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2008年1月16日 (水)

どんど焼き



年配の人にはなつかしい行事 「どんど焼き」
呼び方も地方によって違うようですが
1月14日の夜 または15日の朝 家々から集めた門松や注連縄 飾りなどを広場に集めて焚き 1年の豊作や無病息災を祈願するお正月の火祭りの行事です
むろん俳句の季語にもなっていますが 別名を「左義長」とも言うのですね
もともとが宮中のしきたりであり 青竹を束ね毬杖(毬を打つ長い柄)三本を結び その上に短冊や扇子を飾り火をつけて祀るという行事が起源らしい
火の勢いの盛んなほど喜ばれ 「どんど」とは激しく燃え上がる炎に向かってはやしたてる言葉だそうです
「どんどん」と同義語なのかな?


どんど焼きってあまり見た記憶が無く 一度見たいと思ってましたら
近くの町で毎年行われていることがネットの情報でわかりました
14日の夕方ということで うちの注連飾りも持って出かけてきました
場所は合併で今は深谷市となっている旧川本町の「もくせい館」
正式名は「深谷市高年齢者福祉青少年活動複合施設」というのですが まあ誰でも低料金で楽しめますというお役所製の娯楽施設?でしょうか
どんど焼きは小学校3~4年生を中心に行われるらしく 子供たちやその両親 世話役の人たちがどんど焼きのやぐらが組まれた庭で いくつもの炭火を熾した簡易かまどを作り 網を渡して色々焼いている様子
見ると四角やまゆ玉の形をしたお餅やじゃがいもなどが美味しそうに焼けていい匂い♪
近頃はあまり小さい子に縁がないので たくさんの子供たちが元気にお餅をほおばったり 走り回って遊んでいる姿が何だかすごく新鮮でした
見ていると世話役の人たちから「どうぞ一緒に食べてって下さい」と親切に勧められ 恐縮しながらお餅をいただきましたが 香ばしくて何とおいしいこと♪
炭火で焼いたお餅って何もつけなくてもこんなにおいしいんだ・・・・って感動

Dondo3_2 Dondo4 

どんどのやぐらはこんな風
「どこから来たの?」と聞かれたのがきっかけで色々と話してくれたご年配の男性
「昔はこの裏のたんぼでやったんだけどね 高さはこの倍くらいのがいくつもあって そりゃあ見事だったよ~」とのこと
今は子供も少なくなり 伝統行事も廃れつつあり おまけに環境の変化で焚き火もしづらくなったのはご存知の通り
今回もしっかり消防車が来て 事前に周辺に放水して待機
まあ安心ではありますけどね

Dondo2

















いよいよ暗くなった午後5時
丘の上から降りてくる聖火?のセレモニーを合図に
石油をしみこませたたいまつを持って子供たちで点火
火はあっというまに燃え上がり その勢いと高さはちょっと怖いほど
かなり離れて立っていても 熱が身体の前面に感じられます
時折竹の爆発する音がしてそのたびに火の粉が舞い上がり・・・
聞けば前日はかなり風が強かったそうで ほんと風の強い日なら怖いでしょうね・・

Dondo5 Dondo6









それにしても 炎って何てきれいなんでしょう
焚き火を好きな人ってけっこう多くて というより人間の深層の中には真の闇や寒さから守ってくれた「火」に対する抜きがたい思慕や郷愁が眠っていると思うのですよね
だから火が燃えているのを見ると何ともいえず心地よい
いつまでも見ていたくなる
最近はなかなかその機会がないので こういう体験は貴重です
ここぞとばかり堪能させてもらいましたが

Dondo1



















でも下火になるのもあっというまでした
炎はみるみる小さくなり 燠になっていきました
やぐらが10個くらいあればいいのにな~~ なんて
でもそれだったらさぞ壮観でしょうね♪

さて どんどの聖なる火もたっぷり浴びたし お餅も頂いたし
この1年は無病息災でいられるかな
本当に良いものを見せていただき 感謝(^-^)です♪
こういう伝統行事を 現代風にアレンジしてもよいから伝えていくってとても大事ですよね
それを実行しているのですから素晴らしいです
大人も子供も一緒に楽しめますし 自然に対する畏敬や感謝の念も自然に身につく
そして火の扱いの学習にもなります
うちの近所にも 何しろ田舎なのでどんどの一つや二つ出来る空き地や田畑もたくさんあるのだから
復活させればいいのに・・・
ハローウィンなんてなじみの無い行事はやらせるのに どうして自分たちの国のこうした楽しい伝統行事を大切にしないのか
私などはそれをほんとうに恥ずかしいことだと思ってしまうのです


ひとところ青き焔のどんどかな    雪うさぎ



 

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