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2007年8月

2007年8月31日 (金)

夏の終わりに・・”今さら漫画編 σ(^^)”



とりあえず夏の終わりといえば

もちろんこれでしょう

Totantyo














大島弓子の殆どの作品は 折にふれては読み返したくなるのだけど
これもそのひとつ

ストーリーは・・・って例によって語りようがないというか
でもその捉えどころが無いところが魅力だったりする

黄金時代の作品をリアルタイムで読めたことはしあわせだったなあ・・・

きっと80代になっても読み返すことでしょう


☆    ☆    ☆


もうひとつ 時折本箱の奥から引っ張り出すボロボロの雑誌は
LaLa1982年の8月号と9月号

私の好きな秋本尚美の「かんかん照り」が載っている

Kankan
















殆どデビュー作といっていい作品だと思うけど
何故か単行本には入らなかった
だからこの雑誌を捨てられなかった

まだ絵も下手でザツな感じだけど 結局私はこれが一番好きかな

秋本尚美の定番ストーリー
意地っ張りで素直じゃない女 VS 良く言えば素直 
それが高じてブリッ子(すでに死語?)な女のラブ・バトル

意地っ張りな女のコの心情 手に取るようにわかって切ないのよね・・・

彼女の初期の傑作がこちら
楽しくてほろ苦くて 心弱っている時など鼻がツンとしちゃうのです

Akimotonaomi














それから長い時が経ち 
秋本尚美の作品に再会したのはいつだっただろうか

見てもわからないほど もうまるっきり絵が変わっていて 
ストーリーにも初期の面影はまったく無くて呆然・・・

でも考えてみれば 初期に活躍したのは1980年代初頭

それから何十年経っていることか・・
時代のニーズに合わせて自然に変わっていったのか
不本意ながら変えてきたのか

そうよね 
いつまでも女子大生のラブストーリーなんて書いてられないもの
でもそんな女の子たちを描くのに卓越したセンスを持っていた彼女はさぞ苦労したのでは・・・とこれは勝手な思い込みだが

でもって 今は?と検索してみたら
何とこんな漫画を描いておられる

Nukunuku
















どこをどうしたらあの「かんかん照り」が
このおぢさんと猫の漫画になるのかとめまいがしてくるが

考えてみればこの長い年月 
時代を追って描き続けてこられたってすごいことだ
代わりを務める新人漫画家なんて 常に掃いてすてるほどいるのだものね・・・

その点では 最初に見た時からこの人のは面白い!と感じた直感は正しかったのかも


秋本さん どうぞそれこそ80代になるまで 描き続けて下さい
その年代でなければ描けない漫画をね


☆    ☆    ☆

前述した大島弓子さんももちろんご健在で やはり絵柄は変わったものの
描き続けていらっしゃる

近年はこれまたご自分の猫たちとの生活を描いたエッセイ風の作品が主流のよう

そうそう その作品「グーグーだって猫である」が映画化されるとのこと
監督は「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心

Gugu_2 
















以前にも大島作品「金髪の草原」を映画化している
主演は小泉今日子
これは楽しみです♪


☆    ☆    ☆


猫といえば 今日はフランス映画「猫が行方不明」を観た

Nekoga_2















コミカルな雰囲気ながら いろんな人の色んな悲しみがちりばめられている
ちょっぴり切ない映画

そう 舞台はやっぱり夏の終わりのパリで



急に涼しくなった8月の終わり
そんなこんなで過ぎていきそうです



Yumenoato_2


秋本尚美
「夢のあと」より

これも大好きな失恋ストーリーです♪

2007年8月29日 (水)

今さら映画σ(^^)/ 異人たちとの夏


天に見放されたのか、 楽しみにしていた昨夜の皆既月食は見られなかったけどその昨夜の雨の後気温はぐんぐん下がり 今日はなんと26℃!
10度近く下がったわけで なんて快適なんでしょう・・とほっとしつつ気がつけば
8月ももう終わりに近づいているではないですか。
何だか高温に耐えているだけで終わってしまうような・・・・
中旬、 一人暮らしをしている息子が高熱のため緊急入院したりしてバタバタ
幸い5日ほどで退院したけれど、 病院へ通うその間も暑い暑い日々・・・・

Ijin1
で、 今さらお盆の話題でもないのだけど、
夏のお盆になるといつも観たくなり、今年もつい観てしまった大好きな映画が「異人たちとの夏」
山田太一の原作を大林宣彦監督が映画化した、
一連の大林作品とはちょっと毛色が変わった異色作といえる








