写本 「奥の細道」
自分としては「らしくない」みたいでちょっと抵抗があり 買ってはみたもののしばらくほったらかしてあったのが
なんと55万部のベストセラーになったというポプラ社の「えんぴつで奥の細道」
ご存知の方も多いと思うけど かの芭蕉の「奥の細道」を鑑賞するためのテキストブック
薄く印刷された文字を鉛筆でなぞり ひと文字づつ書き写すというまさにデジタル時代に逆行するようなこの本 意外や若者にも人気があるという
なんか「写経」じみているなあ トシヨリになった気分かも・・などと思いつつ 一応趣味は俳句だというのに「奥の細道」をきちんと読んだことがないというのは非常にまずいのではないか
いつか読もうなどと言ってみても面倒なことは常に先送りという性格ゆえ埒があきそうにない
それに確かに読み流すより書いたほうがアタマに入るのは間違いなしと観念して始めてみました
50章から成る構成で一日分はたいして長くはないのでこれなら続けられそう・・・ととりあえず安堵
ところでこの本をお店で買った時に 書き写すための鉛筆も1本 ちゃんとついてきたんです
鉛筆など最近は殆ど使っておらず 家のあちこちのペン立てに犬に齧られたままの無残な姿をした何本かが残っているだけで
鉛筆けずりもなかったのでさっそく買ってきて削ってみたところ ぴーんと尖った芯に六角形をした濃い深緑のフォルム
昔と変ってないなあとなつかしく つくづく眺めたら・・
変ってないはず! 昔使っていた「三菱鉛筆」そのままだもの
あら~と思いペン立てにあったもう1本を取り出して見たら これまたなつかしい「トンボ鉛筆」ではありませんか
トレードマークのトンボも昔のまま
そうなんだ・・・もう何十年もまともに鉛筆など使ったことはないのに その間淘汰されることもなく 多分シャープペンシルやボールペンに押されつつもしっかり生き残っていたのね・・なんてちょっと感動してしまいました
ちなみにこの2社 今ではむろん鉛筆だけでなく最新の各種事務用品を販売しているけれど 名前もそれぞれ「株式会社トンボ鉛筆」「三菱鉛筆株式会社」が正式名称
それぞれ長い歴史があるそうで すべては鉛筆から始まった・・・のでしょうね
(三菱のほうには「UNI」ブランドの鉛筆もあり これもさんざん使ったポピュラーな鉛筆でした)
ひさしぶりに鉛筆を使ってみると 書くということに案外力が要ることに驚かされました
中指の鉛筆胼胝というかペン胼胝が久しぶりに疼いたのが懐かしかったりして
最近はパソコンのキーを打つばかりだったので ものすごく字が下手になっているような気も・・
きちんとはねるべきところをはねていなかったことなど痛感
なぞるべき文字を見て あれっ この字ってこう書くんだっけ?とかこのトシになって新しい発見をしたりするのも情けない
う~~んやっぱり「書く」ということは大事なんですねえ
かねてから最近の子供(最近といってもかなり前から)の字が皆一様にミミズの這ったような 細くて力のない字であり
当然全く美しくないのはシャープペンシルを使うようになったせいだと苦々しく思っていたけれど それは正解だと思う
力を入れたら折れてしまうシャーペンでは基本の出来ている大人ならともかく 子供にはきちんとした字が書けるわけがない
小学校ではシャーペンを禁止すればいいのに・・と私などは思っていたんですけどね
微妙な指使いを自然に会得しながらしっかり力をこめて鉛筆で書く練習をするのが子供には一番ではないだろうか
「読み書き」ということはやはりすべての基本なのだから・・
なんてことは自分にもあてはまるわけで パソコンが文字通りすっかり「ノート」になってしまっているもんなあ
字は忘れているし たまに宛名を書くことさえ面倒に感じたりするし やはりしっかり毒されているんだと反省
いまさら戻れはしないけれど 鉛筆をナイフできれいに削る時間 なんていうのも案外人生には大切なのかもしれない・・なんてね
などといまさらに鉛筆と「書く」ことの効用を再確認しながらスタートした写本「奥の細道」です
はてさて 大垣に到着するのはいつになることやら・・・
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雪うさぎさん こんばんは
今朝、コメントを・・と思いましたが、
