PEI旅行記完結編/アンの特別ディナー
さてさて、泣いても笑ってもPEI最後の夜。
お待ちかね、「赤毛のアン出版100周年記念 特別ディナー」
ホテルに帰ってジーンズをスカートに着替え、
誰も見てくれないのがカナシイけどちょっぴりおしゃれしてレストランへ。
まだ明るい表を見ながら、きょうはまさか水!ではなく白ワインをオーダー。
ひとり旅は好きだけど、ほんとにこういう時は誰かいっしょに食べる人がほしいもんだ。
楽しいおしゃべりも美味しさのうち、だものね・・・。
☆前菜盛り合わせ
マリラのスコーンとホームメードジャム、ローストビーフ、
鯖の燻製、マスタードピクルスとトマトチャウ、(伝統的な漬物)
リンド夫人のチーズなど。
「お菓子のほかは、何もかもっすっかり用意ができたのよ、ダイアナ。お菓子は朝のうちにこしらえることになっているの。それからふくらし粉のビスケットは、お茶のすぐ前にマリラがつくるの。」
「ふくらし粉のビスケット」は原文でも「Baking-poeder biscuits」となっており、カナダではスコーンと言わないのかな?
ピクルスや鯖の燻製も、初めて味わう味。とても美味しい。
「リンドの小母さんは、手製のバターとチーズで一等になったのよ」
シャーロットタウンの共進会から帰ってきたアンの言葉。
当時はバターやチーズも全部手づくりだったのよね。
☆マシュウのじゃがいもを使ったポテトチャウダー
カナダ一の生産量をほこるPEIのじゃがいも。
初めてダイアナをお茶に招いたシーン。大人を気取ってする挨拶の中にもじゃがいもの話が出てくる。
「クスバートさんはたしか、きょうの午後、リリー・サンド号に、おいもを積み込んでおいでになるんじゃありませんの?」
「そうですの。うちのおいもは今年とてもよくとれましてね。
あなたのお父さんのおいもはどんなぐあいでしたの?」
チャウダーはコーン入り。
それも昔からの伝統だそうだが、ほっこりしてほんとに温まる。
☆”ダイアナのいちご水”のシャーベット
おお、メインデッシュの前にシャーベットとはまた本格的。
それまでの味をシャーベットでリフレッシュさせ、新しい味に臨むわけね。
ラズベリー・コーデイアルを使ったシャーベット、色もとてもきれいで口直しにぴったり♪
「あたし、赤い色の飲み物って大好きよ。あんたは?
ほかのどの色のより倍もおいしい味がするわ」
「これはすごくおいしいいちご水ね、アン。私、いちご水ってこんなにおいしいものだとは知らなかったわ」
いっしょうけんめいダイアナをもてなすアン。
その後に起こった悲(喜)劇は・・・
☆アンの大好きなローストチキン~伝統的な詰め物、クランベリーソース、
グレービー、マッシュポテト、温野菜
ジョセフィン叔母さんに招待されてシャーロットタウンに行っていたアンがグリーンゲイブルスに帰ってきたシーン。
「マリラ、焼き鶏ね!まさかあたしのためにこさえたんじゃないでしょうね」
「そうだよ、あんたにさ」マリラは答えた。
「あんなに長いこと乗ってくるんだからさぞお腹をすかしてくるだろうと思ってね・・・」
原作では”Broiled chicken”
当時はそれを作るのに、飼っている鶏をしめることからやらなければならなかったのだから、実際まさかのご馳走だったのだろう。
クールに振舞っているマリラの愛情がはじけたようなひとこま。
「アンの青春」でも、憧れの作家、モーガン夫人のおもてなしに登場する。
伝統的な詰め物にはPEI独特のハーブで風味付けがしてあり、甘酸っぱいクランベリーソースと良く合って、最高のお味♪
久しぶりに食べる温野菜がまた美味しくて・・・。
☆マリラのプラムプディングにアンの大好きなアイスクリームを添えて
メインデッシュでおなかいっぱい。
でもデザートは常に別腹(笑)
写真ではなにやらハンバーグのようだが、プラムがぎっしりと入ったボリュームたっぷりのプディング。
かかっているソースはアンがふたを閉め忘れてネ○ミが溺れていたと同じもの??