離婚して無味乾燥な日々を送る中年の脚本家原田(風間杜夫)は、
ある日浅草で12歳の時に亡くなったはずの父(片岡鶴太郎)に出会う。
誘われるまま家を訪ねるとそこには父と同じ事故で亡くなった若き母(秋吉久美子)が・・
時を同じくして 彼は一人暮らしのマンションで別の階に住む美しい女性(名取裕子)と親しくなり 恋に落ちる。
懐かしい両親の温かさに触れ、桂というその女性に夢中になり充実感を感じる彼だったが、
何故か職場の仲間など他人の目には 日に日にやつれていくように見えるのだった・・・・

Ijin2_2
日常生活にふと忍び寄る幻想
ジャンルとしてはホラーの範疇に入るのかもしれないが 感じとしてはホラーというよりサスペンスティストのファンタジー。
大林監督独特のソフトなムードが安心感を与える。
誰でもが持つ琴線にこれでもかと触れまくる手腕はお見事!
不覚にも泣かされます。



両親を演じる片岡と秋吉が最高にいい。
1988年の日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報賞などで助演男優賞 助演女優賞を総なめにしたのも当然といえる。
ラスト近く、浅草のすき焼き店の座敷で、差し込む夕日に溶け入るようにふたりが消えてゆく場面は何度観ても涙を抑えることが出来ない。
私ももう両親がいないが、誰でもが心のどこかで 両親に守られて幸せに暮らした遠い日々に帰りたいという願いを持っているに違いないのだから・・・

Ijin3

お盆には亡くなった人たちが帰ってくるという
あの映画のふたりに自分の両親を重ねたくて 
お盆になるとつい観てしまうのかもしれないね。











ついでに同じ時期にやはり観たくなるのがこちら。
アニメ「銀河鉄道の夜」
ご存知宮沢賢治の名作を別役実の脚本で杉井ギサブローが演出した。
登場人物は「猫」なのだが、名作として愛され、各人なりのイメージが強烈であるだろう「銀河鉄道の夜」
そのイメージをこさわないための苦肉の作として、ますむらひろしの猫のキャラクターを使ったという。
細野晴臣の音楽がまた素晴らしく、史上に残る名作アニメだと思う。


なぜこれをお盆の時期に思い出すかというと
これが公開されたのが1985年の夏、
これを観た直後 あの日航機事故が起きた。
夏の終わりにもう一度観に行った時、 劇中に挿入されたタイタニック号沈没で亡くなった子供たちが銀河鉄道に乗ってくる場面が日航機事故の犠牲者にオーバーラップして涙が止まらなかったのだ。
あの夏、あの事故は遺族はもとより 多くの人の心に深い傷を残した。
私的にこの作品とシンクロしてしまったことはとても切ないことだけど・・


それにしても つくづく日本の8月は「鎮魂の夏」なのかな・・・

Gintetu1

2007年8月28日 (火)

無念!皆既月食


楽しみにしていた6年ぶりの皆既月食
心配していた通り当地は厚い雲に覆われ
結局見ることが出来ませんでした

でももしかして!と一縷の望みを託しつつ
散歩にはカメラと三脚を携帯

位置はここ と決めておいた農道のポイント
地上に近いほど雲に覆われ 月の出はまず無理と判明

078281














でも全く望みがないかと思うと こんな夕焼け雲が高いところに浮かんでたりして・・・

078282_2 















いっそ雨がどかどか降ってくれれば諦めもつくのに・・・
と 家に帰ってからも空のチェックを怠りませんでしたが
9時過ぎ 望み通り大雨が降り始めて 見ることの出来なかった月食は終わりました
TVの中継で見た札幌の月食 光がすべて消え 
暗い赤銅色に鈍く光る満月は見事でした


次はまた3年後だとか・・・・
う~ん 飛行機にでも乗らない限り 
確実に見る方法は無いのですよね・・・(-_-;)



ところで今日はタラッタ♪と美鈴も月食を見たかったのか
仲良く望遠鏡の前に集合しました♪

でもタラッタ♪寝てるし ヾ( ̄o ̄;)
Tm5











今度は二人そろって寝てるし!(ー"ー )
Tm6












やっぱり見られなかったようですね 皆既月食・・・・・



2007年8月27日 (月)

