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2008年10月27日 (月)

蟻地獄



スミマセン、いいトシをして好奇心だけは旺盛なのでと言い訳しつつ、
本日の話題は”虫”でございます。
何にしろムシは大嫌い!という方は精神衛生上好ましくないと思われる写真もありますので、どうぞ読まずにスルーして下さいませ。
m(_ _)m

いや、私だって虫(さっきから変換するたびに、真っ先に「無視」と出るのが何となくムカツク)は嫌いなほうなんですが。
ゴ××リはこの世で一番嫌いで書くのもイヤ。
ゴ×ジェットとかコンバットとかにもあいつらの絵が描いてあるから触りたくもない。たとえ絵でも見たくもないのに、デザインを何とかしてほしい・・といつも思うのです。
それは別格として、嫌いな虫といえばやはり自分に害をおよぼす蚊とかダニとか、散歩の邪魔をするメマトイとか、鱗粉(うわ、これも書くだけでイヤだ)の苦手な蛾とか・・・。
あとはせっかく育てている植物を害する虫とかね。
だからこちらの生活圏とあまりかぶさってこず、かつあまり動きがなくてこちらに向かってくる心配のない虫はわりと平気。
クモとかカマキリとかテントウムシとか、トンボとかミツバチとかは見ていても楽しい♪
それもまあこちらの勝手なえこひいきで、どんな虫だってこの世に必要だから存在しているんだ・・とは思うけれど、どうしてもある種の虫には抜き難い生理的嫌悪感を感じちゃうんですよね。

前フリが長くなったわりに本題は大したことないのですが、
”アリジゴク”の話です。
自分としては今さらアリジゴク?と思ってしまうのは、俳句ではアリジゴクは夏の季語であるから。
ご存知のようにアリジゴクはウスバカゲロウの幼虫。
ウスバカゲロウが飛ぶのが夏なので、ついでに幼虫であるアリジゴクも夏の季語に入ったのかな?

アリジゴクの巣を見たことありますか?
直径2センチほどのさらさらした砂がすり鉢状にくぼんでいる、よく神社の軒下などにあります。
アリジゴクは砂の下で待機、うっかり落ちてきて這い上がれない蟻などを捕食する。
この夏、写真俳句でアリジゴクの句に合わせる写真を撮りたくて、暑い中さんざん探したのに全く見つからず・・
(苦肉の策としてこんな写真になりました。)coldsweats01


ところがつい先日、なんと台所のドアのすぐ脇に、いくつものアリジゴクの巣を発見。

Arigigo1

















あらら、こんな秋になってもアリジゴクは健在なんだ。
もしかして幼虫のまま1年くらいを過ごすのでしょうか。
アリジゴク、顔を出さないかな~と眺めていたら、すぐ近くをおあつらえ向きの蟻さんが・・。
う~~ん、迷ったけど誘惑に負けて、許せ!と祈りつつ巣に落としてみました。
とたんに底から砂が吹き上がり、アリジゴクの口先?が見えたかと思うとあっというまに蟻を捕らえたらしく、蟻は半分砂に埋まったまま動かなくなりました。
すっげ~~~!(って、小学生か!)think

捕食といってもバリバリと食べるわけではなく、自分の消化液を注入して蟻の体液を吸うのだそうで、吸い終わったら死骸は外にポイ。
残忍に思えるけど、弱肉強食の虫の世界では普通のことなんですよね。


小学生といえば、実は今月のはじめに群馬県の高崎にある達磨寺に行ったのですが、そこでアリジゴク少年に出会ったんです。

Arigigo2_2












何をしてるのかなと思ったら、「アリジゴクを捕まえるんだよ」って
一生懸命。
そのうちほんとに捕まえて、誇らしげに見せてくれました。
「写真撮らせてね♪」とすかさず撮ったのがこれ。(物好き?あ、虫嫌いな人は拡大しないほうが・・・)

Arigigo3













でも私も初めて見せてもらいました。彼の手の上ですから、
ごく小さいのがわかると思います。
拡大撮影したダニにも似てるかも・・・。
それにしても夢中で虫をつかまえる少年、て久しぶりに会った感じ。
最近は本来の子供らしい子供に会うと、何かほっとしたりして・・。
眉のきりりとした、なかなかのハンサム君でした♪


同じ空間にいながら、人間とはまったく別の地球に生きているとも思える虫たちは、思えば不思議な存在です。
うちのアリジゴクも、いつ落ちてくるかのあてもない獲物を待って、
冬中砂の中で過ごすのでしょうか。

それはともかくこれからの季節、当分虫たちが大人しくしていてくれるのが嬉しい。
しばらくは蚊にさされることもなく、不気味な蛾にぶつかられることもなく、裏山を思う存分散歩出来るんだ~♪happy01

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