ちりとてちん♪
以前さんざんこきおろしてしまった朝ドラ「どんど晴れ」の次に始まった「ちりとてちん」
願い通り 打って変わって?とっても面白い♪ などと喜んでいたらもう来月で終わりではないですか
何故か10月から3月までのほうが3倍くらい進行が早いような気がするのは気のせい??
ともあれ 「ストレッチの相棒」に変わりはないけれど 今回はストレスをためることもなく楽しんでおります
いつもの「明るく前向きな」「持ち前の明るさで困難を切開いていく」ヒロインとは違い
後ろ向きでマイナス思考のヒロイン という設定
自分に自信がなく ついくよくよと思い悩む
常に最悪の事態を考えてしまい なかなか前に進めない
そんなヒロインが小さい頃から好きだった落語家をめざすというお話
ヒロイン喜代美のそんな性格がとても現実的で共感を呼んだのでしょうか
彼女を見ていると 何故「どんど晴れ」に反感を持ったのかということが何だか透けて見えてくる
(としつこく「どんど晴れ」をけなしてスミマセン)
要するにでしゃばりとは正反対
喜代美の場合 朝ドラヒロインのビョーキとも言うべき「おせっかい」も焼くのだけど
それもおっかなびっくりなので全然押しつけがましいところがないのがいいのね
おどおどして悩み多き女の子 自分もそうだった なんて自分のレベルに引寄せて安心する
だとしたら 決して誉められたことじゃないとは思うんですが・・・
(;^_^A
でもその心理描写はなかなかお見事
今週はヒロインの友人であるA子ちゃんの挫折感が描かれていますが
正直彼女の心理をあんなに細やかに描くとは思わなかったです
小さい時からちやほやされた苦労知らずのお嬢さんが初めて挫折してキレたわけ?と思ったのだけど全然違う
彼女もまたちゃんと血の通ったひとりの人間としてきっちりと描かれていたのですね
子供から大人になる過程で 皆傷つきやすい心を抱え
ある者はそれを笑顔でカムフラージュし ある者は虚無に逃げ・・
そんな事実を改めて思いおこさせてくれるようで 好感が持てます
ある意味ヒロインの敵役?だったA子ちゃんの好感度も急上昇
緻密な脚本と うまい演出ですよね
全然関係ないけど(少しはあるけど)
小中学校の時 とても素敵な男の子がいました
ぱっと人目を引く利発な表情の超ハンサム
成績は常に学年トップ しかもスポーツ万能
もちろん私の初恋の人(笑)というか女子の三分の二はそうだったと思われます
一流高校から超一流大学にストレートで入ったことまでは知っていますが・・
月日は流れ 何回か中学の同窓会が開かれたけど
彼は何故か一度も出席しないのです
再会したい人はたくさんいると思うのに ただの一度も出てこない
どうしてかしらねえ などと話していたらある同級生曰く
「いや あいつは今の自分を見られたくないんだと思うよ
あの頃のイメージを壊したくないんだろ・・」
う~ん その後の人生で何があって今はどうなっているのか知らないけれど
そういうのも切ないですね・・
昔の自分だけを覚えていてほしいとしたら哀しすぎると思うけど
それもまた現実なのでしょう
という具合にどんな人にも挫折も悩みもあるわけで・・
(と強引にまとめる)
それはともかく 朝ドラは見ていて楽しい♪が一番
ヒロインの貫地谷しほりさんは嫌味のない可愛さで好演だし
他の登場人物も皆ひとクセあって面白いし 落語の楽しさもちょっぴり味わえちゃう
しかも「伝統を守る」というテーマをきっちり押さえている
やっぱり大阪制作のほうが面白いって ちょっと口惜しい
やはりどこか「底抜け~に」明るい関西の気質が 素晴らしいセンスとなって花開くのでせうか などと
道産子&関東育ちのわたしは素直に感心する次第です
あと一ヶ月 楽しませていただきまあす♪
私の好きな森田芳光監督の「の・ようなもの」
若き落語家たちの青春を描いた楽しい映画です
「テクノ落語」なんてフレーズが出てくるのがいかにも80年代?
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