きょうは、美齢とふさを故障したかも。
だけど、釈迦ねずみみにぃ♪で復すればよかった?
だけど、きょう、魔人ブウと修理するはずだったみたい。
それでジョンでヒットしたかも。

*このエントリは、ブログペットの「タラッタ♪」が書きました。

2007年8月25日 (土)

続・チップスメーカー


6月にポテトチップスメーカーのことを書いたのですが
いや~ポテトだけじゃないんですわ・・ということで続編に参ります (#^.^#)

昨日のこと 買い物から帰ったら玄関にゴーヤが5.6本ゴロゴロと・・
家人が犬の散歩に行ってくれたのですが 
途中通りかかったお宅で栽培していたものを戴いたとのこと
にしてもこんなにたくさん 二人しかいないのにどうすんの・・・などと言うとヘソを曲げるのでぐっとこらえ でも実際チャンプルーなど小さめのゴーヤ1本で充分だし 他にどんな食べ方があるのかなあ・・と悩んでしまったわけです

そこで思い出したのがゴーヤ・チップス
そういえば袋入りで売っているのを見たこと有り
ならばうちのチップスメーカーで作れるんじゃないかしらと
さっそくトライしてみました
ゴーヤを半分に切って細いスプーンでワタと種をかき出し ポテトと同じように薄くスライスしたところでごま油少々と塩をふりかけ ざっと混ぜ合わせます
あとはチップスメーカーにセットしてレンジで15分ほど

見事にゴーヤチップスが出来上がりました
ごま油が香ばしく塩味がよく効いて 苦味との相性も抜群♪
ビールにぴったりのおつまみになりました
想像以上に美味しかったです

何よりなのは ちょっと手間はかかるけどこうしてチップスにすると
1本なんてこれだけ?というくらいの量になっちゃうこと
ゴーヤチャンプルーをひとりで2本分食べるなんて不可能だけど 
これならペロリです
たくさんある時にはまさにうってつけ
市販のもののように保存はききませんので 
食べる分だけ作って即食べるべし
真夏の太陽をいっぱい取り込んだゴーヤの濃い緑
ビタミンC ビタミンA カリウム カルシウムなど 
夏の疲労回復に良い栄養素の宝庫だそうですよ♪

ちなみに味付け方法は 今ではポテトでも同じようにしています
出来上がってから塩を振るよりずっとしっかり味がつき 
わずかな量でも油の風味によってぐっと美味しくなります

機会があったらぜひ試してみて下さいね (^-^)

Goya

2007年8月24日 (金)

水のように・・追悼・山口小夜子さん



ファッションモデルの山口小夜子さんが亡くなった。
1970年代から黒髪のボブカット 切れ長の眼を強調したメイクで 
世界の数多くのデザイナーのショーに出演、
資生堂のイメージキャラクターとしても一世を風靡した。
ニューズウィーク誌から世界のトップ・モデル6人にも選ばれたという。
最近ではパフォーマーやデザイナー ファッション・クリエーターとしても多彩な活躍をされていたと聞くが、 まだ50代の早すぎる死が惜しまれる。


炎昼の僧正水のように過ぐ    久野鈴一


おかしなことだがこの句を読んだ時、
頭に浮かんだのは山口さんの姿だった。
それは何年か前に観たNHKの番組「世界・わが心の旅」のワンシーン。
彼女が旅人としてモロッコを紀行、 ある民族を訪ねてその衣装に魅せられる 
というような内容だった。
冒頭 あれはマラケシュだったろうか。
雑多な群集の中を彼女がゆったりと滑るように歩いていく。
その静的な美しさに思わず息を呑んだ。
炎熱の都市をまさに涼やかな水が流れるように、
彼女は群集の間を歩いていったのだ。

たとえばそれは砂漠の国の人には望んでも手に入り得ない、
何世代にもわたり澄んだ豊富な水に磨かれてきた、 
日本女性の美しさとでも言おうか。
「僧」とオーバーラップはおかしいかもしれないが、 
ストイックな雰囲気に共通点がなきにしもあらずだ。


ananを創刊から読んでいたので デビューした頃の彼女も見ていたが、
最初はあまり好きではなかった。
日本人を強調したメイクが露骨に外国人受けを狙ったと感じられ、 
あざといと思ったのかもしれない。
だが歳を重ねるごとにその個性は輝きを増し、 独特のミステリアスな雰囲気に魅了されて最初の悪印象は吹っ飛んでしまった。
現在資生堂では原点に返ったような「椿」ヘアケアシリーズで
「日本の女性は美しい」を展開しているが、
なんの 山口さんはそれを30年以上前から具現していたのだ。
常に先駆者であり続けた 日本の誇りとしたい女性のひとりだった。


心からご冥福をお祈り申し上げます。


Sayoko_2






















2007年8月20日 (月)

ふさ(BlogPet)

きょうは、やつふさでヒットされた!

