのを巻き上げるのが楽しみでした。
実は現在うちでも鳩時計を使っているのですが・・・(これまたノスタルジー症候群です、ハイ。think
シチズン製でこちらもむろんクォーツですが、鳩の鳴き声(ホントは鳩ではなくカッコーだそうだけど)は
裏から見ると和紙のようなものを使ったふいご方式で、これは昔ながらの方法のようです。
おもりはただの飾り。
でも昔大好きだった実家の鳩時計を思い出させるには充分で、とても愛着があります。

Hatodokei
























以前私の部屋で使っていた野鳥時計、これは正時になるとそれぞれ違った小鳥の声で時間を知らせてくれるもので、爽やかな感じが気にいっていたのですが、
まず1年の保障期間が過ぎたとたんその機能がストップ。
何年かたつうちに今度は30分も遅れるようになって電池を替えてもなおらない。
販売会社に修理を申し込むも、ウチはもう掛け時計は作ってないし、部品もないので修理はできませんと門前払い。
その点、鳩時計はもう7~8年元気で動いているので、ここでもやはり中国製はダメね・・ということになってしまう。
この時代、老舗メーカーといえどもシチズンがずっと存在するのかはわからないけれど、鳩時計の修理をする時計屋さんはネットで見るかぎりけっこういるようなので、
故障しても直せるかな・・と期待しています。
ほんとに最近は気にいったものを買ってもそのあとのメンテナンスや故障した時のことまで考えなければならないのがキツイ。
新しいだるま時計は一応国産らしいけど、大丈夫かなあ・・・。


このだるま時計、初めは私の部屋にかけるつもりでしたが、
これはやはり居間にふさわしいのでリビングに掛け、
代りに鳩時計を私の部屋に持っていき、それぞれぴったりとおさまって満足♪
”癒される”という言葉がキライ、なんて常日頃思っている割には、
これらの時計の音にはしっかり癒されております。confidentheart04
好きなモノが身近にあるって、やはり精神衛生上は確かによろしいのかも・・・。


Birdtokei
















外見はまだこんなにきれいなのに・・・
どこかに直してくれる時計屋さんはないものか・・・・weep




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2009年1月 7日 (水)

雪うさぎ帯止め



久しぶりにうさぎグッズなど♪

この雪うさぎ、かわいいでしょう~~lovely
実はこれ、帯止めなんですけど。


Keyyukiusa



















可愛~い!雪うさぎの帯止め!とつい買ってしまったものの、
帯止めとして使うにはちょっとあまりにもかわいらし過ぎて・・・
(もっと若ければね~~ ハイ、私だとて一応おのれを知っておりますので coldsweats01
まあ個性的に着物を着崩すキッチュな着こなしをする気ならシャレで使えるかもしれないけど、そういうタイプではないし、帯止めとして使うのは諦めました。
でも仕舞っておくのも可哀想なので、ごらんの通り車と家のキーホルダーとして使っています。
おかげでいつも持ち歩くことが出来、ますます愛着が湧きました♪


それにしてもキーホルダーもそうだけど、殆どの人が(男性も)
携帯にもお気に入りのキャラクターなどをつけていますよね。
日本人てホントに”小さくてかわいいモノ”が好きみたい。
本質的に優しい人種なんだろうなあ・・とつくづく思ったりします。



Nanakusa














今日は七草
スーパーのパックの七草ってどうなのよ、と思いつつ
便利なのでつい買ってしまいます。
これで今年も無病息災ならいいんだけど。confident






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2009年1月 4日 (日)

謹賀新年

Sinnen2



























明けましておめでとうございます。
当地は元旦からずっと晴れ、少し風が強くて寒いですが、穏やかなお正月となりました。
といっても来客があるわけでも出かけるわけでもないので、
ささやかなおせち料理以外お正月気分は皆無。(-_-;)
外出といえばいつもの通り普段着の犬の散歩のみで、行き会う人も犬の散歩の人ばかり。
息子曰く、「昔はホントに羽つきってやってたの?」だと。
やってたよっ!羽つき用のシンプルな羽子板をみんな持っていて、あちこちで羽をつく音が聞こえてましたよ。
凧揚げは最近でもステルス戦闘機みたいな凧を時々見かけるけど、やっこ凧などはインテリアグッズになっちゃってるものなあ・・。


お正月早々懐古趣味もナンですが、つくづく昔のお正月がなつかしい三が日でありました。
ともあれ、本年もよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>

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