世にも奇妙な物語/SMAPの特別編
いちいち話題が思いっきり遅れるのだが、先月末に録画しておいた「世にも奇妙な物語SMAPの特別編」をようやく観ました♪
放映している時チラッと見たらやけに画面が悪いな・・・と思ったのだが、
7年前の再放送と知り、納得。
いや~、でもこれ、すごく面白かった。
この「世にも奇妙な物語」、毎週放映していた頃から観ていたのだが、
調べてみると始まったのは1990年とのこと。
それまでは無かったスタイルで描かれる、とても刺激的な不条理の世界がたまらなく面白かった。
連続放映が終わってからも年に何回か特別編があり、しばらく楽しんでいたが、だんだん幽霊話とかホラーが多くなってきたので好みに合わなくなり、
遠ざかってしまったのだ。
初期の頃の「ロッカー」とか、「穴」とか、その他タイトルは忘れたけれどゾクゾクするような素晴らしい作品がほんとにたくさんあった。
あ、「最後の喫煙者」なども印象深かったし、近未来SFものの傑作も多くって。
出演者も多彩で、「え?この人がこんな役?」と、いつものイメージとがらりと変わった姿を見せてくれることが多かったのでそれも楽しみのひとつだった。
調べてみると、DVDはけっこう出ているようだけど、う~んタイトルと内容を一致して思い出せないものなあ・・・
ぜひもう一度観たいものがたくさんあるはずなんだけど・・・。
で、SMAPの特別編。
それぞれのキャラクターがよく生かされ、楽しめる短編集になっていた、と思う。
な~んてエラそうに言う資格はないのよね、そもそもSMAPをよく知っているわけではないのだから。 (∩_∩)ゞ
というか、この「世にも奇妙な物語」によって知った、と言えるかも。
木村拓哉などは3回くらい出演しているはずだし。
だから私にとっては木村拓哉イコール不条理劇、のイメージ。
そして今回の特別編の中でも突出して面白かったのが、彼が主演した「BLACK LOOM」だった。
両親を驚かせようと3年ぶりに留学先から帰ってきたナオキ。
ところが着いてみると、家の様子はすっかり変わり、中は真っ暗。
ようやく両親に会ってみれば、二人とも何やら挙動不審。
わけを聞き出そうとするナオキだが、会話はまったくかみ合わず・・・
両親に樹木希林と志賀廣太郎、登場人物はナオキを入れた3人で、
殆ど密室劇。
かみ合わないシュールな会話がたまらなく可笑しい。
怪優?樹木希林(つい先日「東京タワー/オカンとボクと・・」を観たのでその落差に余計笑える)の面目躍如といったところに木村拓哉(彼はキムタクと言われるのが不愉快なんだそうで、それを尊重していちいちフルネームを書いておりますが、ああかったるい)が一歩もひかず食いついてゆく絶妙のテンポの良さ。
何だか昔の別役実とかのアングラ劇を見ているようで・・・
(トシがばれるね)懐かしいやらわくわくするやら。
木村拓哉のこういうセンスがあの富士通のCMの面白さにつながるんだろうね。
そういえばこの「BLACK LOOM」の監督がまさに富士通CMを制作した石井克人。
彼の映画「茶の味」には退屈したけれど、やっぱりこういう短編にこそ本領を発揮するのではないのかな。
衝撃(笑撃?)のラストまで一気に楽しめちゃいますよ♪
他には稲垣吾郎主演の、映像が素晴らしく美しい、しっとりとソフトなホラー「僕は旅をする」
正統派のシュールさがこれぞ正調「世にも奇妙な物語」!と思わせる
草彅 剛の「13番目の客」が良かった。
ふたりともハマリ役♪
それにしても息の長い番組だこと・・・まあ小説だろうとマンガだろうとオリジナルだろうと原作のネタは無限にあるものね。
大作ドラマもいいけれど、中身の濃い短編はほんとにインパクトが強いもの。
あ、SMAPにはぜひまた新しい特別編を期待したい。
10年後、20年後・・と、彼らのライフワークになればいいな、
なんて思います。![]()
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