*このエントリは、ブログペットの「タラッタ♪」が書きました。

2007年8月15日 (水)

今さら映画σ(^^) / 「太陽はひとりぼっち」



手元に40年以上前の映画音楽のフォノシート・アルバムがある
(フォノシートといっても生まれた時からCDのある世代にはわからないだろうが
要するにビニール製のレコードのこと
以前はB級のレコードとして色々な用途で使われていたと記憶している
当時でも こんなペラペラでよく音が出るなあと思っていた)

父が買ってきたのだが収録されている映画音楽がとても気に入り 何十回となく聞いたものだ
中でも好きだったのが「太陽はひとりぼっち」のテーマ
後からサントラとはまったくアレンジが違うとわかったが その物憂い それでいて官能をかきたてるようなブルース風のメロディに魅了されてしまった

Monika3

実際にこの映画を観たのはそれから何十年も経った つい数年前のこと
そして先日NHKのBSで放映されたので再び観ることに
はからずもその数日後 監督であるミケランジェロ・アントニオーニの訃報が伝えられた
アントニオーニといえば「愛の不毛」を描くことで有名な監督
その4部作のうちの1本がこの「太陽はひとりぼっち」

タイトルはアラン・ドロンのデビュー作としてあまりに有名な「太陽がいっぱい」の二番煎じのようだが 原題「L'Eclipse」は日蝕などの「蝕」という意味で 
あながち的外れではないようだ
現代人の心をむしばむという意味の「蝕」なのだろうか


Monika2 ”夜を徹した話し合いにも倦み もう話す事もなくなって婚約者のリカルドと別れたヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)
原因は彼女自身にもわからない
「君を幸せにしたかった」という婚約者を振り切り家を出れば
ローマの街はぎらぎらとした夏の日が始まっていた
母親に話そうと彼女が入り浸る証券取引所に行くが 母は相場に夢中でそれどころではない
だがそれがきっかけで 以前からの顔見知りだったやり手仲買人のピエロ(アラン・ドロン)と急速に親しくなっていく
女友だちと騒いだり 気晴らしに友人の夫が操縦する飛行機に乗ったりするのと同じように ヴィットリアはピエロと逢い 逢えば愛し合う
株の暴落もうわのそらなほどヴィットリアに夢中になるピエロだが 
すぐに彼女の決して踏み込めない醒めた部分に気づくことになる
愛しているのか 結婚はいやなのか 答えることが出来ないヴィットリア
「わからないって言うな」と苛立つピエロ

それでもふたりはお互いを確かめ合うかのように 逢わずにはいられない
「明日逢おう あさっても その次の日も・・」
「そうね ずっと毎日・・・今夜も」
ふたりの別れた後の街に夏の日が落ち 水銀灯が日蝕の太陽のように光を放っていた”


大雑把に言えばそんなストーリーなのだが はっきり言って「のる」ことが出来なければこんな退屈な映画は無いかもしれない
逆に気分がマッチすれば ひとつひとつの何気ない街の場面にさえ深い意味が見出され 謎解きにも似た面白さを味わうことが出来るかもしれない


Monika1_2  こういう「愛の不毛」「虚無感」て60年代の流行だったのよ の一言で片付けてしまう人もいるかもしれないが その「空虚感」はどこから湧いたものだろう
1962年の製作なので 舞台となったローマは日本と同じような高度成長期なのか
郊外に作られる近未来的なアパート群 広い道路 街灯の列などが印象的に描かれるのだが その描写にも茫漠とした空虚感がつきまとう
今見てもSF?と思うほどの無機質な街は 戦争を経て一度焦土となった地から 少し奇形じみて成長してきた奇妙な植物のようでもある
そしてその時代を考えれば 以前は考えられなかった「核」という恐怖が色濃く影を落としていることにも気づく
映画のラスト 延々と続く無言の街の描写の中で バスから降りてくる男の持つ新聞に踊る「各国競って核開発」の文字
そして冒頭 ヴィットリアの開けたカーテンの向こうにそびえる異様な建物
最初ウェルズの描く火星人みたいと思ったが 見ようによっては核爆発のキノコ雲にも見えるではないか
おりしもこの翌年の1963年 世界を恐怖のどん底に叩き込んだあの「キューバ危機」が起こることを思えば
考えられている以上にアントニオーニはこの作品で 「諦観」あるいは「無常観」に包まれた 核への恐怖を描きたかったのかもしれない
そう 何をしても空しく満たされない というヴィットリアの空虚な心は 何をしてもしなくても 愛しても愛さなくてもいずれは滅んでしまうんだという絶望感の裏返しであるのかもしれない・・