濃厚な味で、コーヒーによく合いました。
「それからアイスクリームを食べたの。アイスクリームって言語を絶したものだったわ、マリラ。まったく崇高なものね。」
コース終了、満足満足。
アンの中に出てくる食べ物って、まったくなんておいしそうなんでしょ・・とずっと思っていたけど、PEIでそれを食べることが出来たなんて・・。
気の利いた企画に、感謝。
PEI最後の日に、思い出深い夜を過ごすことが出来ました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
翌朝、6時半発の飛行機に乗るべく、まだ暗いうちにホテルを出発。
旅行会社のスタッフに空港まで送ってもらう。
早朝のシャーロットタウン空港はまだひっそり。
COWSの牛さんも、またね♪
重量ばかり気にして、お土産のジャムを手荷物にしてしまったため再チェックを受けて預け直したり(忘れてた!リキッド類は持ち込み一切禁止)ちょっとトラブルはあったものの、無事に離陸。
あっというまに遠ざかるPEIを、雲の上から早くも懐かしんだ。
もう一度来ることは出来るだろうか・・・
いやいや、おセンチ(死語?)になるのはやめましょう。
たくさんの素晴らしい思い出をありがとう♪
きっとまた来るからね![]()
ところで最後のディナーの折、後ろに日本人カップルがいて、PEIに来るのに3日もかかったなんてありえない・・・とかいう話が聞こえてきた。
え~?なんで?と思っていたらそちらから話かけてくれたので聞いてみたら、
なんと私の出発した次の日だったか、悪天候でモントリオール空港が閉鎖。
仕方なくモントリオールに泊まるも翌日は満席で飛行機に乗れず、結局バスで陸路PEIに入ったとか。
おかげでキャベンデッシュ滞在はたったの数時間、
観光ツアーもブツ切れだったというのだ。
はるばる出かけてきて、なんと気の毒な・・・。
人ごとではなく、あと一日遅ければ、私もたったひとりでそんな事態に遭遇していたわけだ。
13日の金曜日に出発なんて・・と思っていたけどラッキーだったのね。
というか、やっぱりそういうトラブルってよくあるんだ。
ダメダメ、そういう時に備えてもっと英語勉強しなくちゃ!と痛感。
トロントが近づいてきました
ま、のどもと過ぎれば・・はいつものことですけどね (∩_∩)ゞ
PEIの名物「ロブスターチップス」
ロブスター味のポテトチップスね。
お味は・・ビミョー![]()
というより、200gの袋は大きすぎ。
半分のサイズにすれば、日本人によく売れると思いますよ♪
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初めまして。
私はブログを始めてまだ、一週間も経たない初心者です。本日、赤毛のアンについてのブログを検索してした時に、雪うさぎさんのブログを見つけました。
もう、メチャクチャ嬉しかったです。感動しました。(絵文字とか入れられなくてスミマセン。メカ音痴で…)
実は私はこの九月にプリンス・エドワード島に一人旅をすることになっているのです。海外旅行は新婚旅行で20年前にハワイへ行って以来です。長年の夢が叶う喜びとともに不安もありました。でも雪うさぎさんも一人旅だったことに勇気づけられ、綺麗な写真の数々、そして、文章に引き込まれて読んでいくうちに、不安が大きな期待に変わりました。きっと、忘れられない素晴らしい旅になることと思います。ありがとうございました。
戻ってきたら、報告します。
投稿: ナン | 2008年8月24日 (日) 15:40
嬉しいコメントをありがとうございます。
9月にPEIに行かれるのですね・・・そろそろ紅葉も始まる頃でしょうか。
私の行った6月とはまた違った美しさで満ちていることでしょうね♪
ひとり旅、不安なこともありますが、余計なことに気を使わず、邪魔されず、
感動を自分のものにできることは素晴らしいと思います。
特に「アンを訪ねる」というような、特別な思い入れのある旅は・・。
私も行く前はいつも緊張しちゃうのですが、
必ず「行って良かった♪」という結果になりますから大丈夫ですよ。
どうぞ思う存分、アンの世界を味わってきて下さい♪
とはいえ、PEIはかなり遠く、時間もかかりますので、
体調には充分ご注意なさいますように。
楽しく、素晴らしいご旅行になりますよう、心からお祈りいたします。
お帰りになったらナンさんのブログに、ぜひ旅行記を書いて下さいね。
楽しみにしております。
ありがとうございました。
投稿: 雪うさぎ | 2008年8月25日 (月) 00:31
うわぁっ!コメントのお返事が載ってるぅ~!バンザ~イ!
と、興奮してしまいました。(何せ、コメントを書いて送信ボタンを押したものの、これで届いたのかな?みたいな状態で…)
遅ればせながら、本当にありがとうございました。感激しました。
さて、私が訪れるのは9月の初めなので紅葉には少し早いかしら?と少々残念です。でも、朝夕は涼しい(寒いくらい?)だろうから、雪うさぎさんがブログで紹介されていたフリースのジャケットは見つけたら絶対に買おうと思っています。
それに、始まりのいわれはともかく天蓋付きのベッドも憧れで楽しみですし、グリーン・ゲイブルズの各部屋は中には入れない事など、ガイドブックにはない情報が役立ちました。体調に気を付けて行ってまいります。
投稿: ナン | 2008年8月26日 (火) 11:39
9月初めといったらもうすぐなんですね!
いいなあ、私ももう一度行きたいくらい(笑)
お天気が良いといいですね。
ガイドさんが晴れていれば天の川が見えると言ってたので楽しみにしていたのに、
曇って一度も見られなかったんですよ。
晴れていたらぜひ、見てきて下さいね。
青空をバックにグリーンゲイブルスが撮れることを祈っています。
それでは良いご旅行を。
いってらっしゃ~い
投稿: 雪うさぎ | 2008年8月27日 (水) 00:38