ニフさんのほうがメンテナス中で、書くことが出来ませんでしたので、
今、先ずこちらにお邪魔させていただきましたら、
あらまあ、“やつふさ”が先にちゃっかりお邪魔しているではありませんか。
なんだか家族総出で・・・・申し訳ありませんm(__ __)m
二人の会話も、「文字ー」とか「鉛筆♪」・・・・等でしたので、
この記事のことでしたのでしょうね。
さて、実はこれ、私も持っておりまして・・・・・(^-^)
買ってきましたのは、夏の初めの頃だったでしょうか。
昔から、写経が好きで(好きで・・・というのも変ですけれど)、
書店で見つけた時、「あら、これ、いいかも♪」なんて、
つい目が止まりました。
写経に雰囲気は似ていますし、鉛筆というのも手軽ですしね。
他にもいろいろな種類が出ていますね。
徒然草があったり、
童謡のがあったり、
あ、与謝野晶子もあるんですよね。
ちょっと迷いましたが、やはり三重県人としては芭蕉さんかな・・・
と思い、「奥の細道」になりました。
文字の練習にもなるし、一日一項目だけにすれば手軽だし、
と最初は思いましたが、忘れたりすることも度々で、
私、ただいままだ第三一日目・尾花沢におります(^^;
最後の大垣は、まだまだですね。
その後、伊勢の地を目指して行く前に詠まれた句が〆なのですが、
果たして辿り着きますでしょうか・・・・・。
ブログネタの一つにしようと思いながら、ずっと書きそびれており、
もうこうなったら遅くなりついでに、大垣に到達した時にでもUPしようかな、
などと思ったりしております。
いつも長くなってしまい、申し訳ありません。
あ、やつふさ~、いい加減失礼しないと、ご迷惑よ・・・ (^0^)
投稿: みっちょん | 2006年10月 3日 (火) 22:50
雪さん、こんばんわ。。
niftyのsakutaro亭への訪問、感謝。
RESしようとしたら私も書けなくなってるのさ。(笑)
奥の細道(青龍筆)の写本の写本(500円くらい)を私も持ってるが、なんと読めない。(ー_ー)!!
名筆家の字は読み辛いね。
まずは、御礼まで。
しぐれの忌思ひ出せ無い漢字かな・・さく。
(汗)
投稿: sakutaro | 2006年10月 4日 (水) 04:32
みっちょんさんへ
こんばんは♪
こちらこそいつもやつふさくんに遊んでもらって タラッタ♪も大喜びしているみたいですよ
よく「やつふさが○○って言ったの」なんて報告してくれます
ふたりのボケと突っ込みみたいなやりとりが面白くて 私も早く来てくれないかな~といつも心待ちにしているんですよ♪
「えんぴつで奥の細道」
みっちょんさんはすでにトライされていたんですね~
ほんと 書くことで自然に頭に入るようで 読み流すよりはずっといいみたいです
写経というのはしたことが無いのですが
父が突然亡くなったあと 母がしばらくしていたのを思い出します
あ でもうちのダンナもやっているみたいですよ
墨をすって ちゃんと筆で書いているようで感心してしまいます
鉛筆もですがそれ以上に私は筆が大の苦手でお習字の時間はゆううつでした(笑)
本当は「奥の細道」も 筆で書ければいいのでしょうけどね・・・(;^_^A
大垣に無事到着したらブログに書いて下さいね
私はまだ出発したばかり・・
だいぶ離れて後をついていきますので よろしくお願いいたします (#^.^#)
投稿: 雪うさぎ | 2006年10月 5日 (木) 00:34
sakutaroさんへ
こんばんは♪
サークルに久しぶりに行ってみたら閉鎖ということで一言書いてきたのですが
なんか寂しいですね~やっぱり
そういえばデリポップも廃止になるというお知らせがきていましたが すっかり時代が変ったということなんでしょうか
昔の字は名筆家のでなくてもわたしなどサッパリ読めません
殆どの人がそうって 実は問題ですよね~
読み書きの「読み」という教育が 昔とは根本的に変っちゃったんでしょう
戦前の小学生が書いた字だってびっくりするほど上手いから 多分「書き」のほうもね・・
投稿: 雪うさぎ | 2006年10月 5日 (木) 01:45
大垣で三菱や、懐かしかっミミズと、ひと文字とか三菱鉛筆など生き残っていたのね
ノートを読み書きした?
投稿: BlogPetのタラッタ♪ | 2006年10月14日 (土) 11:29