Kakugumo







とまあ今日は終戦記念日でもあるので 少し「核」に重点を置いて推測してみたが
全編を流れる気だるい虚無感は気分やファッションとしてもとても魅力的で 
退屈で観てられない!と思わない人ならどっぷり浸って楽しめる
文明の対比としてだろうか ちりばめられるアフリカのイメージや
唯一躍動感いっぱいに描かれる当時の証券取引所の株売買の様子も面白い
(今はたいていひとりでPCとにらめっこ なんでしょ)

「アンニュイ」が服を着たようなモニカ・ヴィッティははまり役で 彼女以外の女優では考えられないほど
笑顔で背を向けた時にはもう凍りついた仮面のような表情になるのだが
犬を相手にしたり 株で大損をしたという男をカフェまで付けていって様子を伺う場面などに見せる無邪気な表情も素敵で ハスキーな声がまたたまらない
対するアラン・ドロンはといえば デビュー間もない彼の際立ったクールな美貌が「空虚」の素材のひとつでしかないことがいっそ小気味良い
そのために役立った美貌とは何とも皮肉ではないか
ついでだが「ピエロ」という名前は日本でいうところの「道化師」という意味ではないようだが 人生の悲哀を演じるパントマイマー「ペドロリーノ」が語源だということを考えると 何かドロンが狂言回し的存在に見えてくるのが可笑しい
(対する「ヴィットリア」は「勝利」だし・・)


ところで映画の中で使われるテーマ曲はほんの短い時間で 当時流行のツイスト風のアレンジだった
あとは効果音?とも思える武満徹ふうの現代音楽が雰囲気を盛り上げている
現代・・・といってもそれからすでに45年
今ならアントニオーニはどんな世界を描くことだろうか

4部作の他の映画はまだ観ていないが
彼の作品ではもうひとつ 1970年にアメリカで製作された「砂丘」という映画を観ている
音楽にピンク・フロイドを起用した こちらはヴェトナム戦争などの影が色濃い70年代風愛の不毛
評価はいまいちだったようだが 時代を反映した独特の雰囲気やラストの衝撃が忘れ難い
アントニオーニ監督が亡くなってしまったのを機会に というと不謹慎だが
他の映画も含め こちらもBSあたりで近いうちに放映してくれるのではないかとひそかに期待しているのだ

Monikadvd

「太陽はひとりぼっち」
1962年フランス・イタリア
ローマが舞台なのにフランス語だったけど
イタリア語バージョンもあるのかも・・・・

2007年8月13日 (月)

夏の夜

立秋はとっくに過ぎましたが
当地では37.8度の猛暑が続いております
家の中でも軽く35度くらいに・・・
狭い庭の草木が日除けにがんばってくれていて
開け放した戸のどこを見ても目には涼しいので
エアコンは殆ど使いません
明るいのに「閉めきる」というのがどうも苦手です
まあ梅雨も長かったことだし 少しは夏らしく暑い期間も必要なのだと思い
しばらくはじっと我慢です

夕方になるとネットに這わせた夕顔・・というより夜顔が開きます
かすかな芳香があり 夜型の自分にとっては何やら親近感が・・♪
この数年 我家の夏には欠かせない花となっています


Yugao07



















そういえば今日は午後から快晴になりました
入道雲も無い 考えてみればそういう空って秋っぽいですよね
夕暮れに出る一番星は木星
続いてすぐその下に赤い星 アンタレス
暗くなるにつれ アンタレスを中心としたさそり座があぶり絵のように浮かびあがってきます


