別れ(1)
そう
この夏の終わり 私はン十年も片時も離れたことのない恋人と別れた
いつもいつも そばにいた 一緒だった
嬉しい時も 悲しい時も 空しい時も怒っている時も泣いている時も・・
いやになったわけではない
もしかしたら今でも愛している でももう別れたの
何故って・・・?
そうね ふん 飽きたのよ
な~んちゃって 実はその恋人とは「た・ば・こ」のこと
8月31日夜 私は最後の煙草に火をつけながら家人に告げた
「見て 私がたばこ吸う姿 もう2度と見られないわよ」
ところが家人はな~に言ってるんだと全然信用しない
でもそれを最後に 以後1度も煙草を口にしたことはない
検索してみるに 禁煙ブログ 並びに禁煙掲示板とでもいうのだろうか
まあ禁煙に関する体験記その他 驚くほど多いのね~
禁煙を始めた日からこと細かく その心境や苦痛などを綿々と綴ったものも多く
その心理がわかるだけにとても興味深く 面白かった
実は私もきっと苦労するだろうから それを書きつづってみようかな
なんてちらりと思ったワケ
ところが思いがけないことに 書くこと無いんだな・・・これが
ふっと止めた それでおしまい
ここ数年は本数も増えていて 1日1箱をオーバーしていたと思う
それを1夜で止めるのはさすがに不安があったので
1週間くらいかけて序々に減らしていった
悲壮な禁煙の覚悟をしていたわけではなく ある種「実験」めいた気分のほうが強かった気がするけど まあ最後の数日4本 3本 最終日には2本にと減らしていった時はちょっと辛かったですね~
誰でもそうだと思うけど一番美味しいのは食事の後の一服
だから真剣に自問自答しましたよ 1日3本でいいの それ以上は絶対吸わない
それでもダメなの・・?って
結論は「ダメ」 それくらいならきっぱりやめるべし というのが自分の出した答え
もっともとりあえずやめてみるくらいの気分で実行したので別に達成感とかは無いのだ
1ヶ月くらいで安心するなよ 何ヶ月も何年も禁煙してて また戻っちゃう人も大勢いるさ と嗤う諸兄も多いことでしょうが (;^_^A
でもおかしいの
自分でも信用していなかったのか 今までの習慣から不安だったのか
たばこのなくなった9/1に一箱新しいのを買っているんです
どうしてもダメならいつでも吸えるから・・・が本当のところかな
この1ヶ月 封を切ろうという気持ちには有難いことにならなかったけど・・
いや 1ヶ月したら1本だけ吸ってみようか なんて気持ちもあったな
今ではその気持ちも失せている
我ながら冷たいなあ・・・あんなに親密な日々があんなに長く続いたのに
ふっと捨ててしまってもう顧みない
しかし冷静に考えてみるに 最後の週の減煙でわかったのだが どうやら私は身体的にいわゆる「ニコチン中毒症」ではないらしい
ということは心理的依存症の度合いが強かったということで それをあっさりやめて平気ということは
きっと気持ちのどこかで無意識に押し殺している部分があるのだろうな
何かのきっかけでそれが噴出すことはないのだろうかと 一抹の不安がないこともないのだが・・・
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