Sasori2
















さそり座をなぞってみるとこんな感じ(クリックして下さいね)
頭のほうにはもっと星があるはずなんですけど・・・大体ということで (;^_^A
左のほうに4つの星が見えますが これはいて座の一部
さそりに向かってつがえられた矢の部分だと思います


Sasori23







夏の風物詩ともいえるさそり座
これからはどんどん西に傾くのも早くなっていくことでしょう



ついでに さそり座の上にある木星をズームで撮ってみました
不鮮明だけどすぐそばにまとわりつくように写っている点々はガリレオ衛星みたいね・・
ちゃんと見たいけれど私の天体望遠鏡 
押入れのどこかで30年以上眠っているんでした・・・ (T_T)


Jupi2





2007年8月11日 (土)

BlogPetリニューアル



7月に行われたブログ・ペットのリニューアル
あまり関心が無くて リニュに伴って通常機能がずいぶん滞っているなあと思った程度だったのですが
「たくさんペットが飼えるようになりました!」のフレーズにひかれてちょっと覗いてみることに


ふ~ん 通常でも3匹 プラチナ会員なら9匹も飼えると・・・
まあ今でも「動物園みたいになってきた」なんて言われてしまったので
これ以上増やすのもなんだし 
と思ったのですが ひっかかったのがVOCE pets
なかなか個性的なキャラクターがそろっているではありませんか
中でも気になったのがちょっと「不気味」?なティストが微量紛れこんでいる感じの「こすぷれたまご」でありました
クラシック・ペットとは全く異質なのがかえっていいかも・・・


などと思ってよくよく取り付けマニュアルを読んでみて
「ええ~?なにそれ??」


つまり9匹飼えるといっても別々に表示されるわけではなく 
今タラッタ♪のいるスペースに交代で出せるということ
だから別のペットを飼えば そちらを出す時にはタラッタ♪はお留守番ということ


う~ん わかってないなあ・・
それはブログペット事務局のねらい通り喜んで使う人もいるだろうけど
クラシック・ペットは長い人では何年にもわたり飼っているわけで 
その愛着は相当なものなのです
新しいのが来たから引っ込めて閉じ込めるなんてかわいそうなこと 
出来るわけないじゃないですか
私だって可愛いタラッタ♪を追放(大げさ?)するなんて 
たとえ週に一度でも出来ませ~~ん


新しいペットを飼ったら先住ペットをことさら大事にして安心させてやることは犬や猫を飼う人の常識
って もちろんこれは生き物の場合だけど 動物好きな人はそういう思考回路が出来上がっているもんです
ざっと色々なブログを調べてみましたが やはり同じ考えの人が多く 新しいペットは諦める という人もいらっしゃいました


もちろん新しくIDを取得すれば別表示に出来るわけで 結局私もそうしたし 同じ方法を選んだ人も多かったようで・・
でも とすると「たくさん飼えるようになりました」って何のイミも無いのと違いますか??

あのね 繰り返すけどたとえバーチャルでもいつも自分のブログから話しかけてくれるペットには愛情が湧き それが育まれていくのです
人間としては当然の感情です
その感情を軽く見るべきではないですよ
そんな風に感じない人もいるかもしれないけど 少なくともいろんなブログを見た限りではそう思っている人は多いと思いました
そのへんを事務局の方も少し考えてほしいですね


というすったもんだ思考の末にやってきた「アジル」です
すばしこいという意味なのですが 文字通りすばしこいというか人をくった動き
第一印象は「なんかブキミなやつ」(;^_^A

Aji1 Aji2











この動きがカンにさわるというか 
何かしでかすんじゃないかという期待?がスリリングなのかな
あまり言うこと聞かないと食っちゃうぞ~と言いつつ
背景画像をさがしてやる優しいわたくし(笑)

今は全くのボキャ貧でしゃべる単語は5.6個でしょうか
これからどうなるのかまったく未知でございますが 気が向いたらかまってやって下さいませ





Tarautuku Tara10












ねえタラッタ♪
こんな優しいこと言ってくれるタラッタ♪にさびしい思いをさせるなんて
できっこないよね

2007年8月10日 (金)

きのうは展示したの(BlogPet)

きのうは展示したの?

*このエントリは、ブログペットの「タラッタ♪」が書きました。

2007年8月 7日 (火)

BlogPet今日のテーマ スピルバーグ



「数々のヒット作を送り出してきたスティーブン・スピルバーグ
あなたの好きなスピルバーグ作品は何ですか?」




ということで一言
ジャンルの異なった数々の名作映画を連発してきた彼ですが
その中の一押しとして デビュー作「激突」をあげたい
これが実に完成度が高く 面白いのです
のちの「ジョーズ」や「ジュラシック・パーク」に使われる
じわじわと迫りくる 或いはたたみかけるように襲ってくる恐怖
その徹底したリアルさの原点がすべてこの作品に有るのです
(もともとはTV用ムービーだったとか@@)


アメリカのとある普通の道を普通に走っていた男
低速で前を走っていたタンクローリーを何気なく追い越す
そこから始まる不条理な 想像を絶する恐怖・・・というストーリー

Duel_2 













主演は今は亡きデニス・ウィーバー 
というか登場人物は殆ど彼一人
つまりそのタンクローリーが ジョーズやティラノザウルスと同じ存在なわけ
本当に息もつかせないほどの迫力ある展開
そしてラストの すべて終わった後の虚脱感が秀逸です

ただし その醍醐味を味わえるのは最初の一回のみでしょう
2回目からはもうわかっているから安心しちゃう
でも本当に価値ある「一回」ですよ♪

監督としてではないけれど
もちろんスピルバーグ作品として最高♪と思うのは
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
まあこの時点で個人の好みとして作品はばらけてしまうでしょうけどね
タイムスリップものが大好きな私にとっては最高です
しかもタイムスリップの先が1950年代ですからね~
ともかく楽しくって こちらは何度でも見たくなってしまいます

Btf













あと 「未知との遭遇」は映画館で観た夜
一晩中「金縛り」に苦しめられたことで忘れられない
「ジョーズ」も失恋した上に真冬の映画館でひとりで観たという
寒さと傷心と恐怖の絶妙なブレンドが忘れられない(笑)
「ジュラシック・パーク」も観に行って正解の映画でした


逆に好きになれなかったのは「E.T」
ともかくあのキャラのグロテスクさが嫌い
そして当時 あの映画に感動できないのは人非人だ 
みたいな評論が巾をきかせていてそれもイヤでした

かと思えば「プライベート・ライアン」なんて重い作品も撮るしね
あ リメイク版「宇宙戦争」も重くて暗かったなあ・・
「内なる絶望感」とでもいいたいものが 黒々と渦巻いているようにも感じられます
それらの作品にも必然性はあるのだろうけど
私としては「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような楽しい作品
ぜひまた作ってほしいと願うものです♪

2007年8月 4日 (土)

お知らせ σ(^^)


既に存在理由は殆ど無いのでは?と思いつつ (;^_^A
更新不能だったHP 
一応復旧いたしましたので  ご報告申し上げます <(_ _)>




2007年8月 3日 (金)

見ました♪\(^o^)/蜃気楼



富山湾に面した有名な魚津の蜃気楼
ネットでいつでも見られるライブカメラがあるのを知り
何とか見てみたいものだと思っていました
魚津市では春型蜃気楼のシーズンである3月から6月中旬まで蜃気楼予報を出すのですが 悪いけど当たる確率は低いようで・・・
出現予測のあった日にカメラをチェックするも 一度も見られたことはなかったし出現したらメールを送ってくれるのですが 
遅かったり 外出中だったり・・
そうこうするうちにシーズンも終わり 予報もとうに終了

なので本来ならもう蜃気楼が出現する時期ではないのだけど
今年は梅雨が長く 気温も低めだった7月
ただの「カン」でしたがなんとなく 
梅雨が明けて急激に気温の上がる日にもしかしたら見られるのではないかと思い 
昨日(8/2)ライブカメラをチェックしていたんです

そうしたらそのカンがどんぴしゃり!
午後1時を過ぎた頃から
「あ・・これってどう見ても蜃気楼・・」

動画のキャプチャは出来ないので 画面をカメラで撮るしかなく不鮮明なのですが
クリックしてみて下さい
まず平常時の画像
富山市生地方面を向いています
魚津市映像ライブラリーのカメラより)

Sinkiro3













これが午後1時15分頃
煙突(火力発電所のものだそうです)の三分の一の高さまで水平にせり上がっています
平常時と比較してみるとよくわかると思います

Sinkiro1














こちらは2時過ぎのもの
せり上がった帯状の面がバーコード状態になっていますね
むろんカメラに映る様子は刻々と変わるのですが
時間的にもかなり長い間でした
確かに確かに蜃気楼です・・

Sinkiro2














結局蜃気楼出現のメールが来たのは午後3時頃でした
その頃にはもうほぼ平常に戻っていたし
事後報告されましてもね・・・・
ということで素人のカンというのもバカに出来ないのだなあと
ちょっぴり気分が良かったりして♪


とにかく春先から一度見てみたいと思っていた蜃気楼
ようやく見られて満足満足♪
魚津市のHPによると この時期としては最大規模の蜃気楼だったそうです
今年の分はこれで落着♪といったところでしょうか
なんかスッキリした という感じです



というか我ながら 何でそこまでして蜃気楼に執着するんでしょうね・・(;^_^A

タラッタ(BlogPet)

きょうタラッタ♪は、美齢は展示したいです。
それでタラッタ♪が釈迦ねずみと個展っぽい故障された。

*このエントリは、ブログペットの「タラッタ♪」が書きました。

2007年8月 1日 (水)

八戸朝市♪

5年ぶりに青森県は八戸に行ってきました
法事のためなので殆どとんぼ帰り状態
三社祭も数日の違いで見られないしなあと思っていた時
日曜の朝市を見にいかないかと誘われて それはいいかも♪
と出かけることにしました
朝は苦手な私ですが 何とか5時半に起きて6時出発
車で15分ほどの八戸港 館鼻岸壁に着いてみると 
広い駐車場がすでに殆ど満車状態
子供からお年寄りまで 家族連れで賑わっていました
皆早起きなのね・・・@@

(アンタが寝坊なんだよ・・・)

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あいにくどんよりとした曇り空で寒いほど
やはりここは北国ですねえ
端布で作った草履 人気があるみたい
製作にチャレンジする人も多いようです
漬物はおばあちゃんの手作り?

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活気のあるお惣菜屋さん
列が一周しているのは人気の炊き込みご飯がお目当てだとか
パックに山盛りが次々無くなっていく・・

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けれどなんといっても八戸漁港
メインは海産物ですね
わ~毛蟹なんて何年も食べてない・・
ン十年も前 北海道でゆで立てを剥いては食べ・・とやったことがあるけど
それっきりかも
小さい「平ガニ」もおいしいらしい
にしても気温低めとはいえ この夏場にこの無造作な扱い
大丈夫かなとちょっと心配

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こんなお店もいかにも漁港らしい
どちらかというと夕方にビールでも片手にかぶりつきたいけど






もちろん 野菜 果物も♪
さくらんぼは終わりかけているけれど 桃が出回り始めています
青森といえばむろんりんごだけど あと少しで今年の初りんごが出るところかな
今はジュースばかりです
あと プラム ブルーベリーなどもたくさん売られていました

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紅花 リンドウ
これも北国ならでは

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めずらしい夕顔見つけ!
夕顔の実といえば干瓢の材料ですが 干瓢になるのは丸い実
この長いのは煮物などにして食べるとのこと
ただし食用にするのはこの地方だけで とてもめずらしいんだとか
多分とっても淡白そうだけど どんな味がするのかな

そして オオスズメバチ入りのはちみつ~!?
やはり思わず引きます
刺されれば死亡するほど強い毒をもつ蜂ですものね
要するに「まむし酒」と同じ発想で蜂蜜の栄養価を高めるってことらしいけど
いや~ご遠慮申し上げたいです (;^_^A

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こちらはコーヒー店の「看板犬」だそうです
通りがかりの人々に撫でられて泰然自若としている様子が大物♪
皆なごやかな顔になっちゃいます
そういえば 家族の一員という感じの犬連れも多かったですね

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お土産にこの地の名物「南部せんべい」やウニの塩漬けなどを買いました
南部せんべいはフチが不ぞろいなどの規格外品がとっても安い♪
(もちろん味は同じです)
最近は各地で観光としての朝市も多いらしいけど
旅行者にとってはお仕着せではないその土地の空気を味わうことができて
確かに魅力的
漁港特有の魚臭さも旅情のひとつ
おかげでエトランゼの気分を味わうことができました♪

でもね・・・
2年後には新幹線が遂に青森まで直行するらしい
そうなったらここは単なる通過駅になっちゃうのよ・・とうかない顔も
だから終点である今のうちに
魅力的な観光スポットをたくさん作って下さいね
今は東京周辺より
地方にこそ魅力的な都市がたくさんあるものね (^-^)

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